2004/2/7:サンサール

東京都江戸川区南小岩5-18-16 ニューシャトレ103
(TEL)03-5668-3637
営業時間:11:00〜14:30、17:00〜22:30
月曜休(ただし祭日の場合は営業)


ウォー
すっかり最近の定番になってしまった。しばらくこの地位は揺るがないと思われる。次にこの座を獲得するツマミは果たしてなにになるのか。
ウォーウォーウォー
レバーと砂肝
今日はパダムさんの師匠が作った。前回のPさんが作ったタマネギ入りのはイマイチだったので、今日は期待。火の入れ方と味わいはサスガ師匠。たしかに美味い。だた一点残念なのは、メティを焦がしてないからあの苦みがない。やはりサンサールでレバーと砂肝といったら、あの焦がしメティの風味は重要だから次回はお願いします。
レバーと砂肝レバーと砂肝
ダル・バート
今回もダル・バートにした。黒豆のダール、魚と苦瓜、アル・ラ・ムラ・コ・アツァール、チキンとオクラ、メティ・タルカリ、ライス、サフランのダヒ。
ダル・バート
黒豆のダール
見た目に小豆みたいなダール(ウラッド・ダル)、水っぽくグレーっぽい色合いで、どういう味かは食べてみないと想像つかないと思うが、食べてみるとライスにバッチリあうことがわかるであろう。ダル・バートではこのダールか、ムング・ダル(マスルとMixしたり)の2つのどちらかが出てくる。
黒豆のダール
魚と苦瓜
久々に登場した魚のカリー。しかもニガウリが一緒に入ったものだ。サンサールの場合、作って一晩寝かせてグレービーと魚とを馴染ませ、まことに素晴らしいグレービーに仕上げている。というわけで魚の身よりも、そのエキスが染みだしたグレービーの味わいが特に素晴らしい。
魚と苦瓜
アル・ラ・ムラ・コ・アツァール
ラプシ・デュロ、ケラウを効かせた、サンサールの代名詞ともいえるアツァール。ダイコンとジャガイモという組み合わせは定番ではあるが、サンサールで食べこんでいるからそう思えるのであって、他の店と比較すれば、このような食材でアツァールが出てくることは珍しいかもしれない。実は酒にもよくあうのです。
アル・ラ・ムラ・コ・アツァール
チキンとオクラ
出汁の効いたような味わいに、オクラとチキンのこれまた定番の組み合わせ。辛さはなく、まろやかな味わいで肉を使ってるからといって重たい印象はまったくなしである。
チキンとオクラ
メティ・タルカリ
前日の大さんの集まりで、特注して作ってもらったようである。昔一時期よく出ていたもので、他にはパーティなんかがあるときに出てきたりするが、最近はまえもってオーダーでもしないかぎりは出てくることはない。今日のメティ・タルカリは、いつもよりも少々苦みがある。たぶんメティが違うからであろうが、やはり独特の味わいは印象として強く残る。なにせメティが主体となった料理なので、味わいや個性の強さはかなり凄いものがある。
メティ・タルカリ
サフランのダヒ
ダル・バートにするとデザートが付いてくる。サフランのダヒである。食後にさっぱりしてなかなか良い。
サフランのダヒ
チャイ
食後のチャイ。
チャイ


●Namaste

今日のダル・バートの構成はなかなかよかった。魚のカリーは、もっと頻繁に登場してもいいかもしれない。かなりオススメできる料理の一つでもある。今日もネパール料理主体に食事をしてしまったので、師匠の料理はおあずけとなった。次回はじっくり食べてみたいところである。