2000/10/7:緑園都市の南インド料理、GANESH(ガネーシュ)
神奈川県横浜市泉区緑園4-1-6ジスタスビル2F
(TEL)045-814-0711
営業時間:11:30〜22:00(21:30
ラストオーダー)
水曜日(祝日の場合営業)
参加者は、Ai、inaの2人でした。
- プーリタマネギココナッツ煮添え
- プーリ、トマトチャトニ、タマネギココナッツ煮。
-
- プーリ
- アタではなく、大麦を使用している。粘りはなく、パサツキ気味ではあるが、噛みしめるほどに味がよくでてきて美味しい。油であげてあるため、いっそううまみが上がっている。香りもよろしい。
-
- タマネギココナッツ煮
- タマネギを炒めるというよりも、軽くココナッツで煮たという感じである。ところどころにマスタードが見られる。ココナッツの甘みがタマネギにしみており、全体がまろやか。タマネギは火を通しすぎないように、十分注意しつつ、もっとも気を使っているところが塩加減。絶妙なバランス。シンプルなため、気が抜けないであろう。
-
- トマトチャトニ
- 酸味バランスがよく、すっきりした味わいだ。
-
- パロタ
- これも大麦を使用している。厚みがあるため、より一層大麦のが味わえる。粉ものが好きな人にはたまらないであろう。
-
- メイン
- レモンライス、トマトライス、ダルと白胡麻、ペッパーラッサム、ラッサム(レギュラーメニュー版)。
-
- トマトライス
- いつぞやのパーティ以来である。トマトの赤みがほのかに色づいた、とても綺麗。ほのかなトマトの香りと味がライスとからまって最高。
-
- レモンライス
- 素晴らしい色合い。薄くほのかな黄色が載っていて、味加減も申し分なしである。
-
- ダルと白胡麻
- ダルに白胡麻を荒いペースト状にし、ギーと混ぜ合わせたものだ。スターターとしてライスと混ぜて食べるといいだろう。
-
- ラッサム(レギュラー版)
- 店で出しているレギュラー版のラッサム。スパイスがとてもよく効いており、力強い味わい。固定ファンも多い。
-
- ペッパーラッサム
- ダルスープを使い、とてもシンプルに仕上げたものだ。とてもシャバシャバで、すきっとした味わいである。個人的にはレギュラー版よりもこちらのほうが断然好み。
-
- パパド
- 揚げたタイプ。割り崩してライスの上からフリカケとして使用する。
-
- ライタ
- 赤いタマネギが入っている。すっきりした味わいで、ビリヤニもしくは今日のようにレモンライス、トマトライスの場合、最高の相性。それらにかけて食べると格別の味わい。ぜひともおためしあれ。
-
- 冬瓜のサンバル
- どこか家庭風の感じがして好みだ。ギーは最小限に抑えてあるが、サンバルのやさしくまろやかな印象は損なわれていない。冬瓜は煮え具合が程良く味わいもとてもよかった。
-
- ミーンコロンブー(カツオ)
- 最高。これは傑作。いつぞやのナンドゥマサラ以来の衝撃である。カツオ自身もとても質が高く、マサラを漬け込んだりしているそうだが、手間がとてもかかっている。スモークされているために味わい、香りともに格別素晴らしい。それのまわりにかけられたソースも絶品である。そして、まわりにちりばめられた生のカリパッタがさらに味のボルテージを上げている。これをライスによーく混ぜ込んで食べると、最高の気分だ。素晴らしい!。
-
- ラッサムライス
- 夜の分のラッサムを仕込んだとのことで、「ラッサムライスいかがですかとの誘いに載ってしまった」。少々ギーを混ぜ込んで、全体的にポテッとしている。ライスひと粒ひと粒にラッサムがコーティングされており、これまた格別の味わい。
-
- クルフィ
- アイスキャディのやつはよく見ますが、この手のものははじめて。ビスタチオが入ってて、練りが凄くあり濃い目で最高にいいです。これに黒蜜をかけると最高なのですよ。
-
- コーヒー
- 豆はマイソール産の単一種を使っている。南インドの料理を食べた後は、コーヒーという気分です。黒砂糖(沖縄)はクセになるから入れすぎないほうがいいです。
-
●ごちそうさま
目玉はなんといってもカツオのミーンコロンブーだろう。石原さん本人は魚料理はあまり得意ではないといいつつも、どうしてどうして、ナンドゥマサラ、マナガツオのダル煮込み、そして今日のミーンコロンブーと、私を魅了し続けている。そして、いろとりどりのライスは、綺麗でかつ味加減もよかった。ラッサムも2種類に、ラッサムライストと、ラッサムづくしでもあった。最高の一日でした。いつもありがとうございます。