2003/10/11:サンサール

東京都江戸川区南小岩5-18-16 ニューシャトレ103
(TEL)03-5668-3637
営業時間:11:00〜14:30、17:00〜22:30
月曜休(ただし祭日の場合は営業)


マトン・ツェラ
いつものようにチャタモリ、バトマス・サデコをつまみにビールでも飲もうと思っていたところ、ウルミラさんが「今日はこれがオススメ」と、テーブルにはさんであるオススメ料理を指さした。マトンのツェラ。もともとは新宿だけでしか食べれないものであった。それが逆に小岩でしか食べることができなくなってしまった...新宿店いったいどうなるのか。気を取り直して料理をつまみながらビールを飲む。まずはボリューム満点なのがうれしい。塩加減が強めだが、ビールを飲みながらだとこれぐらいでも問題ないだろう。マトンの味わいが良い。そして少々辛めで、焦がしたメティのほろ苦さがビールに良くあう。毎回あるのなら、これも定番になりそうな予感。
マトン・ツェラマトン・ツェラ
食事
つまみはマトン・ツェラだけで十分だったので、早々と食事に移る。待ってる間にだいちゃ夫妻がいつものように店に入ってきたので同席する。料理はカトゥリでもらう。少々写真がボケ気味だが、左から大豆のアツァール、ゴルベンダ・コ・アツァール、グンデュルック、カボチャのタルカリ、マトン・キーマ、インゲンのタルカリ、ライスという豪華な食事内容。
食事
大豆のアツァール
レモンが添えられているが、レモンをかけなくても少々酸味がある。豆のアツァールで、こういうったのは初めて。カトゥリにたんまりはいってるので、たっぷりライスと一緒にいただく。
大豆のアツァール
ゴルベンダ・コ・アツァール
唐辛子は軽く炒めてあるようだ。これ自体はあまり辛くはない。アツァールは辛めに仕上がってる。これがハマる。やはりこうした食事は、辛いものが一品ぐらいあったほうが、メリハリがついていいと思う。これまたライスといっしょにいただく。
ゴルベンダ・コ・アツァール
カボチャのタルカリ
辛いものがあると、こういった甘めの料理が引き立ってくる。サンサールらしさが伺えるタルカリ。カボチャの甘みとまろやかさ、家庭の味わい。
カボチャのタルカリ
グンデュルック
ライスと抜群に相性が良いのがこれだ。これだけでも十分なぐらい魅力ある料理。テイストが日本っぽいのも、素直に受け入れられる。共通点がもしかしたらないかもしれないけど、ペルシャ料理の定番、ゴルメ・サブズィなんかもこれに近いモノがあるような。
グンデュルック
インゲンのタルカリ
カボチャのタルカリと同じく、甘めの味付け。これもまた和み系の味わいだ。
インゲンのタルカリ
マトン・キーマ
インドではキーマと言えば、マトンのキーマがふつうらしい。日本のお店だと、ごく一部のお店以外マトンのキーマを出しているのにお目にかかることはない。たいていはチキン・キーマだ。サンサールでもキーマと言えばチキン。そして私もマトンのキーマは初めて食べる。ウルミラさんに「マトンのキーマ作ったので、とっておいてあげたわよ」と言われて、以前マトンのキーマを食べてみたいとつぶやいた一言を思い出した。よく覚えていてくれたと感心してしまった。なにはともあれ、これはうれしい。さっそくいただいてみることにする。チキンに比べて味わいがグッのっている。これはあきらかにチキンのものとは異なる(そりゃそうだろう)。辛めのテイストもうれしい。とにかくライスがすすんで仕方がない。いっそのこと、レギュラーのキーマをマトン・キーマにしてもらいたいぐらい。
マトン・キーマ
チャイ
食後はチャイ。
チャイ


●Namaste

最近では毎週1度かならず来ていたが、ここ2週間、用事があったり外食が多くなりがちなので、おとなしくしていた(と思う)。久々のサンサールだが...ここでの食事は、食べる量の多さからそれなりの覚悟みたいなものがいる。私は出されたものは、かならず食べるし、残さない性分なので、今日はこれだけお願いといっても、やはり他に何か出てきちゃって、結構な量になってひやひやすることがよくある。たくさん食べることは避けられない運命にある。また、食事前の酒のおつまみも、種類こそ少ないが、魅力あるものがあるので、それにも困ったものである。サンサールで酒と言えば、まちがいなくビールを飲むが(最近はかならず2本飲んでいる)、普段でも酒を飲むとき最近はビールばっかりになってしまった。ほとんどビールオンリー。最近飲んだものでかなり良かったのが「にごり白生」。これは日本ビール株式会社が輸入している、ベルギー・ビール。いわゆる白ビールと呼ばれているものに分類される。値段も国産ビールとほとんど変わらないのがうれしい。ただし、いつでも買えるわけではないのが残念。これはベルギー・ビール全部に言える。にごりというぐらいだから、白くにごっている。特別な白生酵母を発酵用、熟成用と2回使用する画期的な二段仕込が特徴らしいが、ビールの製法をよく知らないのでピンとこない。もう一つはフィルターを通していないということ。このフィルターを通してないということでは、最近キリンが出している「まろやか酵母」というのもそうだ(こちらもうまかった)。どちらにも言えることだが、口当たりがまろやかである。おっと、ビールの話が長すぎた。2週間こなかったことについて、ウルミラさんからも「ずっっっとお待ちしてました」と、言われてしまった。これはいつものことだが、マトン・キーマを取り置きしてくれたこともありがたいことだし、他にもごちそうが並び、2週分一気にでてきた感がある。贅沢すぎる感もあるけど、満足している。さて、先月末に中止になったと思われたマレーシアの社員旅行。復活して、10/15からいくことになった。マレーシアは、これでたぶん5回目だが、今回の行き先はペナン島。実ははじめてである。しかもマレーシアで一番食い物がうまいところと言われているだけに、今回は期待が高まる。最近、外食してもイマイチのれない気分だったので、食のリフレッシュにちょうどよいかもしれない。美味しいお店や屋台を探してエンジョイしたいと思う。