今回は、KANCHANA、カレーリーフの2部構成です。

2000/9/9:九段下のスリランカ料理、KANCHANA

東京都千代田区九段南1-4-2
(TEL)03-3264-8986

参加者: binbou, ina

参加者は、binbou、inaの2人でした。

お店は九段下駅から徒歩1分。象のあんないが駅の近くにでてます。

サンボール: インドではアチャールに相当する。このサンボールは基本のものだと思うが、他にも鰹節やココナッツを入れたポル・サンボールや、辛いカッタ・サンボールといったように数多くのものが存在する。これとライスだけでも食事がなりたってしまう。
サラダ: 上にかけられた、リンゴとニンジンのすりおろしが、爽やかでいい感じ。きちんと昼のランチにあわせて作ってるから、鮮度が良いです。
野菜カリー: もともとの辛さは甘口。とりあえず中辛ぐらいにすることにしたが、そうして正解だったかもしれない。バランスとしては中辛が一番いいようにおもえる。たっぷりとココナッツ(パウダー)が使われており、スリランカで有機栽培されたスパイスはとてもよく調和している。トマトが入っているため、グレイビーが赤みを帯びている。ほうれんそうの口当りがまろやか。みじん切りされたタマネギ、カラピンチャ(ドライ)、ダル(おそらくマスールダル)が入っている。ちなみに酸味付けのゴラカは入ってない(マトンカリーにははいってる。これがとても爽やか)。油はとても少なく、まったく胃にもたれることもなくまろやかで全体の調和がとてもよくとれている。

●ごちそうさま

ここでカリーを食べた人は、直にスパイスの刺激が感じられないので、おとなしめに思う人がいるかもしれないが、実際スパイスは効いてます。味として他の素材と融合している。そのバランスの良さに注目したい。パーティなんかも受け付けてくれるようで、そういうときはフィッシュカリーや、他のサンボール等もっとネイティブな料理が出してもらえると思う。小さい店ながら素材に気を使い、味の管理もしっかりされているようで、期待できる店である。

2000/9/9:東中野の南インド料理、カレーリーフ

中野区東中野3-1-2阿部ビル2F
(TEL/FAX)03-5330-5134
ランチタイム/火～金12:00～14:30(LO.14:00)
土12:00～15:00(LO.14:30)
ディナータイム/火～金18:00～(LO.21:30ごろ)
土18:30～(LO.21:30ごろ)
祝日18:00～(LO.21:30ごろ)
定休日/日・月(月曜が祝日の場合は夜営業)
★6～9月は第2、3月曜日のみ休業、他の月曜日の夜は営業
★桜の季節は曜日に限らず営業

MADRAS-Meals: 今日は急だったもので、チャトニが用意できず。ミックスピクルス、カボチャのポリヤル、アル・ポリヤル、パパド、ズッキーニのクートゥ、サンバル、ラッサム、ライス、ダヒ。
ミックスピクルス: 最後のダヒライスのときに混ぜるのがお勧め。あとは、食事の合間にペロッとひとなめしてアクセントをつけてやるとよい。
カボチャのポリヤル: グレービーソースにカボチャを加えて、トロトロにしたようである。チャトニの代用もかねるためだろうか。いずれにせよ、カボチャの甘みが素敵である。
アル・ポリヤル: 定番なポリヤルだろうか。ジャガイモの甘みは適度で、甘すぎなく食事の合間に食べてもアクセントになるし、混ぜ込んでもよし。
パパド: ふりかけ用。
ダヒ: 自家製のダヒ。酸味バランスのとれていてとても美味しい。最後のダヒライスとして使用しよう。
ズッキーニのクートゥ: カレーリーフのクートゥは、どちらかというとトロトロではなく、ゆるめのシャバシャバの傾向。ズッキーニは癖がなく、素材自体の主張がうるさくない。食べると爽やかさが感じられ素材としてはよく合っているようである。
サンバル: 定番のサンバル。味加減はやわらかで、落ち着いた味である。混ぜるベースとして、これが一番用途が多いから、量もそれなりにある。
ラッサム: あいかわらず爽やかな酸味と香りが特徴的。単一でライスにかけてももちろんいいが、サンバルをかけたあとで、こいつをごく少量隠し味的にかけたりとかするのもまたいいのである。
マサラチャイ: 食後はチャイ。この黒砂糖がクセもの。これは病み付きになってしまうのであまり入れないようにしよう(笑)。

●ごちそうさま

今回はMealsの注文が急だったので、ありあわせで作ってもらったが、なかなかのものだった。ライスは2.5杯たいらげたが、それぐらいいっちゃうでしょう。