2004/10/21:サンサール

東京都江戸川区南小岩5-18-16 ニューシャトレ103
(TEL)03-5668-3637
営業時間:11:00〜14:30、17:30〜22:30
月曜休(ただし祭日の場合は営業)


マトン・ツェラ
珍しくマトンのツェラ。昔、新宿店だけに一時期メニューに載っていたことがある。通常ツェラといえば、チキンなので、これは今でもあるわけで、そちらも大変美味ではあるけれども、マトンのツェラは更に美味い。大きめの肉がたっぷりで、食べ応えはもうしぶんなし。歯ごたえと肉のうまみがバツグンだった。レギュラーメニュー入りしてくれると最高なのだが。
マトン・ツェラマトン・ツェラ
アル・ラ・ムラ・コ・アツァール
これも昔はレギュラーメニューとして存在した料理。食事のときに出してもらっているアツァールに比べて、こちらは作る手間がかかるためか、ごくたまにしか出なくなってしまった。人数集めてのパーティなんかのときには、出てくることが多い。乾燥グリーンピースのケラウがたっぷり入って、アツァールを漬け込むソースが絡み合いながら、ほのかな酸味が感じられる。見事なアツァール。
アル・ラ・ムラ・コ・アツァールアル・ラ・ムラ・コ・アツァール
トゥーカー
知り合いが宴会をやったときに、作ってもらったものが、少しとってあったらしい。チキンの煮ごりだ。ゼラチン質がたっぷりなので、美容にもいいであろう。食べ口はとっても爽やか。まぁ冷たい料理というのもあるわけだが。まるでゼリーを食べているような食感である。ライスもしくはチウラと一緒に食べよう。このところ寒くなってきたので、時期はずれかなという感もあるが、ウルミラさんからそれにまつわる面白い話を聞いた。ネパールでは、この料理は冬に食べるのだそうだ。といのは、ネパールでは冷蔵庫がないから、冬の寒いときにしかこれを作れないのだと。つまり冬の料理ということか。うーむ、皆寒いの我慢してこれを食べているのか。
トゥーカー
チャタモリ
今日はツいてる。最後の1枚。久々に口にする。上にはチョップした青唐辛子やトマト、ひき肉、半熟卵がのっかっている。それを受け止めている生地がクリスピーなので、食感がよい。ビールがすすんでしまう。
チャタモリチャタモリ
発芽した豆のタルカリ仕立て
クワティという9種類の豆のスープがあるが、それには発芽した豆を加えている。その発芽した豆をタルカリ仕立てにしたもの。長らくお店に通っているが、これは初めて食べた。豆を炒ったような、香ばしさ、コリコリとした食感が最高だ。ライスに混ぜて食べるが、ここで汁気のあるものを少しかけてやると、食べやすくうまみも増す。
発芽した豆のタルカリ仕立て発芽した豆のタルカリ仕立て
タマ・ボリ
ボリーというインゲンの長い奴、たしか和名が長瓜とか言ったかな。忘れてしまったが、それが入ってる。それとターマをあわせたものだ。どういう野菜が入っていても美味いとおもうが、なんといってもターマの酸味に特徴がある。メンマのような酸味だ。これがとてもライスにあっているわけで、これまたいくらでも食えてしまいそう。ネパールらしい料理だ。
タマ・ボリタマ・ボリ
ジャガイモとインゲン
サンサールらしい、野菜を使ったやさしい味わいの仕立て。まさに家庭の味である。なんとなく日本の煮物に似た様な味わいだ。どうりで日本人にフィットするわけだ。
ジャガイモとインゲンジャガイモとインゲン
ラスマライ
これインスタントだからと、パダムさんが一言付け加えて出してくれた。食材屋に行くと、インスタントのスィーツとかドーサ、イディリなんかをよく目にするが、自分では一度もそれらを使って作ったことがない。日本だとホットケーキミックスなんかを連想してしまう。たぶんほとんど失敗がなく、できるのであろう。
ラスマライ
チャイ
食後はチャイ。
チャイ


●Namaste

あれ、そういえば報告レポートが一ヶ月ぶりぐらいになるのかな。一応ランチに来たこともあったので、まるまる一ヶ月ぶりというわけではないが、ウルミラさんにはちょっぴり、ほんのちょっぴり嫌味を言われた(笑)。ちょっと他の気になるお店に行ったりしていたので、期間があいてしまった。料理のほうはあいかわらず、グレードの高いネパール料理を出していて安心出来る。なんだかんだ言っても、最後にはこの店に戻ってきてしまうのであった。