2005/8/20:京都のインド家庭料理、Ratna Cafe

京都市中京区岩上通蛸薬師下ル宮元町795-1
TEL:075-812-5862
11:30〜21:00
(CAFE ONLY 14:30〜17:30)
火・水休
お店のホームページ

参加者は、K1朗むんむんinaの3人でした。


暗くてよくわからないと思いますが、町家を改造した京都らしい風情のあるたたずまい。店内の空間は広く和める。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ

マスターが自らインドに足を運んで集めた、大変貴重なインド映画のポスターがかかげられていたりします。食後にいろいろと見せていただきましたが、アミタブ・バッチャンや、MGR、ラジニカーントなどがずらりと並んでいて、オークションだったらいくら値が付くのか想像もつかない貴重なポスターがたくさんありました。
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チキン・ティッカ
キングフィッシャーをのみつつ、チキン・ティッカで乾杯。
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アル・パコラ
ジャガイモのパコラ。つけあわせのグリーン・チャトニは、フレッシュで素晴らしく美味。
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カレーのセット
メインの食事は、基本的にはカレー一つを選択したセットメニュー。それぞれ、ベジタブル、フィッシュ、シュリンプを選択して各自シェアした。セットは、ダール、サブジ、カチュンバー、ライスという内容で、今日は玄米があったので選択した。汁気のあるものとないおかずで構成された、なかなか良い組み合わせだと思う。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
ベジタブル・カレー
野菜は数種類がローテートしているらしい。今日はテンペ(大豆の煮豆をテンペ菌で醗酵させた、インドネシアの伝統食品で、日本の納豆に似ている)を使用している。野菜のうまみがとてもよくでて、サラッとした味わい。テンペもマッチしていおり、ほのかなスパイスの香りがよい。
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フィッシュ・カレー
ココナッツが効いたケララスタイルらしい。味わいはマイルドで、風味がとてもよく、フレッシュでキレのある味わい。閉店してしまったが、石川台の「ナマステ」で食べたものにとてもよく似ていたのが印象的。
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シュリンプ・カレー
エビのダシがよくでており、サラッとしたグレービーソースは、風味もよくてスパイスの香り漂う味わい。軽やかでいくらでもライスが入ってしまいそうだ。
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ダール
このダールがまた絶品。シャバッとした感じでライスにスッと沈んでいく。味わいが優しく見事。
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ポリヤル
ジャックフルーツをココナッツ、カレーリーフと一緒にシンプルに調理したもの。やさしい素朴な味わいながらも、ライスにカレーと一緒に混ぜて食べると最高。
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カチュンバー
キュウリを中心に賽の目にカットした野菜を、レモン汁や塩であっさりさっぱりと仕上げたインドサラダだ。
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ラッサム
煮ダルを加えないタイプのラッサムで、酸味とトマトのフレッシュ感、ニンニクやスパイスの香り漂う、シャバシャバでキレのある味わい。本来メニューにはないのだが、マスターのハンドルがラッサムということから、特別にお願いしておいたものだ。塩は弱めにしてあるということなので、ライスと一緒というよりも主にスープとして飲んだ。
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ローズ・ミルク
ローズ・ウォーターを加えたローズ・ミルク。インドやシンガポールなどに行ったときに、好きでよく飲んだが日本で出しているのを見たのは初めて。ピンク色でバラの香りがほのかに漂うミルクだ。
DSC-J2による撮影データ


●ごちそうさま

町屋を改造したカフェスタイルのお店で、京都らしく風情のあるお店だ。店の中はとてもゆったりと時間が流れており、とても和める。写真には収めてないが、トイレがまたすばらしい。お店は夫婦2人できりもりしている。インドの現地で家庭料理を習ったものをお店で出している。どの料理もフレッシュで、キレがある。あきらかにレストランスタイルのリッチな味わいとは対照的だ。体に優しく、毎日でも食べられ美味しい料理。店内に飾られたインド映画のポスターが涙物。京都に行ったなら、是非とも一度は立ち寄りたいそういうお店である。