2000/3/26:休日もサンサール

メラグー

東中野の「カレーリーフ」では土曜日のブランチ時のみ出しているものである。これについては、書物で見たことがなかったので、いったいどういうものを指すのかピンとこなかった。わかっているのはペッパーを効かせてあるということ。これがカリーの部に属するものか、炒めものにはいるのかわからなかった。カレーリーフの店主によれば、「あっちではペッパーカリーといえばわかる」というようなことを言っていたような気がする。ランガンがサンサールに居るときに、聞いて見たが知らなかった。カレーリーフでは、これがビリヤニにかけられていたが、きっと白いご飯にかけてくったら最高だろうと思いを膨らませていた。サンサールもマニさんが来てから、事情は変わった。きてからいろいろなものを作ってもらったが、こちらの要求は全て通っている。その間口の広さといったら、凄いの一言。ということで「マニさん、メラグーってどういうもの?」と聞いて見たら、すんなり答えが帰って来た。前置きがだいぶながくなってしまったけど、メラグーはタミル語でペッパーの意味らしい。調理としては、やはりペッパーを効かせるのだそうだ。カリーを作るのとはレシピが違うらしい。チキンとかマトンなんかがよく知られるところだそうだ(他にもいろいろある)。とりあえずマトンで作ってもらった。炒めものに属するようだ。マトンに各種スパイス、そしてペッパーをよーく効かせて、マトンをより引き立たせているようだ。どちらかというと、ネパールのスナギモ炒めに近いかもしれない。汁気がまったくないのと、マトンの大きさから、ライスと混ぜ込むのはちょっと難しい。これに汁気のあるカリーを一品くわえたい。そこでいつものようにラッサム。マトンにあうかな...という心配もあったけど、いやぁ...これがとてもあっていた。よりペッパーが効き、酸味とメラグーの上にかけたレモンのフレッシュ感が素晴らしい。複数のものを組みあわせることによる、相乗効果だ。ペッパーがとてもよく効いてるため、汗がしたたりおちる。これが心地よい。

ウプマ

1日遅れで私もウプマを。ウプマはスージ(セモリナ粉)を豆、マスタード、青唐辛子等で炒めたものだ。全体的にしっとりとしていて、食感はオカラに似ている。見ため量はそれほどなさそうにみえるが、わりとこれ一つでお腹がふくれるので、朝食等にとてもよさそうだ。味は素朴な感じがして、口当りもやわらかい。シンプルな味わいで、マスタード等のスパイスがダイレクトに伝わってくる。味ももうしぶんなし。サンバルをぶっかけて、よーく混ぜて食べるのだ。

ワダ

マニさんがこれをインターネットに載せてくれというので。載せるからには一つぐらいつまませてちょうだいということで、食べて見た。冷めていたにもかかわらず素晴らしいうまさだった。出来たての軽くフワッとした感じはないけど、それとはちがってフワとして味わいがグッと深いような気がする。なるほどよく出来たワダというのは冷めてもこんなにうまいものかということだ。

素晴らしいダヒ

このダヒの素晴らしさは、ずばり後口。軽すぎて食べているという感覚を忘れてしまう程だ。そこにあれば有っただけ食べてしまいそう。後口がとにかくスキッとしている。

コーヒー

おぉコーヒーだ。

マサラドーサ

夜はこれだけです。別に昼間食べすぎたということではなく、ちょっと量を減らそうと...(笑)。今日のチャトニはココナッツチャトニだった。あいかわらず味がよい。マサラドーサは中にマサラ(具)が入ってるので、ちょっと豪勢だ。ぽってりしててわりかしボリュームもあります。だけども私にはやはり足りないね(笑)。