2005/12/14:平河町のインド料理、マハラシ

東京都千代田区平河町1-7-19
TEL:03-5276-6150
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜23:00
日祝休

参加者は、inaひとりでした。


最寄駅は、麹町もしくは半蔵門。おおよそ10分程度の距離か。夜、ひときわ光を放った看板が目にとびこんで来た。日本語、英語、タミル語で書かれている。特筆すべきはタミル語で書かれている看板。日本の南インドレストランでは、今まで見たことがない(練馬のケララバワンは、たしかマヤララム語で書かれた看板があったようななかったような)。タミル語で書かれた文字を読むと、上段はマハーラーシ。下段はウナヴァガム。王様の食堂といった意味か。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ

店内は20人程度で。カウンター席もあるので一人でも行きやすい。厨房と客席は遮断されているので、シェフと会話しながらというのはちょっと無理。
DSC-J2による撮影データ


お酒
名前を忘れてしまったが、アニス系の味わいで、トルコのラク等に近いような。結構すいすい飲めてしまう。
DSC-J2による撮影データ
イディリワダ
イディリx2、ワダx2、サンバル、チャトニx2。サンバルの具はジャガイモ。ヒングの香りかぐわしい。グレービーはシャバッとした感じだが、ポテッとしているわけでもない。味わいはかなりよい。チャトニは、水っぽくなく、ポテッと仕上っており好み。赤いほうは、チリチャトニだろう。少し辛目。どちらもなかなあか良い味わいだ。イディリは形が見事で、フンワフンワよりも少し固めだが、味わいはなかなかよい。サンバルチャトニをたっぷり付けて食べる。両方ともたっぷりあるのよい。ワダは揚がり具合と形は見事だが、少し固かったのがおしい。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
マハーラーシ・ミールス
メニューにはないが、いつでも言えば作ってもらえる。内容はそのときによって違う。ライスは2種類。プレーンライスと、ほうれん草のミックスライス。ほうれん草のミックスライスだが、まろやかで味ののったホウレンソウは、味わいがとてもよく、いずれのカレー類との馴染みもよい。そのまま食べてももちろんうまいのだ。
DSC-J2による撮影データ
プーリ
大き目のものが1つ。まずこれを野菜のカレー、ポリヤルと一緒にいただく。味わいよく、掴みはOKといったところか。
DSC-J2による撮影データ
パパド
ライスの上から割りくずしてフリカケのようにしていただく。香ばしさが加わって、味わいもグッと上がる。欲を言えば、パパドではなくアッパラムだったら最高だが、日本では売ってるのを見たことがないのが残念だ。
DSC-J2による撮影データ
ラッサム
若干タマネギが入っているものの、味わいそのものはなかなか。シャバッとして、トマトたっぷりという感じもなく、見た目よりもあっさりしている。たっぷり入っているので、ライスにかけて、途中で飲んだりもして、胃もすっきり。
DSC-J2による撮影データ
サンバル
やはりライスと馴染んで、うまい。まず真っ先に手を出すのがこれだ。これとラッサムを混ぜて食べるとさらにうまいのは言うまでもないだろう。
DSC-J2による撮影データ
野菜のカレー
ココナッツミルク仕立てのグレービーに、インゲン、ニンジン等の野菜がたっぷり入っている。トロッとしたグレービーは、プーリとん相性も良い。なかなかしっかりした味わいで、まろやかな口当り。
DSC-J2による撮影データ
キャベツのポリヤル
キャベツの甘さと、あっさり目の味付けでやさしい。汁気のないおかずとラッサムやサンバルと一緒に食べるとさらにいける。
DSC-J2による撮影データ
ヨーグルト
締めのときに大活躍。結構お腹がいっぱいになってきてはいるが、これに塩やウルガイ、余ってるラッサムをかけてよく混ぜて食べると、スッキリする。なんとも言えぬ味わいだ。これぞ南インド料理の醍醐味。
DSC-J2による撮影データ
ウールガイ
自家製と思われる、ピクルス。高崎チェンナイでもマニアに人気が高い。塩加減や油分が過多ということもなく、食事の合間にひとなめ、締めのヨーグルトとライスを混ぜるときに、こいつも一緒に混ぜてやると、たまらぬうまさ。
DSC-J2による撮影データ
グラブジャムーン
甘さ加減もよく、食後のホッと落ち着ける一時。
DSC-J2による撮影データ
チャイ
食後にはチャイ。
DSC-J2による撮影データ


●ごちそうさま

高崎チェンナイの元オーナーだった、ビンセント氏が新たに都心に出した南インド料理店。私が行ったときには、買いものかなにかで出かけていたが、ホールで出ていた女性は、高崎チェンナイに行ったときにもホールをしていた女性で、私のことを覚えていてくれた。今はこちらに勤務らしい。しかも彼女は中野にある「南インドダイニング」のオーナー、ダースさんの娘さんだというのだ。日本語はぺらぺらで、普通に話ができる。先月シンガポールで、VijayとVikramの新作映画を観た話で盛り上がったりした。食事が終わるころには、ビンセントさんが帰って来たので、ひさしぶりねーと言って話がはずんだ。楽しい一時であった。