Indian Movies / インド映画の話

【バードシャー テルグの皇帝】日本公開1カ月前に。

2016/06/06

Baadshah

8月9日(土)から公開のテルグ映画、【バードシャー テルグの皇帝】。

【あなたがいてこそ】と共に、1999年日本公開の【愛と憎しみのデカン高原】以来15年ぶりのインドのテルグ語映画公開です。
(もう15年も経つのかー!!!)

日本公式サイト 劇場情報

予告編が出るタイミングか何かで、日記に書こうかと思ってたけど、【あなたがいてこそ】共々、まだまだ出る気配がなく(おそいっ)明後日で公開1か月前なので、そろそろ書こうと思います。

試写会で観た直後の感想;

ツイートに、...NTRについての感想がまったく書かれていない(笑)

実は、そのときは、NTRのパフォーマンスの満足感という意味では、ビミョーな気分だったから。

自分が見た、NTRの作品は、【Yamadonga】(ヤマドンガ)に続いて2作目。

NTRに好感は持ってるんですよ。

持ってるんですけど、ぶっちゃけ、自分的にはヴィジャイほどは萌えないので、【ヤマドンガ】も、あーおもしろかった、おっしまい♪って感じだったのです。

が、【バードシャー】を観て、逆にあー【ヤマドンガ】ってたぶん傑作だったんだなと思ったです。
NTRの日本に最初に紹介される映画だったら、【ヤマドンガ】とかそれに近いテイストの作品がよかったんじゃないかなあ、って。

ヴィジャイでもラジニでも言えることだと思うんですけど、南インドのご当地の圧倒的なスターは、地元か近場の州が舞台で暴れてるときが、なんか一番輝いてる感じがするんですよねー。
海外に行くとダメ、ってことではなく、インドの地元の庶民とのふれあいシーンみたいなのが多い方がね、ローカルで少々(かなり?)ダサくても、スターが愛されてる感がハンパないし、観ててシアワセになる

これが史上最高の製作費をかけて何か国かロケに。。。とかいう話になると、どうもその豪華さに力点がいきすぎるというか、それでおなかいっぱいになっちゃう感があり、それでいてスターで満足した!っていう感じが少々おざなりになるというか。
(でもこの映画でも、最後はインドに戻ってくるのは、よかったね!!!)

それから、NTRジュニアの場合は、おじいさまのNTRと同様、神様コスプレがとっても似合う。
そーいう「NTRならでは」な見せ所が、外国に行ってばっかりだと欠落しちゃいがち。。。

バードシャー、何しろいろんな国に話が飛び、頭がこんがらかるし、悪役が多すぎて覚えられないし!(爆)

でも、最新作をもってきたのはスゴイと思う!!!

まあ、思うところはいろいろあったけれども、買い付けの時点では出演最新作と思われるものを買ってきて、シンクロムービーだの、ニコニコ動画などのネット上でダンスが話題となっていたNTRが、ネットの小さな画面を飛び出して、堂々と今般、リアルタイム感のある作品で日本の大スクリーンに初登場、というのは、すごいことだと思う!

だって、ちょっと前まで「日本ではインド映画ではラジニものばかりが上映されて」とか言われたりしていたけれども、ラジニ映画だって、リアルタイム感が比較的あった状態で日本公開された映画は、しいていえば2005年インド公開・2006年日本公開の【チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター】だけですよ。

ラジニはそれでも、もうおじいさんだからいいけど(?)、ヴィジャイだったりNTRジュニアだったり、若手のスターはこの3年や5年でものすごく成長してるわけだから。
やっぱり旧作な2007年の【ヤマドンガ】などよりも、とにかく今の彼を見られる作品が来る方がイイ、と、試写会から1カ月が経ち、じわりじわりと思うようになってきました。

(とはいえ、【ヤマドンガ】も、実はS.S.ラージャマウリ監督映画で、【マッキー】→【あなたがいてこそ】、ときたら【ヤマドンガ】が来ても、ちっとも違和感がないわけではありますが!)

そうですよ、日本でネット動画でNTRダンスをネタで観てる人たちは、古い映画のなんですから。
今のNTRは、さらにスピード感とキレっキレっ感がランクアップしてますよ。
成長著しい彼の今を紹介しなくてどーするのだ!

おめでたいです!
宣伝の仕方が少々ヘンだとか、いろいろツッコミどころが満載だろうと、こりゃーすごいです。
日本の、インド映画事情は確実に、前進しているよ~!

(私はあんまりテルグ映画を観てないヒトだけどさあ、前からテルグ映画を応援してるみなさん、もっと声高にお祝いしようよ!これってほんとにすごいことなんだからさあ!)

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さてさて、前置きが長くなっちゃいましたが。
でも、この映画を宣伝される方々の情報の発信の仕方ひとつで、この映画だって日本で面白く観てもらえると思います。
登場人物が多すぎるなら、パンフやムック本だとかで解説して補うとかできるし。


これを逆手にとって、今年2月に日本公開された【エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ】と、どっちの方が登場人物・登場地の多さで頭がこんがらかるか、競争しながら観てみる、ってのもいいかもよ!?

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ダンスなんか、インド古典舞踊クチプディを習得しているNTRの、美しい手先までキレイな踊り。。。を堪能するには速すぎて見えなくてぽかーんとしちゃった部分もあるのだけどね。

ダンスがキレキレで速すぎるから、マサラ上映で真似するのはかなーり無理があるにしても、
「どこまでNTRについてこれるか挑戦だ!」とか言えばいいですもんね。

と言いながら、今回は、私は意外や意外!のナーサル様のステキすぎる古典パフォーマンスにイチコロだったんですけど。
これはレアだ!
たぶん、カマルハーサンの【Sagarasangamam】みたいなのをモチーフに踊ってたんじゃなかろうか。

これ見るために何回か映画館通ってもいいわ♪
(ここの振りのワークショップがあれば、参加したいね、マジ。)

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あと後半で活躍する、ブラフマーナンダムのグダグダ感もサイコ-だったし。
彼がパロッちゃう、今回「インド映画祭」で一緒に上映のあの映画と共に観たら、幸福感倍増でしょうw

そして、富山に来てた、シッダールタくんも!

Siddhalth.jpg特別出演なシッダールタ(シッダールト)くんも、後半ほんの数分の出演で映画の風向きをぐっと変える、見事な存在感と演技とキュートさ♪
(公式サイトやちらしで、ネタバレになりそうなあらすじを書くのはやめてほしい!ここ重要なんだから。)

← 写真 昨年4月に富山でタミル映画【Theeya Velai Seyyanum Kumaru】(TVSK)のダンスシーン撮影に来ていたシッダールタくん。
私が撮影見学してた日は、サングラスをかけて踊るシーンばかりだったので、なかなかかわいいお目目が見られずにやきもきしてたのダ。
【バードシャー】では、とびっきりかわいいシッドゥが見られるよん♪

【TVSK富山ロケ6】4/16のインド映画(タミル)映画撮影隊 in 富山(実況バージョン)

(これを機に、TVSKも日本公開してくれ!頼む!)

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テルグ映画のぶっ飛び感は、普段こういうタイプを観てないヒトにとっては、目が慣れるまで、すこーし時間が必要かもしれないけど、小難しく考えず、インド映画の多様性のひとつとして、楽しみたいものですね~。

この映画がNTRのベストとは思わないけど、彼の日本銀幕初登場!をロードショーのスクリーンでみんなで盛大にお祝いしながら観たいものです。
これを機に、そのうち旧作の傑作も紹介されていくことを願うし、NTR映画の今後の発展も楽しみです。

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