Indian Movies / インド映画の話

Bheemaa (ビーマー)

2015/12/15

Bheema ロビーカード

Title : பீமா Bheema (2008年 Tamil 166分)
Director : Lingusamy(リングサーミ)
Music : Harris Jayaraj (ハリス・ジャヤラージ)
Starring : Vikram(ヴィクラム), Trisha(トリシヤー), Prakashraj (プラカーシュラージ)

2008年1月15日のポンガル公開。ヴィクラムによるオトコ臭さ満点のアクション映画。
プラカーシュラージを慕うヴィクラムの、任侠な世界での友情と恋と破綻。
2008年3月19日に逝去したラグヴァランが存命中の、最後のヒット作品となりました。

写真のロビーカードについて;

ラグヴァランの出てるロビーカード | シドニー

キャスト

Vikram:Sekhar(シェーカル)チンナーを慕う。警察官を父に持ち正義感はあるが、警察を信用せず、暴力の世界に飛び込む
Trisha Krishnan:Shalini(シャーリニ)シェーカルを慕う学生
Prakash Raj:Chinna (チンナー)ギャングのボス。ただし正義感にあふれている
Raghuvaran :Periyavar(ペリヤヴァル)チンナーと対立するギャングのボス
Ashish Vidyarthi:警察官 善玉悪玉を問わずヤクザを一掃しようと、シェーカルたちの命をも狙う

スタッフ

Directed :N. Linguswamy
Produced : A. M. Rathnam
Written : N. Linguswamy, Sujatha Rangarajan
Music : Harris Jayaraj
Cinematography :R. D. Rajasekhar
Editing : Anthony
Distributed : Sri Surya Movies

サウンドトラック

Ragasiya Kanavugal Hariharan & Madhushree
Mudhal Mazhai R. Prasanna, Hariharan & Mahathi
Rangu Rangamma Vijay Yesudas, Kailash Kher & Swarnalatha
Siru Paaravaiyaale Karthik & Harini
Oru Mugamo Krish & Naresh Iyer
Enadhuyire Chinmayi, Sadhana Sargam, Sowmya Raoh & Nikhil Mathew

あらすじ

チェンナイの街で対立する2派のギャング。
正義のためには暴力でねじ伏せることもいとわない、一部の庶民には圧倒的な支持を受けるチンナー(プラカーシュラージ)一派。
そしてチェンナイを牛耳るために悪事は何でもするが、何かと妨害をしてくるチンナー一派をおもしろく思わない、ペリヤヴァル(ラグヴァラン)一派。

ある日チンナー一派に入ることを望む、風変わりで一匹狼な男が現れる。
名前はシェーカル(ヴィクラム)。少年時代にラーメーシュワラムでチンナーに助けられ、彼のようになりたいと憧れ続けて大人になった青年。
訝しげにシェーカルを受け入れたチンナーだったが、瞬く間にシェーカルはチンナーの片腕的存在になる。

ペリヤヴァル一派との抗争は激しくなっていく一方だったが、新しくチェンナイに赴任してきた警察官(アシシュ・ヴィディヤールディ)が、ギャングは誰彼かまわず殺すように部下たちに指示を出す。
そのターゲットのリストの上部には、もちろんチンナーもシェーカルも含まれていた。

シェーカルが「マハーバーラタ」の登場人物に似ていることから、この暗殺計画は「ビーマー」という呼称で呼ばれる。

チンナーを守ること、チンナーを通して社会正義を実現することしか頭になかった、朴訥なシェーカルだったが、シャーリニ(トリシヤー)と恋に落ちたことで、少しずつチンナーとの歯車が狂っていった。
しかし、チンナーもシェーカルが伴侶を迎えて普通の暮らしを望むならば、シェーカルを解放しようと覚悟を決めた。

ところが他のチンナーの部下たちがそれを黙っていない。
それぞれの思惑と相手への理解のほんの少しずつのずれが、思わぬ展開を呼び…。

むんむん's コメント

任侠もの。ちょっと【ダラパティ】も髣髴とさせるような。
ヴィクラムが身体をムキムキに鍛え上げて、アクションを決めまくってます。
プラカーシュラージとの友情のくだりもステキ。

でも、やっぱり任侠ものは任侠もので、救いのないクライマックスでした。
好みじゃないや、これは(爆)。

ダンスシーンも、船の上でぎらぎらした男たちが集団で踊ってるのはかっこよかったけど、身体を鍛えすぎて女性と二人で踊ったりするようなやつの類は、なんかもさいんですよ~。

トリシヤーは強気でアタックしまくる女学生役で、普通によかったです。
でも、ワルを愛しちゃったことへの躊躇だとかとまどいとかがまるで表現されていなくて、駆け落ちでヴィクラムと家を出て行くシーンとか、深みがイマイチ。

●●●

で、ラグさまの役。

寝ている間にチンナー一派に誘拐されちゃったり、これでほんとに対立マフィアのボス?って疑問になるくらい、ときどきボケボケなボス。

彼のこの映画での見所は…、そうね、へっぴり腰な動きによるアクションかな。
すぐにヴィクラムにやり返されて倒されちゃったけど、ああいうラグさまのアクションをあまり見たことがないので、貴重だった(爆)

演技は、声の出し方などが、【Mudhalvan】(1999年)のときの悪徳州首相役とほとんど同じなんだよな~。
演出側がそういう指示を出したのか、ラグがこの役に新しい個性を出そうという意欲がなくて昔の演技の焼き直ししたのか。
どちらだかは知らないけど、とにかくラグさまの新たな役作り的なものが何も感じられず、彼が悪役をやったときの凄みが、他の映画のときよりも弱い!

わたし的には、ラグ様をこんな中途半端な使い方しないでくれー!と悲鳴状態です。

●●●

というわけで、わたしはあんまりこの映画は好きではありません。
でもヴィクラムのアクション自体は、結構見ごたえがあります(特に前半~中盤あたり)。
任侠ものが好きな方、一見の価値はあると思います。
オトコ気がギランギランに感じられますよ♪

でも、なんでタミルの人々は、こんな救いがなくて、人がじゃんじゃん死ぬ映画を、わざわざポンガルのお祭りのときに公開するんだろう?
日本人のセンスでは到底考えられないです。疑問ですわ。

(2010年5月3日 アインガラン社DVDで鑑賞。)

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