2004/3/6:スリランカ料理、コートロッジ

東京都中野区中央3-4-1
TEL:03-3365-7666
11:00〜23:00
月休

inaひとりでランチ。

Dセット(ランチ)

ランチセットを食べてみることにした。Dセットは、カリー3品に、ゴーダンバもしくはライス、サラダ、紅茶がセットになったものだ。ククル・マス(チキンカリーのこと)、パリップ、ベジタブルを選択。ライスではなく、ゴーダンバにした。このゴーダンバ、食べていて思ったが、マレーシアのインド人屋台にはかならずある、ロティ・チャナイと同じものといってもいいぐらい。家庭で食べるというよりも、スタンドでツマムといったもの。家庭でパン系統のものを食べるなら、厚めのロティかな。ちょっと甘みがあって、ココナッツ・ミルクの効いたカリーなどとは相性が良い。ククル・マスが少々辛めで、うっすら汗がでてくる。ココナッツ・ミルクが効いた、シンハラらしい味付けとでもいいましょうか。パリップは、どうやらチャナ・ダルを使っているいたいですね。形がまだ残っていて、これにもココナッツ・ミルクが加えられているのでまろやか。ベジタブル・カリーは見たまんまの味、やはりまろやか。ビンに入った赤いペースト状のものは、カッタ・サンボールといい、唐辛子やカツオブシを練り合わせて作る。もちろん辛い(カッタは辛いという意味)。これをゴーダンバに塗ったりして食べる。かならず食卓には、なんらかのサンボールが登場する。シンハラ人の魂とでも言うべき食べ物だ。

今通ってる仕事場が近所なので、ときどき食べに来る。都内のスリランカのお店は、今ではとても少ない。南インド料理に関しては、専門店がすこしつづたけど出来てきているので、なんとかスリランカのほうも、もうちょっと展開みせてくれないかと、いつも思っていることである。それでもなかなか満足できるだけの店は難しい。なぜか都内よりも、1つ2つ隣の県のほうが、ソソる店があったりする。たとえば茨城のレストラン294なんかがそうだ。たしかに総合的にみれば、そこでも大満足というのは難しいが、行って楽しめるだけのものはあるので、文句は言えない。