2004/10/31:板橋のバングラディッシュ料理、ルチ
東京都板橋区板橋2-63-1
TEL:03-3963-8195
営業時間:11:30〜15:00
17:00〜22:00
無休
参加者は、むんむん、inaの2人でした。
- チャナ・チリ
- エビス・ビールを飲みながら料理が出てくるのを待つことしばしば。厨房からとてもよい香りが漂ってくる。その香りで、まず一杯。出来上がった料理を目の前にすると、それはもう、香りのよさが一層増す。チャナのホクホクとした食感に、辛めのグレービーがうっすらまとわりつき絶品の味わい。
-
- バングラ・サラダ
- キュウリは嫌いだけど、この料理は大好き。見れば分かるとおり、キュウリつくしなのである。なのに大好きだという。矛盾している。しなっとしたタマネギは、辛味が抜けて爽やかな香りが漂う。トマトや、香菜、グリーンチリなども入っている。カイエンペッパーや塩と一緒に、手でもみこまれている。爽やかな香りとさっぱりした味わい、そして辛さが後から襲ってくる。おすすめ。
-
- 海老センベイ
- 酒のおつまみ。
-
- アル・バジ
- ここからは食事タイム。肉食が多くなりがちなので、是が非でも野菜は摂取しておかなくてはならない。煮込み系のカレーとは別に、汁気の無い野菜を炒め煮した、ベンガルのバジは、はずせないところ。バジは少々時間がかかるため、お店の混み具合を考慮しつつ、マイケルさんに、じゃがいもを使ったアル・バジをオーダーしてみた。見た目、家庭風のいい感じ。例えると、サンサールのタルカリのような外観だ。一口食べてみると、ホクホクしてやわらかく、そしてものすごくいい味わいだ。見事な味わい。いてもたってもいられず、ライスによく混ぜ込んで食べすすめる。手が止まらなくなってくる。
-
- ディム・ド・ピアザ
- ゆで卵を使ったカレー。タマネギをふんだんにつかったピアザ。日替わりか、なにかなのだろうか、毎回なにかしらメニューにないものが、用意されているみたいである。今日は、このゆで卵を使った料理。食べ方としては、ゆで卵はぐしゃぐしゃに潰して、タマネギと一緒に、ライスによく混ぜて食べるのがうまいだろうと思う。タマネギの甘味と卵の黄身の濃厚な味わいがよい。
-
- スペシャル・マトン
- スペシャル・マトンと常連の間で言われている、このマトン・カレーが、おそらく肉料理の中ではもっとも好みかもしれない。グレービーの味わいもさることながら、マトンにとてもよく味が入っていて、噛みしめるとバツグンの美味さ。香りとどこか爽やかなところが、見た目とはうらはらに、重たさを感じさせず、一気にライスともども食べてしまう。
-
- ダル
- 今日はモスル・ダル(マスル・ダル)が切れているので、レギュラーメニューに載っているダル。使ってる豆は、チャナ・ダル。濃度はシャバ気味のトロ味加減。ダルのまろやかな味わいは、やはりライスと相性がバツグン。やはりはずせない一品であろう。
-
●ごちそうさま
気がつけばルチに来ている。そろそろルチでの食事会が近づいて来ているので、マイケルさんに作っていただく料理や、食事会にどれぐらい人数が集まっているのか等の報告もかねて食事に来た。お話を伺うと、食べたことも聞いたこともない、ベンガルの家庭料理の名前がたくさんでてきて、興味がそそられる。基本的には野菜を中心に、肉料理をごちそうとしてとらえたような内容になると思われる。いつかそういった料理が、誰にでも普通に食べられることができるようになるといいものだ。
|