2000/1/8:緑園都市のインド料理、GANESH(ガネーシュ)

神奈川県横浜市泉区緑園4-1-6ジスタスビル2F
(TEL)045-814-0711
営業時間:11:30〜22:00(21:30ラストオーダー)
水曜日(祝日の場合営業)


相模鉄道、緑園都市下車して徒歩で3分。
DSC-V100による撮影データ

ガネーシュってのは神様だ。
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店内。
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いわゆるミールス
セットメニューにあるミールスではなくて、ラッサム、サンバルを基本として、適当に見繕ってもらった。
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バスマティ米
炊き方がうまい。ライスがパラけていて、香りも高く軽い。大盛り2杯+半ライス食べてしまった。
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ミックスピクルス
食事の締めのカードライスのときにヨーグルトに混ぜるのに使用する。
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チリを揚げたもの
油で軽くチリを揚げたものだ。箸休めにいい。
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アルサモサ
マッシュポテトにするサモサはよく見掛けるが、中身は(写真とり忘れた)サイの目にカットされたジャガイモがはいってて、食感がとてもよい。
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ほうれん草と里芋のタルカリ
季節の野菜を使ったタルカリは、ほうれん草と里芋。里芋は形が崩れる事無く、持ち味をいかしてて素晴らしい味になっている。ライスに混ぜ込んで食べるべきだ。
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チキンカリー
チキンは骨付き。味わいはマイルドであるが、スパイスそれぞれが際だつということがなく、仲良く調和してとても良い味を出している。昔はクローブだとかシナモンが飛び抜けたようなスパイスに魅力を感じていたが、食べ込むにつれて、このように調和しているのが大事なのだろう。
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マトンカリー
ラム肉を使用している。肉は柔らかくとてもよくスパイスが浸みている。こちらも調和がよくとれていて味がとてもよい。ココナッツミルクの甘みが強すぎる事無くほどよくまろやかなのがいいね。
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ギー
サンバルに少し垂らしてやったり、ライスにかけたりするのがいい。
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ガーリックチャトニ
ガーリックというのはあまり感じさせず、酸味がとてもよく出ていて、ライスに混ぜ込んで食べるととても良くあう。
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サンバル
トーランダルの香ばしいような香りが印象に残る。味わいはやさしい味で、ライスをやさしく包み込むような感じだ。そして上品である。
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ラッサム
力強くパワー溢れている。ペッパーがとても良く効いており、サンバルと合わせてももちろんいいが、単一でもかなり力強さを感じさせる。
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カジキマグロの荒煮(煮こごり)
カジキマグロの内蔵や、骨の際の肉等を荒煮にしたものを冷蔵庫に入れると、煮こごりが出来る。少々臭みはあるものの、すばらしく深みのある味で、ライスと混ぜ込むととにかく食がすすむすすむ。
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ペッパーパウダー
ブラックペッパーと塩のパウダー。ふりかけとして使用する。これをライスにふりかけ、上からギーをすこーし垂らしてよく混ぜ込んで食べるとベター。
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タマネギのアツァール
薄切りにしたタマネギを軽く塩、レモン等であえたものだろう。食事の合間のアクセントとなる。
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ダヒ
食事の締めのカードライス用。これにミックスピクルスを加え、ライスとよく混ぜ込んで食べるのが最高。見ため気持悪がる人がいるが、実際やってみると素晴らしくうまいので、是非ともお勧めする。
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パパドフライ
これもふりかけ用。バリバリくずしてライスの上からかけよう。
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マイソール産インドコーヒー
南インドではカフェオレを飲むのが一般的のようだ。このマイソール産は単一種であるため、結構めずらしいのだ。
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ゴルベラコハルワ(黒糖アイス載せ)
カボチャのハルワに黒糖アイスクリームを載せた、なんとも贅沢なデザート。カボチャのハルワは、皮ごとスパイスを一緒にミルクで煮込む。それを裏ごしして、香りつけに、シナモンやカルダモンを。カボチャがかなり濃縮されており、ねっとりとしていて、甘みとシナモンの香り高くこたえられない味だ。しかも黒糖のアイスがそれに負いうちをかけて、甘いもの好きにはまさにたまらない一品。
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●ごちそうさま

満足するまで食べると量も凄いな。ひさしぶりに南インド料理を食べたということもあるけれど、かなり味わって食べたので、あらためてその味の奥深さに魅了されてしまった。すっかり石原さんにはお世話になってしまった。ありがとうございます。日本でインド料理を作る場合、素材の違いは避けようがないので、うまく季節の野菜を使い、インド料理の枠をはずさないように料理すれば、素晴らしいものが出来ると言う考えは大賛成だ。肉料理ではこうはいかないだろう。野菜は組合せでバリエーションを出す事が出来るが、肉料理の場合は肉自体のパワーに押されるため、ほぼ単一で食べるという形態をとらざるを得なくなって来る。そういう意味で、多くの人には野菜料理にもっと目を向けてもらいたいものだ。この店でもミールスセットを注文する人が増えて来ているというが、ほんとにごく一部を除いて手食までには至ってないようである。手食はとても大事だ。とてもセンシティブな味のものなので、スプーンで食べてしまうと台無しだ。手で感触を確かめ、香りを楽しみ、味わうという全身をもって食事を楽しもうということだ。