2005/4/9:小岩の四川家庭料理、珍々
東京都江戸川区西小岩4-9-20
営業時間:18:00〜24:00
月休
調査隊は、むんむん、inaの2人でした。
- 辣炒鶏丁(ラチャォジデン)
- 骨付きの鶏肉を、唐辛子と花椒(ホワジョォ)で炒めた料理。宮保(グンバァオ)に似ているが、こちらは餡でからめられてはいない、もっとシンプルなもの。炒められて黒くなった唐辛子の香ばしさと、目にしみてきそうな辛さと、花椒のビリビリしびれる感じが刺激的。魅力のある逸品。酒を飲んでいても、辛さで酔っている暇がないくらいだ。
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- 魚香牛肉絲(ュイシャンニュウロウス)
- 四川には独特の調味による料理が多数存在する。この魚香もその一つ。塩辛さ、辛さ、すっぱさ、甘さの4味にくわえ、ウマミ、ショウガやネギ、ニンニクの香ばしさという風味をあわせもつのが特徴。もともと魚香は、魚の生臭さを消すものとして考案されたものらしいが、他の料理にも用いられるようになり、「魚香」と称されるようになったのだという。
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- じゃがトロ
- オーナー兼調理人の黄革(ファングー)さんの、お母さんの料理のようだ。このお店でも高い人気。辛さはまったくなく、トロトロのじゃがいもと、ひき肉餡がからまりあって、まろやかで大変美味い。
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- 蒜泥白肉(スァンニィパイロウ)
- ゆで豚にニンニクを泥状にした特別ソースを上からかけた冷菜で、香りが爽やかで、ソースの味わいがよいから、酒がすすんで仕方がない(笑)。酒のオツマミには、かなりオススメします。
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- 麻婆豆腐
- 四川省産の花椒が、バリバリに効いている。まさに麻が全開。舌がビリビリきまくりで、素晴らしい麻婆豆腐。やはり食事だから、ご飯と一緒に頂くのがよい。豆ご飯をもらい、上からかけて、サクサク豆腐を崩してかっこむのだ。味わいの良さと辛さ痺れは、刺激的で素晴らしい。
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●ごちそうさま
インド料理以外のレポートが載るのもかなり久々。しかも中国料理。元々は四川一貫に魅せられて、中国料理にハマった時期もあったが、その後でインド料理のほうにハマってしまい、すっかりご無沙汰してしまった。お店はどちらかというと京成小岩側からのほうが近く、住宅街にあるために、フラッと歩いて見つかるというお店ではない。そのため、地元の人が中心に隠れ家的に通い詰めているようなお店だ。お店の名前は、女性オーナーで調理人の黄革(ファングー)さんの発音を聞くと、ツェンツェンと聞こえる。彼女と、もう一人ホールのお兄さんの2人できりもりしているお店だ。電話番号がないのは、どうやら連絡はファングーさんの携帯に直接かけるらしく、番号をききそびれてしまった。料理は、壁にかかっているボードに、日替わりの料理が20種類ぐらいあり、基本的にはそこから注文するようだ。ボードに載っていない料理でも、出来るものがあれば作ってくれるみたいである。いずれの料理も、丁寧に仕事している感じが伺え、レストランの料理とは違った、家庭の味わいがする。それでいて、とても刺激的だ。お酒を飲みながら食べていると、いくらでも食べれそうになってしまう。いやはや、久しぶりに食べて美味しいと思える中国料理に出会えた。近いうちに宴会でも企画してみたい。
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