2001/4/8:サンサール

東京都江戸川区南小岩5-18-16 ニューシャトレ103
(TEL)03-5668-3637
営業時間:11:00〜14:30、17:30〜22:30
月曜休(ただし祭日の場合は営業)


今日はこんな感じ
チャナ・マサラ、ブラック・ダール、ククラ・カリー、パラタ、ライス
今日はこんな感じ
チャナ・マサラ
実はサンサールのチャナ・マサラは、ファダムさん、ウルミラさんの2つの味がある。で、今日はウルミラさんの味。今日のチャナ・マサラの特徴としては、クミンとマスタード。そしてチリが少々効いていることにあるだろうか。ファダムさんのペッパーを効かせたダイレクトな味わいとは、また一味ちがった良さがある。とりわけクミンの香りがとてもよい。ライスで食べてもよし、パラタと食べてもこれまたよろしいときている。
チャナ・マサラチャナ・マサラ
ククラ・カリー
ククラはチキンを意味する。したがってチキンカリー。だがちょっとまってほしいのだ。私がわざわざチキン・カリーを単品で注文しているのには訳がある。レギュラー・メニューにはもちろんチキン・カリーはあるが、実はこのチキン・カリーはそれではない。チキン・カリーはもちろん好きだが、他の店でも何とかチキンとかチキンカラヒとかそういう類のものは良く食べるが、普通にチキン・カリーとメニューに載っているものは最近はほとんど注文したことがない。なんだかもったいぶっているが、このチキンカリーは、ネパールの、いやもっと局所的には、ファダムさんのお母さんの味をファダムさんが受け継いだものである。したがって、毎日あるわけではない。もともとは、ダル・バートに組み込むために、時々つくるようなものなのだ。たまたま今日はあったので、注文したのである。おそらくチキン・カリーを食べ歩きしている人でも、この味には出会ったことがないであろうものと思われる。特徴としては生姜が効いており、とてもあっさりした味わいながら、クミン等が効いており、ネパールならではという味なのである(なんとも要領を得ないが、まぁ食べて見て欲しい)。そして圧倒的なまでのライスとの相性の良さ。これは積極的に食べたい。
ククラ・カリーククラ・カリー
ブラック・ダール
少しもらった。とはいえ、カトゥリ1杯で、ほぼライス1人前は食えるからね。
ブラック・ダール
パラタ
本当は先日食べているはずであったのだが、他からも注文があって、私の分は出来なかったのである。「明日食べれるようにしておくから、きてください」といわれてしまう始末。というわけで、オーダーしなくても出て来てしまうという。このままいくとデフォルトで出されそうだな。生地を織り込んで作るので、焼き上がりのシェイプ感がなんとも良い感じなのだが、今日のは欲を言えばもうすこし織り込みが欲しいかな。味については文句ないのだけどね。
パラタパラタ
サフラン・ヨーグルト
始めにいっておくけど、ちゃんとサフランつかっています。色合いも綺麗なのだけど、味わいがやはり違う。ダヒのうまさも影響大であるわけだが、その点もぬかりはない。
サフラン・ヨーグルトサフラン・ヨーグルト
茶とラッドゥ
食後のお茶...だけではなくラッドゥも一緒に。ラッドゥは、ボリュームがある。肝心の甘さだが、スプーンで割るとジワッとシロップが浸み出て来る。甘いのが嫌いな人はまず食えないだろうけど、まぁでももうすこし甘いほうがいいなという人はきっといることであろう。私はこれぐらいでもいいのだけど。
茶とラッドゥ茶とラッドゥ茶とラッドゥ茶とラッドゥ


●Namaste

このところダル・バートの出が好調であるようだ。ダル・バートの完成度高さは、認めるところだが、他にもこの店には料理があるので、これからしばらくダル・バート以外のレギュラーメニューからも、毎回なにかを紹介していきたいと思っている。とりあえずマサラ系からいこうかとおもっている。