2001/1/28:サンサール

東京都江戸川区南小岩5-18-16 ニューシャトレ103
(TEL)03-5668-3637
営業時間:11:00〜14:30、17:30〜22:30
月曜休(ただし祭日の場合は営業)


フィッシュカリー(試作)
前々からリクエストしていた、チャウ・カリー(チャウはキノコを指す)を食い損ねてしまったので、がっかりしていたところに、フィッシュカリーの試作を持ってきてくれた。先週の魚より大きいやつを使ってみたという。魚はなんだかわからないらしい(名前覚えようぜ)。どういう魚をつかってるにしろ、味が肝心。先週のものに比べると淡白で、味の染み込みが甘いようにおもう。なので全体としておとなしめに仕上っているようだ。魚の相性の問題だろうか。ただし、グレービーソースはとてもうまい。
フィッシュカリー(試作)
ウォー
ツェラはなかったのだが、ウォーはある。したがって、こいつで一杯。また今週も昼からビールを飲んでいました。マトン・カリーのグレービーソースがばっちり合ってて、酒のつまみとしてもかなりいけます。半熟玉子のまろやかさは、あいかわらずたまらないものがありますね。
ウォーウォーウォー
アル・ラ・ムラコ・アチャール
アチャールがこれなんて最高ですね。アチャール好きは、これは絶対に食べてもらいたいものである。
ダル・バート
ダール、アル・ターマ、ナスとジャガイモのタルカリ、メティ・タルカリ、ライス。
ダル・バート
ダール
あいかわらず素晴らしい。こんなにシャバシャバで、見ため薄い印象を受けるが、ライスにかけてもしっかりした味わいだというから、たいしたものである。巷でスープカリーという言葉をよく聞くが、こういうのもそれに入るんじゃないかな。その手のチェックをしている人は、これもためしてみるとよい。
ダール
アル・ターマ
絶妙なる酸味が特徴のターマだが、これまた素晴らしい。やはりライスにバッチリあっていて、怒涛のごとくライスがすすむ。
アル・ターマ
ナスとジャガイモのタルカリ
今の時期のナスって味がのってないので、いまいちかなと思うが、料理自体はとてもよい。特にジャガイモは抜群にうまいので、カバーできている。
ナスとジャガイモのタルカリ
メティ・タルカリ
ここに来て、一度は食べておいたほうがいいと思うものがあるが、最近ではダイコンのタルカリなんかそれに値するものだし、今日のメティ・タルカリもそうである。これはサンサールのタルカリの中でも5指に入れたい。ネワールでは、よく食べるものらしい。まずメティをメインにして、タルカリにしてしまうというのが驚く。大量のメティにタマネギをあわせてある。メティのほろ苦さが漂う。そして、どことなくビター風味という印象を受ける。一口目は、変わった味だけどうまいなといいつつライスをほおばるのだが、次第にその手は加速していく。病み付きになってくるのである。
メティ・タルカリ
キール
デザート修行していたラナさんの作。使われている米は、ラナさんの田舎(?)で使っている米らしい。噛んだときいくぶん弾力がある。甘さ加減も上品で、味はとてもうまい。こういうデザートがあるのはめずらしいですね。
キールキール
食後の茶ですわ。
茶


●Namaste

メティ・タルカリにみられるように、今年のサンサールは今までとはちょっと違うようだ。皆の要望に応えるため、ウルミラさんも日本に来る前に作っていたネワール族の料理を思いだしながら、これからいろいろと出していこうと考えているらしい。フィッシュ・カリーもダル・バートに組み入れたいということで、どの魚が最も良いか試作を重ねているとのことである。というわけで、今年もやはりサンサールが台風の目となるであろう。