Indian Movies / インド映画の話

ディル・セや虎男であれこれ考えた一日

2017/11/26

昨日、新宿で「日本酒の会」という飲み会に行くついでに、歌舞伎町のシネマスクエアとうきゅうに行って、今頃ですが【ディル・セ 心から】の映画プログラムを買いました。

2000年8月のロードショーのとき、初日初回を観に行ったものの、驚愕のラストで呆然としたからか、プログラムを買うの忘れて帰っちゃったんですよね。。。
(シネマスクエアとうきゅうは、映画館で独自のプログラムを雑誌方式に編集発売していて、ディル・セもまだ劇場に行けばバックナンバーとして購入できるのです。)

今日プログラムを読みました。
【ディル・セ】は、プレス・シートの方は持っていたんで、内容はほとんど同じなのかなとか思ってたんだけど、佐藤忠男さんや辛島昇教授の文章などが加えられた上でいろいろと編集されていて、読み応えがありました。
ミュージックシーンが曲ごとにロケ地などを解説しているところが特にツボかも~!

あとは、シナリオ採録っていうのがいいですね。【ディル・セ】は日本ではVHSの発売はあったものの(現在廃盤)、DVD化はほぼ絶望的らしいので、日本語字幕付きで映画を観るのは今後は困難。
海外製のDVDを観るなら、このプログラムを手許においておけばかなり助かりますな。
(私は中古ビデオ屋でVHSを380円で買えたのでラッキーでした)

まだ未入手の方は、新宿にお越しになることがあれば、ぜひ。
(※映画館で通信販売もしています)

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話変わって、【パダヤッパ】や【Sivaji the boss】の1曲目で出てくるトラダンス、インドに実在するフォークダンスであることは、以前の日記に書きましたが、先日ともだちから、なんとこのトラ男を主人公にしたインド映画があるということを教えてもらいました。
ずいぶん昔にNHKで一度だけ放映されたという【虎男】(Bagh Bahadur、1989年・ベンガル語、その年のインドナショナルアワード受賞作)という映画。
今日、ついに観ることができました。

すごい切ない話だった。泣けた泣けた。
今年初めて、映画で泣いたかも。(【その名にちなんで】も、うるうるっとはきたけれど。)

日本人の私たちにはなかなか理解できない風習ではあるけれど、インドではカーストの関係で、フォークダンスで生計を立てるグループもあるらしい。そして他の仕事にはつけず、でもダンスだけでは生活ができず、お祭りでご祝儀がもらえるようなとき以外は定職ではない、日雇い労働をしていることが多いとか。

古典舞踊でもトップ中のトップダンサーでないと生活できないと聞くけれど、フォークダンスの世界になるともっとそれは深刻であろうことは想像に難くないわけですが。
でも虎男、生活できないことはわかっているけれど、虎のダンスに長い文化を自覚しているし誇りをもっている。
だからこその悲劇。

日本人なら、そんな生活できないものは趣味にして転職すれば?と思っちゃう不思議な世界だけれども。

ラジニのこの10年位の映画で2回も登場する虎男のダンス。
映画界でも何か深いオマージュみたいなものがあってとりあげられているんだろうか。
それとも、インド人から見てもなんだこのダンス!?みたいな視線もあっておもしろおかしく挿入されている部分もあるんだろうか。

虎男

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