Title : Aathi （2006年 Tamil 166分）
Director : Ramanaa（ラマナー）
Music : Vidyasagar （ヴィディヤーサーガル）
Starring : Vijay（ヴィジャイ）, Trisha Krishnan（トリシヤー）
リベンジ物。R-18指定なので、アクションシーンがちょっとハードですが、ヒーロー、ヒロイン共に復讐に手を染める演技はド迫力で一見の価値あり。とくにトリシヤーファンにはショッキングかも。ヴィジャイの目ヂカラを堪能。
大ヒットテルグ映画【Athathanokkadey】のタミル語リメイク。
Story : Surendar Reddy
Dialogue & Screenplay : Ramanaa （ラマナー）
出演：
Vijay （大学生・アーディ）, Trisha Krishnan （大学生・アンジャリ）,
Vivek （アーディの友人）
Sai Kumar（敵役）,
Vijayakumar（アーディの祖父）, Prakash Raj（アーディの父）, Manivannan (アーディの養父), Nasser （アンジャリの叔父）, Shweta Konnur , Livingstone , Raj Kapoor , Rajan P. Dev, Sneha Nambiar
Producer : S.A. Chandrashekhar
associate producer : Shoba Chandrasekhara （ショーバー・チャンドラシェーカラー）
→ヴィジャイの両親が名前を連ねるホームプロダクション。
（息子にこんな暴力的な映画をやらせたかったのだろうか…）
Cinematography : Soundar Rajan.S （サウンダル・ラージャン・S）
Editor : Suresh Urs （スレーシュ・アルス）
Art Director : Rajeevan （ラージーヴァン）
Production Manager : H. Sakthivel
Stunts : Peter Hein, Rocky Rajesh
Songs :
★Olli Olli Udambae… Karthik, Anuradha Sriram
★Lealakku Lealakku Leala…Kay Kay, Sujatha
★Thadakku Thadakku…Hariharan, Sujatha
★Athi Athikka…S.P. Balasubramaniam, Sadhana Sargam
★Yeai Durra… Tippu, Syndhavi
メディア：Ayngaran DVD（英語字幕つき）
再生状況：良好
初鑑賞：2006.4.11 （Ayngaran DVDにて）
コメント
【Thirumalai】（2003年）に続く、ラマナー監督×ヴィジャイ主演作品。
ラマナーの初監督作品【Thirumalai】が、少し低迷していたヴィジャイの評判を一掃する大ヒットになったが、前回の王道的なラブストーリー＆アクション映画とは、【Aathi】はかなり気色が違い、ヴィジャイとトリシヤーが過去に大きな心の傷を抱えた、汚れ役。
前半が、【Kushi】（2000年）みたいな展開で、少々長ったらしいけれど、インターミッション直前あたりから、映画の雰囲気が一変。
ヴィジャイの目ヂカラ全開・クールなそぶりで復讐を実行していく様が、（普段流血モノが大の苦手な私でも）画面から目を離せなかったです。
作品全体の出来であるとか、こういうR-18指定になるほどのものを作る意義は、とか考えだすと、私は【Thirumalai】の方が圧倒的に好きなのだけど、【Aathi】のアクションはとにかくすごい。
CGを使ったアクションはインド映画でも増えているけれど、まず生身の人間がちゃんとアクションを演じられてこそ、説得力が大きく増すということを、改めて感じました。
アクション監督のピーター・へイン（【Thirumalai】でも担当）の力量も相変わらずで、ヴィジャイがそれに応える素晴らしいスピードとキレを見せ、ヴィジャイは30代になって、作品ごとにどんどん磨きがかかっていると、惚れ惚れ！
それから、この映画でのトリシヤー、冒頭は彼女のイメージビデオ状態。しかし最初の数分で、トリシヤーファンにはかなりの衝撃な演技が。鬼気迫っててすごい～。
ラジニファンのヴィジャイらしく、ラジニを真似するような足の組み方をしたり、バーシャ似のリキシャーワーラーが登場したりする。
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