2005/5/29:東陽町のインド料理、シャンティ・サガー

東京都江東区東陽4-10-6
TEL：03-3649-7280
営業時間：11:00～15:00
17:30～23:00
無休

ソルト・ラッシー: 日中、暑くなってきた。はやくも夏到来の予感か。ヨーグルトは体をクールダウンさせる働きがあるので、ラッシーはうってつけ。でも、やはり後でビールを飲んでしまったのである。
ワダ: てんこ盛りのワダ。wadaさんもビックリ。ホクホク、そしてさっくりした食感は、素晴らしい出来。手に持ったときも軽やかで、美味しいワダの条件を十二分に満たしている。ココナッツチャトニと、サンバル(具はナス)をたっぷりつけた食べると最高だ。そしてサンバルの出来がとても素晴らしかった。
Chicken65: ぢぇぢぇさんがいらっしゃるというのでスペシャルオーダー。メニューにはない料理だ。もっとも、自分も食べたかったのだが。ベスン粉をつけてから揚げ状にした料理だが、名前についてる65の意味が謎めいている。諸説いろいろあって、この話題だけでも話が尽きない。メニューの65番目に記載されているだとか、1965年に誕生だとか、使われているマサラの種類が65種類だとか、いろいろ言われているが、実際は謎である。同じくカリフラワーのゴビ65というのもある。サクッと揚がって、フェンネルの香りよく美味い。ぢぇぢぇさんも、あちらでは頻繁に食べたが、肉があっていいですねぇとしみじみ語る。骨しかないやつにあたっちゃったりすると、ほんとにもう悲しいですよと、美味しそうに食べていた。酒のツマミには最高。
ベジタブル・クルマ: ケシの実が効いてまろやかな風味。ギーとココナッツで、トロリと野菜が煮込まれている。ケララ起源のティファン、イディヤパンの付け合せ等で有名。パンにもライスにも合う。オススメの料理だ。
キャベツのポリヤル: ミールスを注文すると、かならず何かしらのポリヤルが入ってるのだが、単品ではメニューには存在しない。なので、一応スペシャルオーダーとなるのだろう。今日ある野菜でアルケさんに何かをお願いしたら、キャベツをメインにニンジン等と一緒にポリヤルを作ってくれた。くたくたになるまで炒めにされたキャベツからは、甘味とウマミがでていて和む一品。各種料理と混ぜこんで食べると実にうまい。
ラッサム: シャバシャバでキレがある。タマリンドの酸味とさわやかさが、胃をすっきりさせてくれる。ダルのまろやかさも加わって味わい深い。
チェティナドチキン: これは裏メニューの料理。いつのまにか定番化してしまった。スパイスも通常のチキンより多めで豪快な味わい。結構日本人に受けがいい料理だと思う。味のノリも良く、今日のごちそうという感じだ。
ヨーグルトとピクルス: 締めにヨーグルトとピクルス。ほてった体もクールダウンし、すっきりするのである。自家製のピクルスを一緒に混ぜると美味さがUp。オススメの食べ方だ。
チャイ: 食後にチャイ。

●ごちそうさま

タンジャヴール音楽学校留学中のぢぇぢぇさんが、学校がお休みのため、日本に一時帰国しているというので、オフ会を開催。タミルの映画スターVijayのオフ会でもあるのだ。いろいろためになる楽しいお話を聞かせていただいたり、Vijayの話で盛り上がった。料理のほうも抜群の出来で、現地で毎日インド料理漬けのぢぇぢぇさんは、インド料理は食傷気味らしいのだが、この日の料理は大変美味しく満足していただけたようでなによりだった。話も弾んで4時間ぐらいお店に居たのであった。