2001/12/8:スリランカレストラン294

茨城県筑波群谷和原村小絹165-1
Tel:0297-52-2940
Fax:0297-52-2941
11:00〜22:00
定休日:月曜
294のWebページ

参加者は、Fake、N-Jiri、Aya_Tanaka、Curry2、inaの5人でした。


アラック
水割りです。アラックはMendis。
DSC-SX560による撮影データ
デヴィルド・マール
チリ・ソースとペッパーを効かせた辛い料理。中国料理と言われてだされれば、信じてしまいそうな、そういうものである。この料理自体とりたてて、特筆すべき内容ではない。ペッパーの刺激、チリの辛みがダイレクトで、汗が出てくる。このようなものは、酒を飲むときに良い料理であるのは間違いないであろう。
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パイナップルのカリー
私は前回食べているが、他の人は初めてだったようである。結果的には、かなり気に入ったようで何よりである。また、意外にも今日食べた料理中、最も辛くて、濃厚な味であった。油分も他の料理に比べて多い。実際結構重いので、3人以上でシェアするのが望ましい。
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ポル・サンボール
今回は穏やか。前回私が食べたときは辛かっただけに、これまた意外であった。
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キリ・ホディ
先に申し上げておくが、メニューには載っていない。ベジ系の料理が少ないので、食事が重くなると思い、無理言って特別に作っていただいた。またシンハラ料理を食する上での私のこだわりであるので、わがまま承知で御願いした次第である。ターメリックの色良い黄色のココナッツ・スープで、煮炊きするものの基本となるもの。この味わいは、立石のラサイのが近い。特徴としては、さっぱりした口当たりで、ココナッツ・ミルクの甘さがあるものの、だからといってそれが強調されすぎない配慮が大事である。極論してしまうと、これとポル・サンボール、ライスがあればそれだけで食事は満足。
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ククルマス・カリヤ
チキン・カリー。油が若干多く、もう軽く一塩欲しい気もするが、味わいが現地のものを思わせる仕上がりだったので、おもわず笑みがこぼれてしまった。さて、現地を思わせるというこの味付けについて、どう説明したらいいだろう。読んでいる方に想像させるようなボギャブラリを持ち合わせていないのが残念だ。実際に食べてみてくださいと、おきまりのセリフを残して次へ。
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パリップ
スリランカでは、豆は諸外国から取り寄せているらしいのだが、日常の食事としてよく食べる。他の人は私が前回来たときの写真をみて、たいそう驚いた様子であった。それもそのはず、油が浮いており、その形相は目を疑いたくなるようなものであったのは、間違いのないところかと。実際私は、あれがパリップだとは思えなかったわけだし。今回出てきたものを見て、安心した。いったい前回のものは何だったのであろう。豆がやわらかく、まろやかな口当たりと穏やかな味付けは、私が最も好むものである。もちろん油が浮いているというようなことはない。現地の食堂で食べたものを思い出す。
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エビ・カリー
今日の料理の中で、この味はどうだったっけ...というように、特徴がない仕上がりであった。エビの味だけが印象に残る。かといってエビはエビそのものの味でしかなく、グレービーとの一体感というものが感じられない。グレービーのほうもおとなしくひっそりとしていた。
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キリ・パニ
定番のキトゥルハニーがかかったヨーグルト。辛い料理の後はこれでサッパリと。
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ワタラッパン
ムースのようになめらかな口当たり。素焼きのカップに入ってるのが雰囲気ある。蓋にひっついていたりする。
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キリ・テー
やはり締めはミルク・ティ。この味わいがスリランカン。
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●バダ・ピリラ

アーッパ、インディ・アーッパ、ゴトゥコラ・サンボールの3つについて食せなかったのがなんとも残念。ゴトゥコラ・サンボールは、夏限定ということで、素直にあきらめるが、アーッパ、インディ・アーッパは是非とも食べたかった。次回は電話してから来ることにしたい。さて、今回私は2回目であるが、前回の味とまるっきり違うので少々困惑気味。前回の油っぽくモタッとした料理はいったいなんだったんだろうと、しきりに頭をかしげるばかりである。あきらかに今回のもののほうが、味もよくコレダと強主張できるものがあるのは確か。どうやら一定の味を提供するという点では、少々難があるみたいである。正直なところこの店に限っては、味以外で再度訪れたいと思った珍しい店である。とにかく見晴らしは最高で、中もゆったりと広々としており、気分がとても良いからだ。だから多少のことでは目をつぶれる。実際料理がでてくるまで時間はかかる、味が一定ではないということはあるけど、それも全て許せる気分になってしまう。シンハラの料理を食すのであれば、是非とも訪れてほしい店であるといえよう。