1999/07/22: 神保町のネパール料理、シャンティ・マヤ

千代田区猿楽町2-2-5興新ビル1F
(TEL&FAX)03-3291-6570
日曜、祭日休み
昼:11:30〜15:00までランチタイム
夜:17:00〜22:00(土曜は20:00まで)


夜仕事終わって四川一貫に行ったんだけど、満員だったのでシャンティ・マヤに来ました。とてもすばらしいカリーを食べることができた。


ネパール家庭料理にハマる

ラッシー/460円
かなり濃い目の味で、マックシェイクみたいに粘度がありました。なかなか良い味をしています。
ラッシー
ナスとチキンのインド風炒め/620円
ネパール料理は中華の技法とスパイスの融合したものである。前も食べたけど、この炒め物が、とても食欲をそそります。かるくターメリックで色つけられて、スパイスがほのかにのっているという感じだが、しっかりしてます。スパイスは量をつかえばいいというものでなく、少量でその味、香りを引き出すのが腕の見せ所なわけです。
ナスとチキンのインド風炒め物 ナスとチキンのインド風炒め物
アチャール
有さんがいったように、たしかに醗酵度が弱かった。前は顔を近づけただけで、結構きていたのだが、今日のはそういうことはなかった。アショックさんに聞いてみたところ、今の暑い時期はあまりうまくできないのだそうです。乾燥がなかなかうまくいかないんだそうな。時期的には春とか秋が最も美味しいといってた。
アチャール
グンドュルック(ネパール家庭風カリー)/1380円
グンドュルックとは各種野菜の葉っぱを乾燥させたものです。ネパールでは最もポピュラーなものだそうだ。冬の寒い時期に収穫した野菜の葉っぱより美味しい所だけを乾燥させて、夏の暑い時期にたべるのだという。まさに今が旬。葉っぱを主としたカリーとはなんともめずらしい。メニューには載っていないので、おそらく従業員の食事だとおもわれる。アショックさんに今日のお勧めのカリーを聞いたところ、こっそり教えてくれたのだ。おかげでとても素晴らしいカリーを食べることができた。各種葉っぱの香りと味が独特で、そして油が凄い。だが、これがまったく嫌味ではなく、油が旨みを十二分に吸っていて、サラサラなのでご飯にとってもよくあう。まさに家庭風という感じである。残念ながら私が食べたので最後だそうで、来年の夏までおあずけということです。
グンドゥル グンドゥル ライス

[総評]

シャンティ・マヤに来るときは、かならずアショックさんにお勧めを聞くことにしている。今日みたくおもいがけないものが食べれるからである。家庭料理こそが真髄であるというのはまさにこのことであった。ここはキーマカリーなんかもかなり素晴らしいものではあるが、やはり木曜の昼に食べるネパール家庭風カリーとか、今日のグンドゥルみたいなカリーのほうに強く惹かれるものがある。8月からメニューを一新し、新しいものも加わるようなので、楽しみだ。

2919円(税込)


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Piconaもってないので動画はない。