2006/3/3:御徒町のインド料理、SHAANTHY

東京都台東区上野5-26-6(2F)
TEL:03-3835-2977
営業時間:11:30〜15:00、17:30〜22:00ぐらいか
定休日:月曜

参加者は、ika、inaの2人でした。


ラッサム
最近はラッサムをスープとして飲むことが多く、今日もまずはラッサム。ダルのまろみと、刺激のあるようなスパイス感はなく、おだやかでシンプルな印象。見た目もいつもと少々異なり、これはスブラさんが作ったものではなく、新しく入ったムルゲシュさんが作ったのではなかろうか。スブラさんのラッサムは、刺激的で辛めだが、こちらのラッサムもなかなか美味い。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
マサラ・パパド
トマト、タマネギ、グリーンチリ等をチョップしたものがパパドの上に乗せられ、カイエンペッパーのピリリとした刺激がよい。なんとこれが1枚180円で食べられる。
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ワダ
いつもながらふっくらサックリしていて美味い。サンバルもの具はダイコン、にんじん、オクラ。豆の味わいがとてもよい。こちらもムルゲシュさんが作ったのかな。
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マサラ・オムレツ
ふんわりしてやさしい味。中にはグリーンチリとタマネギのチョップしたものがはいており、甘みがあり味わいがよい。
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パロタ
ムルゲシュさんが運んでくるとき、付け合せのカレーをクルマと言った。クルマというと、フェンネルやポピー・シード(ケシの実)の風味が特徴で、ココナッツやギーのトロッとした、どこかトロピカルなものを想像してしまうが、SHAANTHYのものはそれらとはちょっと異なる。ケシの実やフェンネルの香りが、あるのかないのかわからない。ただし、ココナッツ風味のトロッとした感じは似ている。パロタの出来はあいかわらずよく、これにクルマを浸して食べると、やはり美味い。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
ベジタブル・ミックス・ドライカレー
ジャガイモ、タマネギ、ピーマン、ショウガ、そしてナスが具。スパイスの香りがプーンと漂い、野菜類はよく火が通されており、甘みが出て旨みが凝縮されている。マスタードの風味が効いてとてもよい。
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マトン・パラク
グレービーはポテッとした感じで、ホウレン草はよく煮込まれている。マトンがゴロゴロ入ってて、しっかりしたグレービーだが、オイリーな感じはしない。香りや味わいから、カスリ・メティを使用している!? ライスでもいいが、チャパティなどのパン系にもよく合うだろう。
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レモン・ライス
香りがよく、ナッツの食感、コリアンダーリーフの香り、カリカリのダル、色合いもなかなかよい。そのまま食べても美味しいし、カレー類ともよく合っている。
DSC-J2による撮影データDSC-J2による撮影データ
チャイ
食後にチャイ。
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●ごちそうさま

およそ1ヵ月ぶりか。メニューにも変化があったが、スタッフのほうにも変化が見られた。店長だった笠原さんが2月いっぱいで退職、チーフシェフのスブラマニアンさんはそのままだが、バブさんが辞めて、なんとムルゲシュさんが入った。ムルゲシュさんは、昨年某南インド料理店(といっても、報告ページをまめに見ている人は知ってるから、伏せる必要もないのだが)に居たが、このところ見かけなかったが、SHAANTHYに来ているとは、ちょっと驚いた。メニューは、まだかっちり決まっていなくて、現在進行形の形で料理の種類が増えている。2人ともタミル・ナードゥ州出身のシェフなので(スブラさんはタンジャヴール、ムルゲシュさんはチェンナイ)、南インドの料理がどんどん増えてくることを期待しよう。