2006/1/7:練馬の南インド料理、ケララバワン

東京都練馬区豊玉北5-31-4松村ビル1F
TEL：03-3991-5218
営業時間：11:00〜15:00、17:00〜23:00(ラストオーダー22:30)
定休日：月曜日

参加者は、むんむん、inaの2人でした。

マサラ・フィッシュ・フライ

このお店にくると、ほぼ間違いなく注文してしまう。これを食べながら、カールスバーグの生を飲むのがたまらなくいい。魚は何だかわからないが、身がプリプリして、皿の上から、スパイスのとても良い香りがただよってくる。味わいはもちろん良い。頭からしっぽの先まで、骨まで食べられる。残すところなどまったくなし。オススメです。

チキン・ビリヤニ

サッシーさんが手がけるもう一つのお店、KOCHU KERALAMでの売りがビリヤニだが、こちらでも同様のものを食べることができる。周りをみると、ビリヤニを食べている方が数名いたので、人気の程が伺える。それもそのはずで、フライパンでカレーとミックスした、なんちゃってビリヤニとは違い、きちんと壺で蒸してバスマティライスとカレーとを融合させて、とても素晴らしい香りのビリヤニだ。食感もパラッとしており、オイリーでなくサラッとして軽やか。とても食べ口がよい。付け合わせのライタを混ぜつつ食べると、これまたイケるといった感じだ。

エッグ・ドーサ

生地がしっとり滑らか。パリパリの生地もいいけれども、適度にしっとりしたタイプも好みだ。ドーサの生地は厚みや食感、さまざまなものがあるし、それによってまた味が違ったりする楽しみがある。今日はノンベジのドーサ。卵が生地の内側に塗られている。卵の甘みがまろやかで、そのまま食べてもとてもうまい。つけあわせのサンバル、チャトニをまぶして食べるとさらにうまさは広がる。

ベジ・ミールス

ラッサム、サンバル、イモのクートゥ、キャベツのミックスポリヤル、ピクルスがレモンピクルスとショウガのインジプリ、パヤサム、アッパラム、ライスという内容。

アッパラム

ケララ産のものだ。サックリしていて、軽やか。味わいがとてもよく、フリカケにしてライスの上からパラパラはいつも通り。

ラッサム

まいった、抜群の美味さ。トマトが多すぎるということもなく、シャバシャバ加減も申し分なく、味のキレが素晴らしい。ライスにかけたときに、ラッサムが全体にコーティングされて、やさしくまろやかなダルの風味とともに、爽快感が抜群で瑞々しい。

サンバル

ドーサでも出て来たが、今日の具は人参。豆が多めで、酸味はどちらかといえば控えめ。全体的にまろやかでライスに和む。ホッとする味わいだ。

イモのクートゥ

ポテッとしており、豆とココナッツの風味がよく、野菜のよく煮えて味わいは抜群だ。まさにライスによくあう味わい。

キャベツのミックスポリヤル

キャベツを中心にグリーンピースやダル等が入っている。汁気のあるカレーと、汁気のないこういった炒め煮したおかずがあると、食事のバリエーションも出て楽しくなる。野菜の甘みがあり、やさしい味わい。

ヨーグルト

ミールスの最後にこれで締める。残ったライスの上からドバッとかけて、まぜてヨーグルトライスにするわけだ。これをやらずして、ミールスの楽しみは完成しない。やってみるとわかるが、ライスとヨーグルトの相性の良さ。目から鱗である。さらに、塩を少し加えたり、余ったラッサムを少しかけたり、ピクルスを混ぜ込んで食べると、その美味さは倍増する。

ピクルス

レモンピクルスとショウガのインジプリ。自家製のピクルスで、抜群の美味さ。塩辛いということもなく、まったくオイリーでないのがうれしい。食の合間にペロリとなめると、リフレッシュされてさらに食が進む。オススメは最後のヨーグルトライスの時にピクルスも混ぜてあげることだ。ものすごくうまい。

パヤサム

南インドで定番のデザート。セミアとミルクの甘みで、ホットな体がクールダウン。

チャイ

食後にチャイをいただく。

昨年はあまり来ることが出来なかったので、今年はなるべく来たいと思いつつ新年早々に訪れた。あいかわらずお客の入りがよく、お店は活気に満ちあふれている。サッシーさんも元気にバリバリ仕事をしている。久々にミールスを食べたが、やはりすばらしかった。どれもがフレッシュな味わいで、食べ口が軽くもたれない。本当に食後にスッキリするのだ。近いうちにまた来るとしよう。