1999/10/30:緑園都市のインド料理、GANESH(ガネーシュ)

神奈川県横浜市泉区緑園4-1-6ジスタスビル2F
(TEL)045-814-0711
営業時間:11:30〜22:00(21:30LO)
水曜日(祝日の場合営業)

参加者は、mori、inaの2人でした。


今日は友人と2人で車で行ったんだけど...結構時間がかかって14:30ぐらいに到着。電車で行くなら、相模鉄道の緑園都市っていうところで降りて3分ぐらいです。
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張り紙と置物
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ガネーシュの店内は明りがあまりなく、デジカメでの撮影が厳しいので外で食事をすることにした。今日は天気もよく、暖かいので最高だった。
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これはチーフコックの石原さんへの土産です。これが何かは、あえて書きませんが、知る人ぞ知るというやつです。南インド料理の決めてとなるものとだけいっておきます。ちなみにフレッシュ。香りが凄い...くくく...。
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悪魔のささやき〜そして我々は堕ちていった...


あぁ堕ちて行く...
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サフラン入りの酒
チーフコックの石原さんに食前にいかがですかと、サフラン入りの酒をすすめられたので飲んでみた。黄色い色は漬かっていたサフランの色で、その他にジラ(クミン)、カルダモン等がはいっている。スパイスが酒に熔け混んでいて、酒自体は甘めでテーブルの上に1本置かれてたらまたたくまに飲み干してしまうような口当りのよい酒だった。
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チリの油揚げ
近所の農家からとても素晴らしいチリを頂いたとのことで、そのまま油で揚げたものを出して頂いた。ちいさいのはプリックですかね、味もだけど素晴らしく香りがいいです。緑のやつも香りが良く、どちらも辛いですね。調子にのってバクバク食ってたら胃のほうがジワッと痛くなってきた(笑)。
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ギー
サンバルの上から少しかけて、ご飯とまぜるとマイルドになりとてもよいです。
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ペッパーパウダー
私は一番最初にこれを少しご飯にかけて、上からギーを垂らし混ぜ混んでたべます。その他下地にこれをすこーしかけてやってラッサムとかもいい。
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タマネギのアツァール
酸味がよくでていて、爽やかかつピリッと辛い。ミールスの合間にいいです。
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パパドフライ
ご飯のふりかけ用。moriさんに、「ふりかけて食べるとうまいんだよ」と教えたら、見事ハマってた。
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バスマティ米
電話で行くことを伝えたときに、蟹のカレー以外はとくに何もいわなかったのですが、わざわざ炊いてくれました。一時サンサールでほとんど毎日食べてたので、なんかなつかしい気がする(笑)。炊きあがりが見事で香りたつ、といったかんじでした。パラパラしており、いくらでも入ってしまいます。2ターリ+1皿ぐらい2人でたいらげました。
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サンバル
土産をフライパンで熱したとき、とても良い香りが立ちこめるので、石原さんの職人魂に火をつけてしまったようです。「あまりにも良い香りなので、サンバルをこれからつくりますから、ちょっと待ってて下さい」というその言葉に期待せずにはいられない。しばらしくて「素晴らしいサンバルできました、味見してください」といわれ、どれどれってな感じで味見したわけですが、バッチグーでした。小粒のムングダルが煮崩れるまで煮込んであり、とてもやさしく深みあり、香り漂う素晴らしいのが出来た。後で1.5人前ぐらいの器でもって来てくれましたが、とにかくガツガツ食いましたね。結局おかわりしたのですが、本当に素晴らしかった。今回のはどちらかというとダル寄りのサンバルに仕上げたらしいですが、このようにサンバルといってもいろいろな作り方があるので、同じ料理でも作り方で味がいく通りもあり、南インドの料理は奥が深い。
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ラッサム
この濃くて力強いラッサムはたまらん。ペッパーの効き具合と辛さが素晴らしい。しかしなんといっても今日のラッサムはフレッシュの土産が入ってるので、オーラが漂っている。
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ナンドゥマサラ(渡り蟹のカリー)
別名悪魔のカリー。はっはっは、これはまいったよ!。石原さんから「病み付きになりますよ」っていわれてたけど、確かにそうかもしれない。「身よりも汁がうまいんですよね、これをご飯に混ぜ混んで食べると最高です」って、あぁその通り。こぉれはまいった。めちゃくちゃうまい。カニミソって感じだけども、たんなんるカニミソって感じではなくて、スパイスが混ざりこうしてカリーになることで、めちゃくちゃ独特で深みのある、まろやかな味とでもいうのかクセになる。脳味噌のカリー...ブレーンマサラに似ているかもしれないな。ケララの方のネイティブ料理かなという感じがするとにかくうますぎる。ああ、また食いたい。
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魚とダルの煮込み
土産をもって来たので、それで何か作ってくれないですかとお願いしたら、「じゃぁ魚とダルの煮込みでも作りましょう」ということで、作ってもらった。いやぁ、これまたまいった。まいったの連発なんだけど、素晴らしいのだからしかたがない。魚はカジキマグロなんだけど、とれたての新鮮なやつ。このカジキマグロとダルをグシャグシャに混ぜ混んで、ご飯とさらに混ぜて食べるとダルの甘みと香ばしさ、カジキマグロのうまみが混じりあい素晴らしい味。フライパンにフレッシュな土産を入れたときにとても良い香りがたちこめ、その香りを吸収してこのような素晴らしい味になるのだという。これまたメチャクチャはまる。moriさんも夢中でガツガツ食べてました。
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ミックスピクルス+ダヒ
そう、これなんだよね。ミールスの締めはカードライス!。このダヒにミックスピクルスを混ぜると最高なんだ。これによりマンゴーの味がより味わえるというか、次もどんどんいけというふうに後押ししてくれるので、ご飯がガンガン食べれてしまう。おそろしや。
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食後のティと菓子
菓子はココナッツバルフィというやつで、あまりを少しもって来てくれた。甘いココナッツのクッキーみたいな感じ。それを少し食べ、ジンジャーティを飲むというのがいい。バルフィがなくなったら、黒砂糖を食べたり(笑)。
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[総評]

今週は火曜に行ってるから2回目...といっても場所が場所だけに通うというわけにはいかないんだけど。で、石原さんに電話で行くことを伝えたとき、蟹のカリーとサンバル、ラッサムでおきまりのパターンかなと、軽い気持でいたんだけど、なんともいろいろ作って頂きました。本当にありがとうございました。満足したという言葉では...不十分だな...最高です...でも不十分だな...悪魔に魂を売り渡したとでもいっておきますか。とにかくあまりにも食べるのに夢中で...後で泣きを見るという出来事がありましたが、それぐらい今日の内容は素晴らしかったということです。今日の食事も基本的には、飯をガシガシ食べさせる内容ということだけど、菜食と海産物との2本立てという感じでこれはちょっと新鮮だった。また、蟹のカリーがこれほど病み付きになるとは思いもよらなかった。普通に蟹ミソを食べるのとは明らかに違います。また、豆と魚の煮込みも素晴らしい。この豆と魚の融合というか、これがなんともいいですね。こうしてみると形は違えど日本人の食事にモロ合っているという感じがします。毎年米の消費量が減ってるそうですが、南インド料理がもっとはやると消費量が鰻登りになるのではないかな。ご飯おかわりせずにはいられないですからね。ようするにわれわれは南インド料理にハマった時点から悪魔に魂を売ってるわけです。とにかく満足の一日だった。

ひとり3750円。


[デジタルカメラ]

今回は、サンヨーのDSC-V100で撮影しました。

DSC-V100による全撮影データ(640*480)は*ここ(35枚)*にあります。