2007/8/4:緑園都市の南インド料理、GANESH(ガネーシュ)
神奈川県横浜市泉区緑園4-1-6ジスタスビル2F
(TEL)045-814-0711
営業時間:11:30〜22:00(21:30ラストオーダー)
水曜日(祝日の場合営業)
参加者は、itojun、LaLa、ika、むんむん、inaの5人でした。
- Meals
- レギュラーメニューにMealsを出していたのは、1999年当時ではこの店ぐらいだったと思う。実際はさらに前からやっていたのだが、パイオニア的存在と言えるだろう。 サンバル、ラッサム、チャトニ、ピクルス、ライタ、パパド、ライス、サラダ。
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- サンバル
- 豆の形が残るタイプのサンバル。最初のころに出会ったサンバルだ。タマリンドの酸味が効いた味わいは、それまで食べたことがない味で驚いた。やさしく香りがよい。
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- ラッサム
- トマトが濃い目で、全体の味わいは濃い。これまた南インド料理を食べ始めたときに出会った味。懐かしいなぁ。
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- チャトニ
- 今ではMealsでチャトニというのは、ちょっと違和感があるけど(ティファンのタレとして登場するチャトニは、普通ライスに混ぜて食べるように提供はされない)、こういうものがあるというのを知ったときの、驚きはあったね。フレッシュでサラッとした感じのタレはペロッとなめてアクセントにした。
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- ピクルス
- これを最後にヨーグルトとライスに混ぜて食べる、そのように石原さんに教わったのを思い出す。それ以来病みつきになったんだなぁ。
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- パパド
- 割崩してフリカケ状に食べる。これもGANESHでやったのが始めてかな。
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- ライタ
- ライスと混ぜたり、ビリヤニと共に。さっぱりしている。
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- チキン・ビリヤニ
- 盛りが豪快。これもGANESHに初めて来たときに食べた。日本米を使った、Mixライス的なビリヤニはどこか懐かしい。今では本格的なビリヤニを出すところは増えたが、当時ビリヤニといえばこういうものだった。とにかく懐かしさがこみ上げてくる。
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- クルフィ
- インド流のアイスクリーム。濃厚でうまい。もともとGANESHはデザートは素晴らしいものを出していたので、まず間違いなく食後になにかしら注文する。このクルフィもすばらしいなぁ。カルダモンの香り、ネットリした感じといい、GANESHの真髄みたいなものがある。
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- インドコーヒー
- 南インドっぽくカフェオレタイプ。最後の締めくくりに最高。
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●ごちそうさま
翌日をもってGANESHの営業が終わる。日本における南インド料理のレストランのパイオニア的存在の店だった。私が南インド料理に本格的にのめりこむきっかけを与えてくれたお店でもあった。九段下時代のアジャンタで活躍した石原さんが、独自の世界観を料理に反映させた、まさに石原流のセンスと味が開花した貴重なお店だった。残念ながら石原さんが亡くなってしまったため、お店も存続が出来なくなってしまった。最終営業までは弟子の方々によって営業が続けられる。今日の料理を食べてみて、まさにこれはGANESHの味だとおもった。しっかり石原さんの教えは弟子達に継がれている。いつの日か、なんらかの形で、石原さんが残した味が世に出てくることを切に願う。GANESHのスタッフの皆様、そして天国にいるであろう石原さん、ありがとうございました。
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