今回は、KANCHANAカレーリーフの2部構成です。


2000/9/30:九段下のスリランカ料理、KANCHANA

東京都千代田区九段南1-4-2
(TEL)03-3264-8986

参加者は、binbou、Ai、inaの3人でした。


サラダ
今日は大葉のソースがかかっていた。
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サンボール
いつものサンボール。辛すぎるということもなく、爽やか漂う病み付きになるような味である。
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チキンカリーベントタ風
徹底的に油を取り除き、すっきりとした味わいに仕上げている。いわゆる肉系のカリーにありがちな油が浮いてリッチなものとは縁遠い。客の中にはものたりないという人もいると聞くが、そうかもしれない。個人的には好み。むしろ毎日でも食べてもいけるのでは。胃もたれせずヘルシーである。感じんの味のほうはどうかというと、これがまた不思議な味わいで、今まで食べたカリーの知識を総動員しても具体的に述べるのは難しい。マトンカリーと違い、酸味付けのゴラカは使用していない。そしてどこか日本の味を懐かしむようなそういう雰囲気をただよわせている。スパイスはおそらくその日の内に擦ったものだろう、あいかわらずまとまり感のある良いバランスを持っている。
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チャイ
セイロンティーというぐらいだから、本場だ。茶の葉は質の良いものを使用しているようで、飲み口が違う。砂糖は最初から煮詰めているわけではなく、後で好みで入れる。
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●ごちそうさま

メニューの品目は多いとは言えないが、一つ一つの料理を注意深く観察すると、鮮度の大切さやスパイスのバランス等とても勉強になることが多い。いずれ夜のレギュラーメニューも味わい新たな発見をもたらしてくれることを期待する。


2000/9/30:東中野の南インド料理、カレーリーフ

中野区東中野3-1-2阿部ビル2F
(TEL/FAX)03-5330-5134
ランチタイム/火〜金12:00〜14:30(LO.14:00)
土12:00〜15:00(LO.14:30)
ディナータイム/火〜金18:00〜(LO.21:30ごろ)
土18:30〜(LO.21:30ごろ)
祝日18:00〜(LO.21:30ごろ)
定休日/日・月(月曜が祝日の場合は夜営業)
★6〜9月は第2、3月曜日のみ休業、他の月曜日の夜は営業
★桜の季節は曜日に限らず営業


MADRAS-Meals
ミックスピクルス、トマトチャトニ、アル・ポリヤル、トーレン、パパド、ジャガイモのクートゥ、サンバル、ラッサム、ライス、ダヒ。
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ミックスピクルス
最後のダヒライスのときに混ぜるのがお勧め。あとは、食事の合間にペロッとひとなめしてアクセントをつけてやるとよい。
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トマトチャトニ
こちらも食事の合間のアクセントに。
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トーレン
おそらくトーレンだと思う。ココナッツの甘みが全体を和ませ、他の料理のじゃまをせず、混ぜ込んだ時の調和がまた良い。
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アル・ポリヤル
定番なポリヤルだろうか。ジャガイモの甘みは適度で、甘すぎなく食事の合間に食べてもアクセントになるし、混ぜ込んでもよし。
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パパド
ふりかけ用。
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ダヒ
自家製のダヒ。酸味バランスのとれていてとても美味しい。最後のダヒライスとして使用しよう。
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ジャガイモのクートゥ
おそらくダルスープを使用しているためか、全体的にはポテッとした感じではなく、トロトロのクルマのようなグレービーである。全体は白身がかかっている。味わいはまろやか。
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ラッサム
あいかわらず爽やかな酸味と香りが特徴的。単一でライスにかけてももちろんいいが、サンバルをかけたあとで、こいつをごく少量隠し味的にかけたりとかするのもまたいいのである。
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サンバル
定番のサンバル。味加減はやわらかで、落ち着いた味である。混ぜるベースとして、これが一番用途が多いから、量もそれなりにある。
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マサラチャイ
食後はチャイ。この黒砂糖がクセもの。これは病み付きになってしまうのであまり入れないようにしよう(笑)。
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●ごちそうさま

このところここに来る時はかならずミールスを食べているが、構成内容は普段のレギュラーメニューの組合せではここまでは組めない。チャトニやポリヤルが加わることで味の幅がさらに広がる。