2005/12/29:御徒町のインド料理、SHAANTHY

東京都台東区上野5-26-6(2F)
TEL:03-3835-2977
営業時間:11:30〜15:00、17:30〜22:00ぐらいか
定休日:不明

参加者は、むんむんinaの2人でした。


ワダ
ワダは小ぶりだが、わりかしフンワリとサクッとして、口当たりがよい。サンバルは豆多めでポッテリ気味。具は人参で、豆の柔らかみとほのかな酸味でうまい。ワダによく絡めて食べると美味である。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
アッパム
メニューにはホッパーと書かれているが、アッパムの英語表記だ。一部のスリランカのレストランでは食べることができるものの、インド料理店ではいままでただの一度も見たことがない。予約で食べられる店もあるのだが、この店では普通にメニューに載っているため、いつでも食べることができる。そういったことでは、この店が初となる。もともとケララ州の名物料理だが、今ではケララ以外の南インドで普通に食べられる。まるでUFOを逆さにしたような、かわった形をしているのがアッパムだ。ちょうど真ん中がモコッとしていて、なんとも奇妙な形。専用の小さな鍋で、発酵した生地を入れて焼く。この冬の寒い中での発酵は、なかなか厳しいものがあるが、こうして出てくるのを見るとなんとも感慨深いものがある。今までは日本のインド料理店ではt食べることができなかったので、自分で作っていたりしたが、準備に結構手間がかかるので、こうして手軽に食べることができるのはうれしい。アッパム自体はほんのり甘い程度のものなので、一緒にそえられてくるタレなんかをまぶして食べる。トマトチャトニが付いて来たが、欲を言えば、ココナッツミルクやベジタブル・クルマなんかと一緒に食べたいところだ。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
ラッサム
キレがありスッキリして、スパイス感もバッチリ。ペッパーが効いてうまい。最近は美味しいラッサムを食べさせてくれる店ができて来たのでうれしいことだ。今日はスープとしていただいた。
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コットゥ・ロティ
これも珍しい。ロティを焼き、それをちぎって、鉄板の上で卵やいろいろな具とごった炒めしたものだ。アッパムといいコットゥ・ロティといい、オーナーがスリランカ出身の人なので(スリランカでもアッパムやコットゥ・ロティは大変ポピュラーなのだ)、こういうメニューが組み入れられたのだろうか。いろいろな具がミックスされ、軽やかで美味い。やはりロティが加わることで、パンの味わいが全体に独特の味を出している感じだ。つけあわせに南インドのチキン・カレーが付いてくるが、ココナッツ風味で、グレービーはシャバッとサラッとしている。味わいがよく、コットゥ・ロティにタレとしてかけて食べるとさらに美味い。
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ウタパン
インド版のお好み焼きといった軽食。フワフワで食感がよく、うまい。赤ピーマンや香菜、タマネギなどがミックスされていて、お好み焼きに確かに似ている。
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チャイ
食後にチャイ。
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●ごちそうさま

もともとここは、ヘルシーライフというインドスリランカレストランのお店だったのが、名前も新たに2005年12月23日にリニューアルオープンした。以前、タミル語講座で一緒だった人から、その知らせを受けてやってきた。彼の友人がチーフシェフなのだが、その人は我々もよく知っている人だったので、久々の再会となった。2005年最後にオープンした南インド料理のお店だ。ぜひとも今後ともがんばってほしい。