2005/5/8:銀座のインド料理、アショカ

東京都中央区銀座西3-1銀座インズ1
営業時間:11:30〜22:00
無休

調査隊は、むんむんinaの2人でした。


カシス・ビール
たまにはビールカクテルもいいだろう。カシスの甘味が加わって、たいへん飲み口がよい。うっすらピンクかかったような色合いも綺麗。飲みすぎに注意。
DSC-J2による撮影データ
マドラス・ドライ・ホット・マサラ
店の外で、入る前にメニューを見ることができるが、店内で配布されるメニューには載っていなくて、外にある看板のメニューにあったものだ。うっかりすると、見落としてしまうので、店に入る前に一通り見ておくと良い。こういった珍しい料理もあるので。マトンにドライ気味のマサラがまとわり付いているが、見た目と味わいからして、昔マニさんに作ってもらったことがあるが、もしかしてマニさんが作ったのかなと思わせるような料理で、懐かしかった。
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ゴビ・マンジュリアン
この料理も店の外の壁メニュー書かれている。年末にチェンナイに行ったが、機会がなくて食べ損ねた料理だ。この場合のゴビはカリフラワーを指している。この料理自体はインド料理ではなくて、むしろインディアンチャイニーズらしいが。いずれ公開となる、チェンナイとハイデラバードの食日誌(75%程書き上げた)では、道端にかなり大きなカリフラワーを積んだリヤカーが出てきたりする。日本と違って、野菜のイキのよさは抜群だし、値段も安いと来ている。相方によれば、向こうで食べたものはカリフラワーを焼いたような感じで、もっと薄くカットされていたような感じだったとのこと。アショカで出しているものは、焼いたというより揚げたテイストで、外側にごくごく薄く衣が付いているような感じ。時期外れではあるが、甘みが出ていてなかなかいけた。ともあれ、他で出しているお店をみたことがない点からすると貴重かもしれない。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
チキン・ペッパー・フライ
これまたホットな料理。同様に店の外の壁メニューにあった。ペッパーが効いて刺激的なグレービーが、チキンにまとわりついた料理。ライスをいただいて食べるのもいいが、今日はオツマミで食べた(スナックメニューに書かれていたのもあるし)。口の中がホットで、味わい深いテイスト。
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マサラ・ドーサ・セット
店の外に目立つように展示されていた。昼飯を食べた時間も遅かったので、二人で1つをシェアした。ドーサの大きさに対して、チャトニとサンバルの量が少ないのが唯一の不満だが(言ったらくれるのかもしれないが)、ドーサの出来はとても素晴らしかった。たぶん今まで日本で食べたドーサの中で、焼き加減が1番といっていいかもしれない。チャトニとサンバルの味わいは、なかなかよく、これをドーサに絡めつつ食べる。パリパリの焼き目の香ばしさとサクッとした口当たりがとてもよい。もしかして焼いたのはマニさんだろうか。満足でした。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
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フィルニ
ホットな食事の後で、さっぱりとしたものを。ミルクの香りと味わいに、サラッとした口当たりで清涼感が漂う。こういったスィートの充実ぶりはさすがだ。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
シュリカンド
ヨーグルトの水分が抜けて、とてもネットリ。それにサフランやカルダモンが加わり甘くて濃厚な味わい。ちょっとクセになりそうだ。
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マドラス・コーヒー
締めはコーヒーだ。
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●ごちそうさま

このゴールディン・ウィークは、結構食べ歩きしてしまった。アショカ来訪はそのハイライトとも言えるだろう。元々は銀座8丁目だかで長いこと営業していたアショカ。たしか3〜4年前だかにクローズしてしまい、インド料理フリークの間では驚きの声があがっていたような。そして場所を有楽町に移しての復活というわけである。これにもまたビックリした。アショカには、銀座店を含めて2回目の来訪なのだが、サービス面や味に関しても安定感がある。本当は、友人が目黒に近いところで始めたインド料理のお店に行ったのだが、残念ながら休みだったので、どこに行こうか迷っていたところ、最初は鰻でも久々に食べようかということだったが、有楽町に出るということになって、アショカに行ってみようかということになった。そうなったのも、マニさんが今ここで働いているということもあったのが理由なのだが。料理も終えたときに、マニさんが席のほうにちょこっと顔を見せてくれて、元気そうで一安心。たぶん料理のほうもマニさんが作ったものだったのだろう。というわけで長いゴールデンウィークも終わりなのであった。