2000/1/29:東中野の南インド料理、カレーリーフ
中野区東中野3-1-2阿部ビル2F
(TEL/FAX)03-5330-5134
ランチタイム/火〜金12:00〜14:30(LO.14:00)
土12:00〜15:00(LO.14:30)
ディナータイム/火〜金18:00〜(LO.21:30ごろ)
土18:30〜(LO.21:30ごろ)
祝日18:00〜(LO.21:30ごろ)
定休日/日・月(月曜が祝日の場合は夜営業)
★6〜9月は第2、3月曜日のみ休業、他の月曜日の夜は営業
★桜の季節は曜日に限らず営業
お店はJR東中野駅から徒歩約2分。
- ラッサム/300円
- このコクのある味わいは、ヒングだろう。また香りもしかりである。日本で売っているヒングは、黄色い容器にはいってて黄色い粉末である。本に書いてあるものとは形状も匂もまったくことなる。粉末のものは、腐敗を防ぐためにターメリック等混ぜ物がされており、ヒングの含有率はとても少ない。かといってこれを大量に入れると苦みが増したりしてしまう。混ぜ物がされていない純粋のヒングは、茶色の粘土みたいで、匂いも本に書いてあるように、雑布の匂いがする。これを油に溶かすと、独特の香りがたちこめ、カリーに入れると深いコクがでて締まりがとてもいいのである。
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- サタデーブランチ/1180円
- ブリヤニ、ヤーレメラグー、今日のカレーから一種類、バトゥラ、ダヒという構成。
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- ブリヤニ+ヤーレメラグー
- このメラグーはペッパーカリーといわれているようだが、ベースはチキンカリーのようなものなのだろうか。ブリヤニはおろか、メラグーもサタデーブランチでしか食べれないものである。おそらくメラグーをライスにかけて食べて見たいという人は結構いたりするかもしれない。そういえば、ちょこっとフエンネルシードが混じっていたような気がする。ブリヤニにはメラグーがかかっているが、ダヒ、ラッサム、クットゥを混ぜてもいけることを付け加えておこう。
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- 冬野菜のクットゥ(ココナッツカリー)
- ココナッツミルクのすがすがしさに、旬の野菜がはいったココナッツカリーだ。旬の野菜には、大根、白菜、葱が入っている。これがとてもカリーにまっちしていて、葱もトロっとしているタイプを使用している。このように日本の旬の素材を活かし、インド料理に反映していく姿勢というのは、多くのインド料理店は見習うべきであろう。
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- バトゥラ
- 生地はナンのものを使い、油で揚げたものがバトゥラ。同じ揚げたパンでは、プーリがあるが、こちらはチャパティの生地(アタ)を使用する。いずれにせよ、すぐにできる。このバトゥラは油のうまみが加わるので、一層刺激されるのだろう。
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- ダヒ
- ダヒというのは私にとっては、ライスにかけて食べるためのソースという意味を持つ。辛みがきついものは、かけることによりマイルドになるし、味わいも格別のものである。
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- マサラチャイ/380円
- 普段はジンジャーティばかりであるが、たまにはマサラチャイもいい。ここの砂糖は沖縄の黒砂糖を使用しており、実はこれはそのまま食べてもうまいのである(笑)。
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●ごちそうさま
店主と話をしたが、昨年後半あたりから客層に変化がみられるようになったという。それに刺激をうけてか、南インドの料理をもっと前面に出して行こうというなみなみならぬ決意というものを感じとった。これは期待せずにはいられない。
ひとり約1800円ぐらいでした。
2000/1/29:小岩のインド・ネパール料理、サンサール
東京都江戸川区南小岩5-18-16
ニューシャトレ103
(TEL)03-5668-3637
営業時間:11:00〜15:00、17:30〜22:30
月曜休(祭日の場合営業)
- ジンジャーティ
- ライスを炊く合間にジンジャーティというのはいつものパターン。
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- ダルバート
- フィッシュカリー、ダルのアツァール、アルタルカリ、マンゴーピックル、ダール、ライス。
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- フィッシュカリー
- 魚がダメだな。ウルミラさんも言ってるが、大きな魚があってうまそうだったけど、なんかイマイチだというが水っぽい。カリー自体はまぁいいんだけど、この魚が台無してしまってる。
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- ダルのアツァール
- 乾燥グリーンピースを使ってるのが救いか。先日も言ったけど、濃度が薄くダルの味わいがあまりなくイマイチ。
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- ダール
- ダールは安定している。これがダメだったら目もあてられないしね。今日はいつになく厳しい。
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- アルタルカリ
- これについても文句はない。味もいいし、いつもおかわりしてしまうぐらいだ。
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- マンゴーピックル
- 食の合間にとか、ライスにまぜたりしていいんじゃないかな。
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- ライス
- 今後の課題はライスの質を上げることだろう。厳しい。
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- ジンジャーティ
- ジンジャーティに始まり、ジンジャーティに終る。
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●ごちそうさま
今日のダルバートはいつもに比べてレベルが低い。あまりにも目につくところが多かったので、当然ウルミラさんにも厳しく指摘したのは当然のこと。ここはインドやネパールに行き、現地の味を満喫した舌の肥えた厳しい客が多いので、気を引き締めてもらいたいところだ。私を含めてとにかく皆期待しているので、それに応えるようもっともっと努力をしてほしい。
[デジタルカメラ]
今回は、サンヨーのDSC-V100で撮影しました。
DSC-V100による全撮影データ(640*480)は*ここ(26枚)*にあります。