2000/5/27:東中野の南インド料理、カレーリーフ

中野区東中野3-1-2阿部ビル2F
(TEL/FAX)03-5330-5134
ランチタイム/火〜金12:00〜14:30(LO.14:00)
土12:00〜15:00(LO.14:30)
ディナータイム/火〜金18:00〜(LO.21:30ごろ)
土18:30〜(LO.21:30ごろ)
祝日18:00〜(LO.21:30ごろ)
定休日/日・月(月曜が祝日の場合は夜営業)
★6〜9月は第2、3月曜日のみ休業、他の月曜日の夜は営業
★桜の季節は曜日に限らず営業



IFCスタンダード


ミールスまでもうひといき
DSC-V100による撮影データ

パパド
パパドは揚げたものだ。やはりこれはフリカケとして使用したい。香ばしい香りがアクセントになる。
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ご飯のおとも3点セット
自家製ポディ、ミックスピクルス、ギーの3点セット。自家製ポディは、ウラッドダルを、少量の油にヒングを溶かして煎ってチリと塩が軽くあえて、細かく砕いたもの。まずこいつをライスにフリカケて、上からギーを少量垂らして指先でよーく混ぜこむ。この作業はスプーンよりも手で行なうほうが断然やりやすい(ということで手食がお勧め)。これが開始の合図だ。豆のカリカリした食感が心地よい。カリーを食べるときにかけてやってもよいだろう。また、ギーはサンバルの上からかけてさらにマイルドな感じを出してもいいだろう。残りのミックスピクルスだが、これをライスと混ぜ込んで食べてもいいのだが、幾分しょっぱさが目立つので、お勧めはダヒを注文して併用することにより、よりうまく活用できる。
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ラッサム
上に浮いたカリパッタは、見る人が見ればわかるのだが、この緑緑した感じはまぎれもなくフレッシュ。香りも強く、パワーが違うのが感じとれるであろうか。厨房からヒングの香りがプンプンたちこめて、ペッパーやらニンニクやらいろいろ混ざりあい、なんとも独特の味だ(サンサールの感想では、"基本"の2文字で終ってるのになんて長い解説だろう)。基本的にはカリーよろしく、ライスにかけていただく。あまったら飲んでしまえばよい。
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ミニサンバル
豆は煮崩れており、やさしい味わいが堪能できる。ギーをうえからかけてやることにより、よりマイルドかつまろやかな味わいになる。ラッサムと混ぜてやると、なんとも不思議な味わいに変化する。
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春ナスのサワーカレー
週替わり(それとも日替わり?)で、レギュラーメニューにないカレーが壁のボードに掲げられている。今週は春ナスを使ったサワーカレーだ。トマトベースで、いくぶん濃い印象を受けがちだが、それよりもタマリンドの酸味が目立つ。これがライスにとてもよくあって、サンバルとまぜることにより、うまい具合に調和がとれる。春ナスは、一度油通ししてあるため、ナスが締まっていて味わいもよく引き出されている。
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ダヒ
デザートにヨーグルト...ちょっとまってほしい。たしかにそれもいいが、こいつもライスにかけてカードライスとしゃれこもうではないか。おすすめは、先のご飯のおとも3点セットのミックスピクルスも混ぜてやるのがおすすめ。こうすることにより、ミックスピクルスの塩っ気がダヒによってうちけされ、ピクルス(ほとんどがマンゴー)のうまみがダイレクトに味わえる。ダヒのスッキリさわやかな感じに、酸味がライスいバッチリあう。食事の締めには是非ともおすすめ。上からちょっぴりラッサムをかけてやってもまたよい。
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チャイ
甘さ控え目といわず、甘くしてのもうではないか。
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●ごちそうさま

カレーリーフのレギュラーメニューが一新された。消えた料理もあるので、昔から好きで注文していた人にとっては、ダメージは大きいであろう。しかしながら私は今回のメニュー更新は、とてもわくわくしてしまう。メニューを一通り見ると、ノンベジのカリーが少なくなり、野菜のカリーの種類が増えている。また、サモサがなくなり、プーリポテトや、ロティ等が追加されている。そしてきわめつけは、ご飯のおとも3点セットだろう。この3点セットをうまく使いこなすかどうかで、カレーリーフの新メニューを、南インド料理の食事を、よりよく楽しむことができるのではないだろうか。私の食事が参考になれば幸いです。