2002/4/21:インド・スリランカ料理、RESTAURANT294

茨城県水海道市山田町1130-1
TEL:0297-30-0508
11:00〜23:00
年中無休
294のWebページ

参加者は、nishi-yan、inaの2人でした。

LION　LAGER

スリランカのLIONビール。ラガーは、一番オーソドックスなタイプ。飲み口は苦味は押さえめに、軽い感じがする。このタイプだと、STRONGっていうのがあって、それだとアルコール度数が高いが、いかんせん温いのしか飲んだことがないのでなんとも...

カトゥレット

おなじみの魚のすり身を揚げたもの。揚げ方もカラッとしてて、すり身のほうも申し分ない。

フィッシュ・ロティ

ゴーダンバで魚のすり身を包んだもの。カトゥレットと中身は同じかもしれない。ボリュームがとてもある。ゴーダンバの仕上がりもなかなか良い。

シンハラの食事

このような食事は本当は朝とか夜なんだが...まぁここは日本だし、珍しいから別にいいでしょう。インディ・アーッパ、キリ・ホディ、ポル・サンボール、ルヌ・ミリス、ククル・マス・カリヤ。

ククル・マス・カリヤ

チキン・カリー。辛さはあまりないのだが、味は前の店鋪の時と同じと思って良いと思う。といっても行ったことが無いひとには意味ないのだが。油が浮いてるので、取り除いたほうがいいでしょう。インディ・アーッパのセットにはこれが付いてくるんだけど、相性はあまり良くない。むしろライスと一緒のほうがいい。

ルヌ・ミリス

いわゆる辛いサンボール。ただ辛いわけではなくて、タマネギ、モルディブ・フィッシュ、トウガラシ、スダチの汁(ライムとかレモン)が一体となって、辛くすっきりした味わいになっている。甘めのものと一緒が相性が特によい。

キリ・ホディ

実は前日に電話して頼んでおいた。ということは、その通り、メニューにはない。本来インディ・アーッパ食べるときは、チキン・カリーよりもこっちのほうが断然良い。キリ・ホディは、シンハラ料理の中でも最も重要な料理の一つ。シンハラ人ならば口を揃えて、最高であると言うはずだ。しかしながら、メニューにはない。これは残念だ。キリ・ホディとはココナッツ・ミルクスープのことだ。肉とか野菜だとかの食べるための具は入っていない。基本的に、煮炊きの基本となるのがこのスープ。飲み口は甘く、そして爽やか。夏の暑いときにこれをライスにかけて食べると、暑さもどこかへ飛んでしまうであろう。インディ・アーッパには軽くこいつをかけて、良く混ぜながら食べるこれが最高。

ポル・サンボール

何も言わなくても出てくる、そういった料理。削ったココナッツにチリ、モルディブフィッシュ、青トウガラシ、塩を加えて練り合わせたもの。これには旨味増強にトマトが加えられている。これまたライスといっしょでも良いし、インディ・アーッパに混ぜてももちろん良い。相性は抜群だ。辛めがおいしい。

インディ・アーッパ

真打ち登場。メニュー(ストリング・ホッパーで載ってます)にはあるんだけど、無いときもあるだろうから、前日に用意してもらった。ハンドル式のワンゲディアで突き出された麺状のものを、蒸しあげる。全部で24玉、一人12玉ある。適量でしょう。これをキリ・ホディ、ポル・サンボール、ルヌ・ミリスと混ぜ合わせて食べる。これが最高。他には何もいらない。これを食べるには、スプーンとフォークでは具合が悪い。試してみるといいが、まず混ざらない。そこで手指となる。とにかく良く混ぜて食べる。これにつきる。

キリ・パニ

アジャさんがお勧めするので、それに従う。食後のデザートではポピュラーなもの。ほてった体をクールダウン。パニが底のほうにあり、だんだん甘さが増してくる。

キリ・テー

たっぷり一人2.5杯。いいですな。

満足ですね。マルタ無き今、ここがホームグラウンドになりそうな感じ。凝った料理はいらない。シンハラ人が普段食べてる料理、それをそのまま出してくれるだけでよい。そうすると、今日みたいな食事になる。単純ながらも奥が深い。だから294には是非ともキリ・ホディはメニューにデフォルトで入れてほしいところ。ところで、インド料理のほうはまだやってなかったですね。別にやらなくてもいいと思うが...