2006/10/21:京都のインド家庭料理、Ratna Cafe

京都市中京区岩上通蛸薬師下ル宮元町795-1
TEL:075-812-5862
11:30〜21:00
CAFE-ONLY_14:30〜17:30
火・水休
お店のホームページ

参加者は、むんむん、inaの2人でした。

店内は広々として落ち着ける雰囲気。

トイレの脇の洗い場がまたいい感じだ。

ポテト・サモサ

小さめのサモサ。一つ一つ丁寧に手作りされている。包み方がかわいい。つけあわせのグリーンチャトニがとてもフレッシュ感があってうまい。スゥッーと抜けていくような感じだ。ポテトもホクホクして皮は薄くしっかりしている。

ベジ・カレーセット

料理のほうは、昼も夜も基本的にはセットになっています。パコラ・カディ、ダル・ライタ、里芋のサブジ、パパド、玄米。

パコラ・カディ

天かすのようなものが入ったヨーグルトの酸味のあるさっぱりした料理。ライスにバッチリ。夏に食べてこりゃいいと感心したもんだが、やはり今日もハマッた。

カボチャのスリランカカレー

これはベジ・カレー・セットその2のほうのカレー。まさしくスリランカのテイストそのもの。なんというかスパイスの香りの感じ方...うまく説明できないんだが、ソースにスパイスが溶け込んでいるというより、もっとダイレクトにスパイスが感じられるというか、一緒に鍋で煮込みましたみたいな...コレも違うかな。サラッとしてキリッとシャープな味わい。

ダル

やさしくまろやかで和める。ダルとはこうありたいみたいな。コクがあり食べ口もかろやか。

ライタ

タマネギの入ったシンプルな仕上がり。ライスにもかけてさっぱりといただくのもよい。

里芋のサブジ

揚げてあるのでネバリはない。甘み旨みがよくでている。したがって味わいも最高。

インゲンのポリヤル

見た目にもシンプルな印象。丁寧に細かくカットされたインゲンは、ココナッツ、マスタードを基本として柔らかく、インゲンの甘みとうまみが最大限引き出されている。とても繊細な感じがして、うまいこと調理されている。特にココナッツとインゲンの甘さのあわさりかたがすばらしい。

レモン・ピックルと苦瓜のサブジ

自家製のピックルにサービスで頂いたニガウリのサブジ。ピクルスはレモンの爽やかさが口直しにとてもよい。ニガウリもまた、旨みがよくでていてライスにぴったり。

紅茶とチーズケーキ

焼きたてのチーズケーキとなめらかな舌触り。ストレートティを飲みつつ食後のもう一つの楽しみ。

今回も京都に用事があって来ていますが、来たからには是非とも寄りたいお店だ。インド、スリランカの現地で家庭料理を習ったものをそのままに提供してくれる貴重なお店。派手さはないものの、一つ一つの料理は丁寧にしっかりと作られている。ちょっと東京にはないタイプのお店で、和み度は抜群。