1999/7/27: 小岩のインド・ネパール料理、サンサール
東京都江戸川区南小岩5-18-16 ニューシャトレ103
(TEL)03-5668-3637
営業時間:11:00〜22:30
月曜休
7/25に続いて再び訪れた。
ウルミラさんの後ろ姿
再びハマる
- 師匠はマニ氏
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サンサールで働く南インドはマドラス出身のコックは、ガナパティ・ランガンといいます。ランガン氏は、以前船橋にある「ガンディ」にて腕をふるってた。その腕は確かで、ビリヤニなどはスパイスでクラクラきそうなワイルドであったり、マトンカリーなどでもそのような体験をさせてくれる。そしてそれは以前「アジャンタ」で同様の経験があったことから、どことなく哀愁ただよう...そのランガン氏が、ガンディの前に働いていたところが、実は「アジャンタ」であった。それを聞いた時に、妙に納得してしまった。
日本には南インド料理のことについて紹介している本が3冊ある。「インドを食べる」、「誰もしらないインド料理」、「ごちそうはバナナの葉の上に」がそれ。いずれもすばらしい本なので、是非一読を勧める。この本の中に、マニという人がたびたび出てます。マニ氏はアジャンタのコックだったが、それはたいへん腕の良い料理人だったようです。私もひょっとしたらマニ氏の作った料理を食べていたのかもしれません。そしてランガン氏がアジャンタで働いていた時の師匠が、マニ氏というわけです。残念ながらマニ氏は国にかえってしまいましたが、弟子のランガン氏がその味を継承し、またランガン氏の持ち味をサンサールで、おもう存分これから発揮していくこと思う。そのランガン氏の作った今日の料理を見ていくことにしよう。
- ラッサムスープ
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なにはともあれこれがないとはじまらない。私が惚れぬいたラッサムスープである。しかも師匠のマニ氏も絶賛したというほどなのである。しかし残念なことにラッサムを注文する人はとても少ないのだそうだ。このように素晴らしいラッサムを飲まないなんて...とてももったいない。
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- ミックスピクルス
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やはりこれは欠かせすことができない重要なアイテム
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- グリーンチャトニ
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青臭い感じは、青唐辛子かな。あとココナッツの甘み。コリアンダーは入ってないようだけども、いれたほうがもっといいんじゃないかと思うが。
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- トマトアツァール
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ウルミラ「マスタード入れるな〜っていってるんだけど(ランガンさんに)彼南の人だからつい入れちゃうのよね(笑)」
ああたしかにね、南はマスタードよくつかうからね。トマトの甘スッパサとさわやかさがとてもいいです。これもご飯にちょっとかけてという食べかたは南のほうでは日常茶飯事といったところでしょうか。
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- ネパールの家庭風カリー(挽肉)
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今日も何かネパールの家庭風のカリー出来ないか聞いたところ、この挽肉カリーを出してくれた。メニューにあるのとはまったく違う。ウルミラさんが言うには、ネパールでは出産した時にお母さんがこれをよく食べるのだそうだ。辛みはあまりなく、甘みとカルダモン、挽肉を噛みしめたときのじわっとした味わい、全体的にやさしさを感じる、家庭風のカリーといえよう。
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- マサラティ
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食後の一時
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[総評]
私が店に来た時に、数人いたがいずれも会計のときに、「とてもうまかった」としきりに感激していたのが印象的だった。印象的といえば、サンサールに私が最初きたときに、おもむろにデジカメで店の写真を撮影しているのを見たウルミラさんが、ランガン氏に
「ほら見てごらん、あれ、ガンディでビリヤニ撮影していた人だよ!」
といってたらしい(笑)。とても印象深かったので覚えていたのだという。うーむたしかにね、そうかもしれない(笑)。ちなみにランガン氏、そのとき私が撮影していたデジカメが欲しくて欲しくて、秋葉原にいって一生懸命探したけど、パソコンないとダメなんだなということで、がっかりしたらしい。
2205円
[動画でgo!]
Piconaもってないので動画はない。