2004/11/7:スリランカ料理、RESTAURANT294

茨城県水海道市山田町1130-1
TEL:0297-30-0508
11:00〜23:00
年中無休(元旦は休んでたようだ)
294のホームページ

調査隊メンバーは、むんむん、nishi-yan、inaの3人でした。


フィッシュ・ロティ
ゴーダンバで魚のスリ身とマッシュしたポテトを包んで焼いたもの。酒のつまみなんかで、よく食べる。ゴーダンバの外側のがいくぶんパリッとして、中はしっとり。つけあわせにチリ・ソースがついてくるが、辛さが足りない人はこれをつけると多少は辛さが増す。
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ
デヴィルド・チキン
豪快に鶏肉がドカーンと入ってる。タマネギとかトマトもブツ切りされたものがゴロゴロ。量も結構あります。これに辛いチリソースと粗挽きのブラックペッパーと一緒に炒めたもの。一皿の盛りが多いので、3人で食べても満足度は高い。
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ
ポル・サンボール
絶対に外せない一品。ココナッツを削って、カイエンペッパー、塩、ライム、タマネギ、モルディブフィッシュ、トマト少々を捏ねるように混ぜ合わせた料理。ブラックペッパーを少し加えたり、今日のようにニンニクを加えても美味しい。シンハラ人にとっては、大変重要な食べ物で、なにはともあれポル・サンボールというわけだ。ココナッツは足が速いから、作り置きはできない。食べる度に作るのだ。これをライスによく混ぜて食べる。辛さと甘さでうまさが抜群だ。
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ
カッタ・サンボール
直訳すれば辛いサンボール。唐辛子や、タマネギ、モルディブフィッシュを臼で砕くようにすりつぶして作る。これまたライスにバッチリ。サンボールは、油を使わずに捏ねたり、混ぜ合わせたりする簡単な調理なので、すぐに出来るし、とにかくライスとの相性が抜群。もちろんインディ・アーッパや、アーッパなどと一緒に食べても抜群の美味さ。だいぶ辛さになれたのか、今日はさほど辛さを感じなかった。
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ
インディ・アーッパ
1つの盛りが15玉。結構な量である。食事として食べるならばそれぐらいは食べるか。しかしながら、3人で3つは、ちと多いような気がしたので2つ盛りの30玉にしてもらった。米粉をお湯で溶いて、トコロテンのような押し出し機に詰めて、ニョロニョロと麺のように形づくる。これを蒸したものである。スリランカでは、朝食もしくは夕食に食べることが多い。食べるときは、ポル・サンボール、キリ・ホディとのセットが定番。今日はキリ・ホディを注文しなかったので(なぜかレギュラーメニューに載っていないのだ)、パリップやポーク・カレーと一緒に食べた。とにかくよく混ぜ合わせて食べるが、この料理はフォークやスプーンでは食べるのは無理。よく混ぜようとするなら、手で混ぜないと混ざらないし、よく混ざってないとうまくないのだ。
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ
ポーク・カレー
この店で一番辛い料理。肉がゴロゴロ入っており、食べ応えも十分。そして辛さも十分なぐらいだ。いつも汗が滝のように出ていたわけだが、今日はどうしたことか、それほど辛くはない。味はいつもと変わらず、辛さがマイルドになったのだろうか。豚肉に味がしみててグッド。
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ
パリップ
辛さはなく、ココナッツ・ミルクのマイルドなテイスト。豆自体もやさしい味わいだから、辛さが苦手な人にも人気が高い。不思議なことに、メニューには載ってなくて、昼のランチのカリーの一品として出している。知ってる人は、単品で注文して食べているけどね。
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ
ワタラッパン
素焼きのカップで出てくるのがなかなかよい。焼きババロアとでも例えたらいいだろうか。甘み加減がよく、かなり好きなデザート。
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ
キリ・テー
食後のお茶。
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ


●ごちそうさま

久々に茨城くんだりまで来た。今日はオーナーのアジさんは、お寺に行っているようでいなかった。先週のスリランカフェスティバルに、このお店も出店していたが、かなり盛況だった。そして食事もそうだけど、食事の後に立ち寄る、サクワトレーディングでの買い物が楽しい。この店は、シンハラ人の生活に必要な食材が手に入る。インド系のスパイス店には置いていない、モルディブフィッシュや、干し魚(ハールマッソー)、ココナッツ・ヴィネガー、アラック....いろいろある。そして値段が安い。私がよく購入するものは、アラック(ココナッツの蒸留酒)、ココナッツ・ファイン(500gぐらいで200円という安さ、しかも質が大変よい)、モルディブ・フィッシュといった感じ。今日はキトゥル・パニ(ココナッツの花の蜜で、ニュアンスとしてはメープルシロップ)、ランペ、ゴトゥコラ、インディアーッパの蒸すときに載せる台を購入。器具も2つ持っているが、いまだにこれが活躍したことがない。今年はなんとか作ってみたいものだ。