2006/3/19:池袋の南インド料理、A.Raj

東京都豊島区南池袋2-42-7
TEL:03-3981-9688
営業時間:11:00〜15:00(ランチ)
18:00〜23:00(ディナー)
定休日:火曜日

参加者は、むんむんinaの2人でした。


スナック
日本だとインド食材店に行くと、袋詰めにされて売られているフライ状のスナックが目に付くがそうしたものだ。。辛いものやそうでないものとかいろいろあるね。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
マドラス・パロタ
ワインを飲みつつマドラス・パロタ。A.Rajでは定番のスターター料理。ボリュームもそうだが、中の半熟気味の玉子と挽肉、トマト等の絡みがまじりあってうまい。辛さもあるし、お酒のほうもすすんでしまう。
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マサラ・ワダ
ホクホクしており、豆粒のカリカリした食感、フェネルの香り、味わいともにとてもうまい。マサラでないワダは、以前もあったが、今回より新しく加わった。
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タマリンド・ライス
今日は新メニューの料理を試したいので、すぐに食事に以降。ミックスライスの種類が増えており、タマリンド・ライス、レモン・ライス、ココナッツ・ライス、ポンガルが新たに加わっている。その中から今日はタマリンド・ライスを注文。出てきたのがこれだが...今までいろいろなところで食べたものと見た目がまったく異なる。凄い色だ...タマリンド・ライスといえども、レモン・ライスと同様、ターメリック色で、若干くすんだような色合いのものが多くのお店で出されているものだが、ラージさんのところは、ターメリック色はなくて、タマリンドの色合いがダイレクトなもの。しかも中に入っている豆粒が、小豆を思わせるようなもので...そう、見た目は日本の赤飯をくすませたものだ。見た目に比べて食べてみると、タマリンドの酸味はあまり感じられないような...
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レバー・ウプ・カレー
酸味が少しあり、レバーの食感味わいがなかなかよい。辛さもなかなかのもので、食がすすむ。特筆すべきは、使われている唐辛子。丸っこい唐辛子で、辛さよりも香りと味わいがとてもよい。
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カルワット
小魚とナスのカレー。カルワットは、小魚を指すようだ。使われているのは煮干で、これがとてもよいダシと味わい。スリランカのハールマッソーという、やはり小魚のココナッツミルク煮込みカレーがあり、私もたまに作るが、煮干というのは大変うまいものだ。ラージさんのところでは、トマトを基調としてトロミのあるグレービーに仕立てているが、相性はよくとてもイケてる。この手のものはパン系ではなくてライスが断然相性がよい。味わいや和み度といったことで、家庭料理の味わい。
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スラ・プットゥ
こちらもローカルでマニアックな料理だ。サメを使うところを、入手の問題からか、ラージさんのところではタラをほぐした身を使用している。全体的にスパイス感というものは、あまり感じられず、汁気はまったくなくて、やさしくふんわりした食感と味わい。どこかバングラディシュのボッタに似ている感じもある。
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ボティ
モツと豆のマイルドカレー。マスタード、クミンの香りが鼻をくすぐり、少しドライ気味ながらも、ヤギのモツとトゥールダルの風味と味わいが合体して、なんともよい味わいだ。ライスにも和んでイケる。
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●ごちそうさま

昨年の12月の中旬を過ぎたあたりで、2年ぶりにラージさんはインドに里帰り。リニューアルオープンが2006年の2月ぐらいと言っていたが、本人ちょっと体調崩してしまい、先週待望のリニューアルオープンとなった。予告通り、内装はもとよりメニューのほうもいくつか新しいものを入れて、より南インド料理の色を出してきた。特に他のお店では出していない、南インドのローカルな料理を加えてマニアック度が上がった。ラージさんのお母さんの味を全面に出しているようだ。ミールス(ベジ、ノン・ベジ両方)のほうも、昼間だけではなく、夜も予約が必要なくなって、いつでも食べることができるようになっている。連日の混み具合はわからないが、ディナーは予約していくのがいいだろう。