2006/2/5:小岩の四川家庭料理、珍々
東京都江戸川区西小岩4-9-20
営業時間:18:00〜24:00
月休
参加者は、むんむん、inaの2人でした。
- [月昔]肉
- ピーマン、しめじ、タマネギ、そして豚バラの干し肉。酒のツマミに頂いた。ファングーさん、一ヶ月ぐらい干したらしい。[月昔]という字は、寒いときという意味らしく、この干し肉は冬のみ作られるとのこと。ジューシーでやわらかくうまい。
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- 鍋[米巴]
- 今日も壁メニューに「おこげ料理」が。四川を代表とする、有名な料理だ。深めの皿やどんぶりなどに、おこげを敷き詰めて、上からうま煮スープをそそぐと、ジャーッと小気味良い音がする。一番左の写真はボケてしまったが、まさにそれだ。おこげがスープを吸い上げる。ここで、おこげのサクサクした食感を好ならば、間髪入れずに食べる。次第にスープを吸ったおこげはふにゃふにゃになっていくからである。しかしこちらはこちらでまたおいしい。見た目の醍醐味もある、楽しげな料理だ。うま煮スープには、ぷりぷりしたエビ、きのこ、赤ピーマン等ののとりどりの具がふんだんに入っている。通常スープのほうは塩味のあっさり風味なのだが、今日は麻辣の効いた辛め仕立て。これがドンピシャで、香り高く絶品。
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- 炒蓮根
- 蓮根があるというので、それを炒めてもらった。味付けは辛めの麻辣風味。蓮根のシャキシャキした食感、そして花椒の香りがただよう。おにかく食感が最高。
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- [虫馬]蟻上樹
- ひき肉を春雨に絡めた様子が、樹に蟻が群がる様子からつけられた料理名。これまた麻辣が効いた辛味のある料理。そして今日の料理で使った春雨は、サツマイモから出来ている。これが絶品もので、プルプルした食感にエキスを十二分に吸い込み、香り高くうまさにあふれている。
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- ファングー流特別うどん
- 名前はまだないらしい。というのも、日本のうどんを使ってファングーさんが、考案した料理だからだ。完全に裏メニュー。自分が食べたいときにうどんを買ってきて作ってるらしい。うどんは信州のものを使ってるらしい。ザーツァイと甘い餡、花椒の香りがする。餡が絶品だ。これがうどんによく絡まって、素晴らしい味わいになっている。裏メニューといわずに、どうどうと壁メニューに書いてほしい。食べた人は絶対に気に入るはずだ。
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●ごちそうさま
溝の口で、スリランカの料理を出している名店、Surasaのオーナーのスサンタ氏が、キャンディアンダンスの公演を行った。彼の父親であり、スリランカのキャンディアンダンスの至宝とも言える、ピーター氏や一族による踊りは、素晴らしいものだった。帰りが遅くなるので、小岩で食事をすることにした。ひさびさに、沖縄料理の店に行こうとおもっていたが、席が結構うまっていたので珍珍にした。遅めの時間なのだが、わりとお客がいた。料理はあいかわらず、何を食べてもうまい。ファングーさんの引出しの多さにはいつも感心させられる。そろそろ宴会でもどう?
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