2004/11/21:サンサール

レバーと砂肝

久々にレバーと砂肝が食べたくなった。砂肝のコリッとした食感に、焦がしたメティが恋しくなってしまったからだ。酒のツマミとしては最高のものだね。お腹が減っているのか、二人ともガッツいてしまう。あっというまになくなってしまった。

パパド・フライ

サックリ軽い。このパパドはうまいね。パパドのうまいのは、日本ではなかなか手に入らないなぁ。

マトン・シェクワ

最近の酒のツマミの定番になるのか。シェクワは、ネパール流の焼肉。結構よく火を入れているためか、ビーフジャーキーのよう。でもそれほどは固くならない。噛むと味が口いっぱいに広がる。

ユモリ

お祝い事があるときに作られます。普段の日は口にすることはできません。このように首飾りみたいにするのは、12歳ぐらいまでとのことですが、まぁ日本だからいいでしょう(笑)。皮は米粉でつくられていて、中は黒砂糖と胡麻。中国の芝麻球に似た味。

ソグン

ソグンは、ネワール族がお祝いの時に作る特別なもの。タマゴ、ヴァダ(タマゴ無しのウォー)、川魚の3種ですが、川魚が手に入らなかったとのことで、代用でチキンとダイコンのムラ・コ・アツァールを添えた。タマゴはスパイシーなゆで卵で、揚げてあります。ヴァダは、マトン・カレーのグレービーをつけて食べる。タマゴが入ってないけれども、素朴でとてもうまい。チキンはツェラ。これまたおなじみの味で美味。ムラ・コ・アツァールで箸休め。

バースデーセット(特別料理)

誕生日、お祝い事の特別料理を作っていただいた。要予約です。今回の内容は、黒豆のダール、ダル・ドライ、アル・ターマ、ポーク・カレー、ゴルベンダ・コ・アツァール、ミックス・ベジタブル、スペシャル・プラオ。

黒豆のダール

プラオには、あまり相性がよくないけれども、つけてくれました。たしかにプレーン・ライスに比べてあまり相性はよくないけれども、このダールそのものの味わいはいつものごとく素晴らしい。ギーの香りとダールのやさしさ、シャバシャバ加減、どれをとってもサンサールの味です。

ダル・ドライ

ラジマや、チャナといった複数の豆をドライ仕立てにしたもの。歯ごたえが幾分あり、豆の味がダイレクト。そのまま食べてもいいし、プラオに混ぜて食べるもよし。

アル・ターマ

酸味が食欲をそそる。この酸味は、本当に独特。メンマのような味わいで、ライスとの相性がとてもよい。プラオともなかなかの相性のよさが伺えますな。

ポーク・カリー

肉のカレーだけど、普段ださないものです。エキスが出ていていけます。わりかしあっさりしているかな。ほうれん草が入っててまろやか。

ゴルベンダ・コ・アツァール

おなじみトマトのアツァール。ほどよい酸味がここちよい。冷たくしても美味さはかわらず、爽やかな味わいと旨みぐあい。

ミックス・ベジタブル

キノコを含めた、複数の野菜のサブジ。野菜の味わいダイレクトに、うまみを引き出してイケます。プラオと一緒にいただくと、豪華な感じがしますね。

スペシャル・プラオ

とても豪華なプラオ。中に入っているチキンは、ツェラをほぐしたもので、かなりリッチな印象。これだけ食べてもかなり美味い。普段あまりここで、ミックスライスが出てくる機会がないだけに、新鮮な感じがした。

シェル・ロティ

どうやら先日、ティハールセットを特別オーダーした人がいたみたいで、そのおすそわけみたいなものです。米から作られたスィーツで、油で揚げてあり、ほんのり甘くていいですね。

チャイ

食後はチャイ。