1999/4/15: 麹町のインド料理、アジャンタ


3年ぶりぐらいにアジャンタを訪れる。デジカメ持ってきてないので写真はない。


食べた料理
マトンカリー+ライス/1600+300円
アジャンタのマトンカリーは、そのスパイスの使い方に特徴がある。それこそ最高潮のときなどは、食べ終えた後に瞳孔は開きっぱなしで、覚醒したようなまさにスパイスハイ状態へと導かれる。そしてひたすら辛いということだ。しかしながら大幅な値上げ後には、味の安定度は向上したものの、スパイスの使い方は全盛期と比べると落ち着いているというか、なにかものたりないような気分にさせられた。そういうことをふまえながら、今現在のアジャンタのマトンカリーというのものを確かめるためにきたのである。今日食べたマトンカリーは出来としては文句はない出来であったと思う。値上げ前よりマトンが沢山はいっているが、これは値段からすれば何も不思議なことはない。問題となるスパイスの使い方であるが、やはり全盛期のような鮮烈なものはないが非凡であると思う。たしかにこれは他とはあきらかに違う。昔のような辛さはないが、食べすすめるうちに汗がしたたりおちる。ご飯の上にアチャールをのせ、その上からカリーをかけて食べるが、残念ながらいっきにいてしまうようなそういうパワーが伝わってこなかった。アチャールの力をかりてさえもこのように平静を保っていられるというのは、なにかしら残念な気がした。
ラッサムスープ/700円
全体的にトマトの味が目立っており、たしかにラッサムの味ではあるが、スパイスが押さえ気味というか物足りない。ご飯にかけて食べるとそれなりにいいのだが、これも感激するような気分を味わうことができなかった。

[総評]

全体的に料理はよく出来ていたと思うが、食後の満足感という意味ではまったくその ようなことを感じることが出来なかったのが残念。たしかに他とはあきらかに違う ものがあるが、アジャンタ的にどうかと問われたときに今一歩である。

2730円(税含む)


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Piconaもってないので動画はない。