2004/10/24:板橋のバングラディシュ料理、ルチ
東京都板橋区板橋2-63-1
TEL:03-3963-8195
営業時間:11:30〜15:00
17:00〜22:00
無休
調査隊は、おうさる、むんむん、Oさん、まちだ、佐藤たかし、inaの6人でした。
- バングラ・サラダ
- なにはともあれバングラ・サラダ。タマネギの苦味を抑えつつ、ピリッとした青唐辛子の辛さに爽やかさ、お酒との相性もバッチリだ。しかし...台風と長雨の影響で、キュウリが高い。それでも量を減らしたり価格を上げることなく、いつもとかわらず出てくる。いつもよりも、味わいながら食べました。
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- バジ
- 複数の野菜によるミックス・バジ。ベンガル流のサブジといったところ。パンチフォロンを使い、香り豊かにそして家庭料理っぽい和み系の味わい。超がつくほどの出来立てを、われこそは一番載りとばかりに、いきおいよくフォークが伸びる伸びる。ベジが好きな人も、層でない人にも是非とも味わって欲しい一品だ。残念なことにメニューからなくなってしまっているので、事前に作ってもらえるか予約してからのほうがいいですね。
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- ベグニ
- ナスのかき揚げ。衣はベスン粉か。衣がカリッと揚がって、サクサク。うーむ、食感といい味わいといい、よいオツマミ。あっという間になくなってしまった...。ちなみにご飯のおかずにもなります。これまたメニューにはない。
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- ルチ
- バトゥーラとは生地が違うらしい。詳しいことはわからないが、お店の名前にもなっている食べ物。油のうまみがあるから、酒にはバッチリあってしまう。本来は、おつまみというよりも、トルカリとかと一緒に食べるのだろうけど。ちなみに、サトウさんは、このルチを習得したいらしい。
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- チャナ・チリ
- このお店の私的キング・オブつまみに認定。テーブルの上に置かれた皿からは、ものすごく良い香りが漂う。これだから出来たての料理は素晴らしい。香りはとっても重要なのです。チャナに辛めのグレービーがまとわりつく。グレービー自体はとっても少なめ。ホクホクしたチャナ辛めのグレービー、この味わいが絶品。
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- チキン・チリ
- だらだらと酒飲みモードに突入している。つまみが出てくるペースも、とてもゆったりだ。チキン・チリは、私がいきつけのサンサールでも、ときどき食べることがあるが、他のお店で食べるのは珍しい。辛めの味付けのチキンが、お酒(このときは白ワインに突入)に合う。
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- 野菜カレー
- まさに野菜カレー。ニンジンやカリフラワー、ジャガイモといった各種野菜が入っている。グレービーはマイルドなテイスト。スペシャル・マトンとかムルギ・マサラといった、ズバッと切りつけるようなものとは対照的だが、落ち着いてじっくり食べることができる。
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- ダル
- マスル・ダルです。とっても良い香りがする。これとライスだけあれば、他がなくてもいいぐらいだ。ダル好きにとっては、うれしいですね。まろやかな味わいと、香りのよさがたまりません。是非とも食べてみてください。
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- シャーク・バンタ
- ホウレン草とナス。シャークというのは、ベンガル語では菜っ葉を指すようですね。バンタはなんだろう。いくつかホウレン草を使った料理がありますが、グレービーはわりあいサラッとした感じ。ホウレン草はミキサーで粉砕されているようだ。味わいはこれもマイルド。
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- マトン・キーマ
- ライスの減りが凄いので、どんどん追加していくが、料理のほうもそれにあわせてなくなっていく。何を食べようか迷っていたら、マイケルさんからキーマを食べてみてくださいとのことだったので、いただくことにした。キーマ・カレーは、どこおお店にもあるが、たいていはチキンのひき肉。このお店はマトンを使っている。ちゃんとメニューにもマトン・キーマと記載されているのだ。チキンのキーマも美味しいが、マトンのキーマは、さらにうまい。いや、ほんとめちゃくちゃな美味さですよ、ルチのは。
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- ダルとナス
- ダルにナスをあわせた料理だ。これってひょっとしてまかない料理かな。先ほどのマスル・ダルとは味わいが異なるが、ダルのやさしいまろやかな味わいはどちらも同じだ。ライスをバクバク食ってて、いやはやおなかがいっぱい。
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●ごちそうさま
昼間に板橋で、アジアフェアが開催されていた。今回で11回目(かな)と、毎年やっているイベントのようだ。商店街の中で行われているので、規模は大きくないが、歌や踊りがあり、各国の料理が屋台ででているので、堪能できる。ざっと見たところ、バングラディシュの屋台が、目だった。ビリヤニやハリムという内臓のスープが絶品だった。ここで、まちださんやおうさるさんたちと酒を飲みながらイベントを楽しんだ。マイケルさんも昼の営業を終えて、自転車でフラッと見に来ていた。あとで行きますと、おうさるさんが連絡して、夜の営業前にもかかわらずお店に入れていただいた。アジアフェアの余韻さめやらぬ中、2日連続でルチで食事をした。お店は16人で満杯なので、広くはないけれども、アットホーム度バリバリの居心地が大変良いお店だ。普段は、マイケルさんが一人で調理していることが多いので、料理が出てくるには少々時間はかかるものの、待つだけの価値が大。今日も素晴らしい料理をありがとう。
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