2001/5/5:サンサール

チキン・チリ

サンサールでは、かなり人気メニュー。全料理中一番辛いのもこれ。ブラックペッパーとチリをフューチャしたテイストは、スパイシー・チキン・マサラともいえよう。このテイストは、ある部分チャナ・マサラにも共通することから、おそらくパダムさんが作ったのだろうとおもったら、その通りでした。グレービーがなかなかよろしいですね。

チャパティ

パラタの腕前は見事であるが、はたしてチャパティはどうだろうと、いぶかしんでいたけれども、なかなかどうしてとても上手です。意外にもチャパティを出している店が少なかったりします。

ビリヤニとライタ

「ビリヤニ作ったので食べてみてください」とのこと。もちろんレギュラーメニューにもビリヤニはあるのだが、わざわざこのようなことを言うときは、決って特別であることは御承知の通り。レギュラーメニューのビリヤニと、どのように違うかと言うと、まず米が違う。ここで使われている米は、長米であるのもそうだが、最高のバスマティ米。作り方も米の炊き方からして違う。普通に炊くのではなく、スパイスを加えて炊き込む。そして別にマサラを作っておき、仕上げにそれを併せて作っている(たぶんね)。本来はもっと手間のかかった工程があるようだが、簡略化している様子。そうやって作られたビリヤニ、今回はベジタブルビリヤニでした。仕上りも米がパラッとしており、油っぽさはまったく感じられず軽やかである。また、ライタをあわせると抜群のうまさであるので、お勧めします。2杯ぐらいは軽くいけてしまうでしょう。このビリヤニが食べたい場合、当然ながら要予約ということになるけれども、1〜2人程度ではダメ。4人でもうーんといったところ。最低でも6人オーダー以上。できれば10人は集めてビリヤニパーティとかそういう形で作ってもらうべきでしょう。

マトン・カリー

掲示板で、ちょみさんが書いていたように、油をまったく使用しないで作られたマトンカリー。レギュラーメニューのものとは違い、特別料理。油だけでなく、タマネギも一切使用していない。マトンは骨つき。インドのものとはあきらかに味が異なる、ネパールのマトン・カリーである。醤油ではないけれども、うまく説明することは出来ないが、独特の味わいがする。グレービーは、トロトロというよりもシャバシャバよりである。スープとしてもいけそうな、そういう仕上りである。チキン同様、おそらく他では食べることができないであろう。

パラタ

今日も食べてしまった。

茶

食後の茶ですわ。