2004/10/14:板橋のバングラディッシュ料理、ルチ
東京都板橋区板橋2-63-1
TEL:03-3963-8195
営業時間:11:30〜15:00
17:00〜22:00
無休
調査隊メンバーは、nishi-yan、inaの2人でした。
- バングラ・サラダ
- キュウリとトマトの辛いサラダ。前も書いたけれども、私はキュウリが苦手。しかし、このバングラ・サラダは食べてうまいと感じる。しなっとした食感、爽やかさとグリーン・チリの辛さと香り、香菜の香りそれぞれが交じり合って、清涼感あふれる、すっきりした味わい。
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- 海老センベイ
- ちゃめっけたっぷりの海老センベイ。
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- チャナ・チリ
- そういえば前回は、この料理は食べなかったのね。このお店の人気料理の一つだ。ホクホクのチャナ豆にまとわりつく、グレービーは辛さとスパイスのとてもよい香り。調理段階から、店内に香りがあふれている。それだけで、期待が高まるというものだ。ルチは香りというものをとても大事にしているお店。外にいても、その香りが鼻をくすぐり、フラフラッと店に入ってしまうような魅力にあふれている。このチャナ・チリは、ベンガル版のチャナ・マサラという趣か。美味し。
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- ムルギ・マサラ
- 骨付きの鶏肉がゴロンと入ってる魅力的なトルカリ。通常、ここに来る人は辛めで食べているのでしょう。マイケルさんが、今日はバジがあるので、食べるバランスを考えて、あまり辛くしなかったとのこと。しかしながら、実にしっかりしたグレービーだ。そして香りがまた素晴らしい。見た目にヘヴィな印象を受けるのだが、食べ口は軽やかで、まったく重たさがない。ライスがバクバク進む。骨からの味もしみでて、味わい深い一品。もちろんお勧め。
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- スペシャル・マトン・カレー
- スペシャル・マトンがなかったら野菜カレーでも食べようかと思っていた。マイケルさんに聞いてみると、ありますとのこと。野菜カレーは、次回にまわすことになった。
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- ダル
- 今日はダルが2種類用意してあるとのこと。一つはレギュラーメニューのダル。そしてもう一つが、マスル・ダルを使ったダルだ。じゃぁということで、マスル・ダルのほうを選択。このダルは、家でもよくダルを作るときに使うけれど、ピンク色でレンズの形をしている。レンズ豆と呼ばれたりもしてます。漬け置きしなくても、20分ぐらいから豆が煮崩れて、調理も早くとても扱いやすいダル。とろとろに煮込まれて、見た目にやさしい感じの仕上がり。実際ライスにかけて食べても、見た目の印象通り。ダルは大好きなので、ざばざばぶっかけて、ライスをガーッと食べてしまう。やはりダルを食べるとホッとします。
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- バジ
- 肉料理ばかり食べていてはいけない。やはり野菜も食べてバランスのよい食事をしないと。インド料理でバジというと、フリッターのようなものを想像してしまうけれども、ベンガル料理のバジは、インド料理でいうところのサブジですね。煮込み料理とちがって、このような炒め煮したような料理は、作り置くと味が落ちるので、もちろん出来たてということになる。前はメニューに載せていたけれども、お客の対応に間に合わなくなることしばしばのようで、やむなくメニューから消えてしまったそうな。時間のほうは、ゆとりを持って食事しているので、マイケルさんにお願いしてみたところ、快くひきうけていただけた。おかげで出来たての美味しいものにありつけたというわけです。ナス、カリフラワー、ニンジン、じゃがいも、ピーマンといった複数の野菜が、どれも美味しく調理されている。黒っぽい粒のものは、メティだが、この香りと味わいがアクセントになっているよう。ライスと一緒にいただくと格別。まさに家庭の味といったところ。是非とも復活してほしい料理だ。
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- マサラ・ティ
- 食後にはマサラ・ティ
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●ごちそうさま
2回目のルチ。定番のバングラ・サラダ、今回初めて口にするチャナ・チリなどを食べながら、改めてこの店の魅力にとりつかれた。おなじみマイケルさんと、もう一方歌手もやっているシェフの2人がいたのだけれども、話もはずんで楽しく食事させていただいた。なんだか、昔立石にあったラサイというスリランカの料理店を思い出してしまった。料理が美味しいだけではなく、アットホームで和み度がバツグン。是非とも時間にゆとりをもって食事したい。大事にしたいお店。
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