2002/5/6:船橋のインド料理、SARNATH(サールナート)
千葉県船橋市宮本5-1-8
TEL:0474-26-0231
営業時間:11:30〜14:30、17:00〜21:00
定休日:水曜日
参加者は、nishi-yan、inaの2人でした。
- チキン・マサラ
- メニューでは、北インドの料理に分類されているものからのチョイス。なんと表現していいのか、マサラグレービーの味わいが、私のイメージしていたものと大きく異なる。そもそもどのようなイメージを抱いていたなどと、本人以外だれがわかるだろうか。どこかで食べたことがある味なんだけど、どうしても思い出せない。この味の雰囲気は、たしかインド料理ではなかったような気がする。なんかつかみ所のまったくない感想となってしまった。
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- マトン・マサラ
- こちらは南インド料理のほうからチョイス。香りは上品で、スパイスの香りがブワッとくるような印象はない。グレービーもかなりゆるいトロトロ。そして食べ口がとてもあっさりしている。食べたかどうかを忘れてしまうぐらい。塩加減とグレービーの煮込みのバランスだろうか。全体的に調和している味わいはあるが、食べた後にまったく尾を引かないグレービーソースは、まったく胃にもたれることなく、食事をしていることすら忘れてしまうほどの印象を受ける。
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- ゴア・フィッシュ・カリー
- 南インド料理からのチョイス。こちらはおおよそのイメージが分かるので、比較がしやすかった。酸味はあまり目立つことがなく、やはりとてもサラッとした食べくち。具は、メカジキだろうか。そしてナスが入っている。もちろんナンではなく、ライスのほうが相性はよい。
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- シュリンプ・マライ
- 北のインド料理からのチョイス。モグライグレービーを使った料理で、今日食べた中では、スムーズかつなめらかな口当たりで、リッチな食感。チングリ・マライという呼び方をされている料理でしょうか。ライスは相性悪いので、ナンと一緒に食べた方がよい。
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- ナン
- ふっくらと焼けて、食感も味もなかなかよい。私は普段ほとんどナンは食べないので、珍しいかもしれない。
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●ごちそうさま
風のように通り過ぎていった...というぐらいあっさりとした印象を強く受ける。もの足りないということはなく、また胃にもたれることもないだろうから、お年寄りでも問題ないであろうか。逆にシュリンプ・マライのようなコッテリしたタイプのものもあるので、そういう味が好きな人にも好まれるであろう。店自体は12席程の小さな店で、厨房も店主が一人で作業をするぐらいしかない。席数と一人で調理を行うということからも、メニューの数は決して多くなく、自分が納得してやれることだけに絞り込まれている。また、昨日今日出来た店ではなく、10周年を迎えていることからも、多くの人に愛されているのであろう。外で並んでいる人が3組ぐらいあったほどなので。
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