2004/2/22:スリランカ料理、コートロッジ(中野本店)

東京都中野区中央3-4-1
TEL:03-3365-7666
11:00〜23:00
月休

inaひとりでのんびり食事。


インディ・アーッパのセット
インディ・アーッパ、ポル・サンボール、キリ・ホディ、カリー1種類(ククル・マスを選択)、今日のスープ(卵スープだった) のセットメニュー。新宿店で食べたときは、カリー、スープは無かった。といっても2年前のことだから、その後変わったのかもしれない。なにはともあれ、ポル・サンボールとキリ・ホディが一緒に付いてるのがうれしい。南インドのティファンで、チャトニとサンバルが付いてくるのと同じようなことである。残念ながら、ちゃんとポル・サンボールとキリ・ホディを付けているのは、コートロッジだけである。さっそく食べてみることにする。レストラン294に比べて量は少なめ。この料理は何度も言うように、フォークとかでは食べるのが難しい。混ざりにくいのだ。というわけで手で食べることにする。やはりというか、日本で食べるインディ・アーッパは、手触りがイマイチ。これはいたしかたないところだが、少々柔らかめかな。これにポル・サンボールとキリ・ホディをかけ、よく混ぜ込んで食べる。これが基本。インディ・アーッパのつるっとした触感(日本ではこの感じはちょっと無理じゃないかな)、それにポル・サンボールの辛み、キリ・ホディのココナッツの甘みとライムのキリッと爽やかな味わいが混ざりあうのが醍醐味。軽やかでいくらでも食べれそうだ。ポル・サンボールは削った椰子の実に、タマネギ、カイエンペッパーやライム、モルディブフィッシュ等をよく練り合わせるようにして作ったもの。フリカケみたいな感じもする。キリ・ホディは簡単に言ってしまえばココナッツのスープ。カリーにココナッツ・ミルクを加えることの多いスリランカの料理では、一番基本となるものだ。通常具無しだが、ジャガイモを入れたりすることもある。ポル・サンボールは少々発酵(といっていいものか)度合いが進んでしまっているようで、鮮度が落ちてきているのがわかる。翌日には出せないだろう(普通は食べるときに作るのだが)。キリ・ホディはかなりシンプルな調理で、優しい味わい。ククル・マスはチキン・カリーのことだが、辛さがあって、わりかしいける。卵スープは、みたまんまという感じだ。全体的にとりたてて感動するとかいうことはないが、久しぶりに食べたのでちょっとだけ良い気分。ククル・マスは豆のパリップにしたほうがよかったかなどと思いつつ、気が付いたら皿は綺麗になっていた。 
DSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データDSC-SX560による撮影データ


●ごちそうさま

日曜だというのに仕事。中野が本店らしいのだが、場所が凄い。中野駅と中野坂上の中間ぐらいに位置するが、もろに住宅街の真ん中にあるという感じで、こんな場所でお客がくるのだおるかと思ってしまう。しかも地下にあるので、ちょっとひっそりした感じだ。それでもお客はやってくる。まぁ長いこと営業しているわけだから、このあたりでは知られた店ではあると思う。コートロッジは一通り料理が揃ってるとおもっていたが、アーッパは無かった。メニューをみても、やはりカリー中心で、ゴーダンバ、デヴィルドといった料理が主流みたいな印象を受けた。