2004/12/14:板橋のバングラディシュ料理、ルチ

東京都板橋区板橋2-63-1
TEL:03-3963-8195
営業時間:11:30〜15:00
17:00〜22:00
無休

調査隊メンバーは、inaひとりでした。


バングラ・サラダ
今日はモニールさんが作ったものをいただいた。タマネギ、キュウリ、トマト、香菜、グリーンチリといったものを手で揉みこんだもの。タマネギは辛味がほどよく抜けて、キュウリなどの清涼感あふれる野菜といっしょに、さわやかである。モニールさんのバングラ・サラダは、マイケルさんに比べて辛さが控えめなので、食べやすい。どちらにせよ、ルチの味である。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
チャナ・チリ
こちらもおなじみのチャナを使った辛い料理。出来たてのため、すばらしく良い香りが店内に立ち込める。グレービーは、うっすらとチャナのまわりに付着している程度で、コリアンダーの香りが鼻をくすぐる。バングラ・サラダ同様、モニールさんの作ったものは、マイケルさんのよりも辛さが控えめだ。いつもは結構辛いので、ヒーヒー言いながら食べているが、食べやすいのでバクバク食べる。チャナの味がストレートに味わえる。酒のつまみにもってこいだ。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
チキン・ビリヤニ
なんと、今日はビリヤニがあるという。どうやら火曜日はビリヤニ率が高いようだ。近所のパキスタンの人が火曜日によくくるらしく、ビリヤニが食べたいということで、火曜日に作ることが多いらしい。新しく最近入った、火曜日に修行に来ている日本人のSさんによれば、タマネギとキュウリ、グリーンチリをカットして混ぜ合わせたものを、ビリヤニと一緒に食べると美味いという。パキスタンの人が、よくそうして食べているのだという。それに従い、私もやってみた。グリーンチリが辛いが、これをビリヤニと一緒に混ぜたりして食べると、格別の美味さ。チキン・ビリヤニ自体、もちろん美味いわけだが、辛さとさわやかさで味が引き立つ、そういう感じがする。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
パブダ・ジョール
さらに、今日はスペシャルな料理がありますとSさん。うーん、オススメ上手だなぁ(もともとこういう仕事していたこともあるしね)。フィッシュ・カレー。シャバシャバのジョールだ。魚はバングラディシュの魚で、パブダという魚を使っているとのこと。この料理を作ったのは、モニールさんの奥さん。普段は赤坂の「ルチ2」のほうに行っているらしい。火曜日は板橋のほうに来ることがおおいそうだが、私が店に入ったときにはいなかったので、帰られたようだ。ビリヤニをたんまり食べて、お腹もよい具合になっているが、さすがにこれを出されて食べないわけにはいかない。それよりも、見ているだけで食欲が湧いてくる。シャバシャバでキレがあり、魚のエキスがでて抜群の美味さ。これだけ美味い魚の料理は、ほんとうに久しぶりにたべたという感じだ。ライスにかけると、スッと沈んで一粒一粒にグレービーがまとわりつく。一気にバクバクと食べてしまった。魚は身がやわらかく、どの魚に似ているというのはちょっとわからないが、少々甘味がある魚のようだった。機会があれば、また食べてみたいものだ。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
モニール・スペシャル・アイスコーヒー
またまたSさんが、「こ、れ、が絶品。ぜひともアイスコーヒー飲んで見てください。すばらしく美味いです」というものだから、お願いした。少々作るのに時間がかかり、量も少ないのだが、本当にすばらしく美味い。甘さ加減がすばらしくよく。かなりの美味さだった。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ


●ごちそうさま

普段のルチは、マイケルさん一人で料理を作っているが、火曜日だけはお休み。この日は、オーナーのモニールさんが代わりに入っている。12月になってから、毎週火曜日は、日本人のSさんが修行に来ている。今日で2回目か。もともとインド料理のお店で働いていたこともあるので、すでに馴染んでいた。結構前に12月からお店で修行しますよと、メイルもいただいていたので、様子をうかがいにきたというわけである。料理のこともよくわかっているし、オススメ上手なので、火曜日はなにかありそうな予感。