Indian Movies / インド映画の話

Endrendrum Kadhal (エンドレンドルム・カーダル) | ヴィジャイ ランバー

2016/05/25

Endrendrum Kadhal

スイスには、インド人の中でもタミル人が実はたくさん居住してるそうです。 そんなスイスに、仕事で向かう若き有望なビジネスマン・ヴィジャイが、スイスに住んでるタミル人・ランバーと出会って、ちょっと【DDLJ】ちっくなスイス旅行をして恋が盛り上がり!、でも実はいくつも問題があって...っていうお話の1999年作品。 ランバーちゃんの絶頂期の頃なので、弾けるダンスやその身のこなし、それだけで十分見どころ。若大将・ヴィジャイもドスが効く演技ができるようになる前の頃で、さわやか青年でアクションがキレッキレ。 でも、この映画の見どころといえば、ラグヴァランがいいんですよ、実は!

Endrendrum Kadhal என்றென்றும் காதல் (エンドレンドルム・カーダル:永遠の愛)  (Tamil,1999)
原作・監督・音楽・制作:Manoj Bhatnagar
Dialogue: Crazy Mohan
振付: Ravidev アクション監督: Jaguer Thangam
編集:Saleem, 美術:Ramki, 撮影:K.S.Shiva, 音楽版権:Pyramid,
出演:Vijay, Rambha, Raghuvaran,Banupriya, Nizhalgal Ravi, M.N.Nambiar, Radharavi, Vishwanathan, Charle, Dhamu

あらすじ

 ヴィジャイ(ヴィジャイ)は大きな貿易会社の社長の息子で、若い有能なビジネスマン。
そんな彼が販路拡大のためにスイスに向かい、提携を考えているスイス在住のタミル人ビジネスマン・ナーガラージ(ニラルガル・ラヴィ)の家を訪ね、彼の妹・ミーヌ(ランバー)に出会う。
タミル人とはいえ、スイス育ちで外国ナイズされたミーヌとは最初は衝突。いやいやながらヴィジャイにスイス案内をするミーヌ。しかし、ヴィジャイのタミル人としての誇りを大切にする強い意志と正義感を垣間みるうちにミーヌは次第に惹かれていく。
 ナーガラージもヴィジャイを気に入り、二人の仲を認めるが、ヴィジャイにスイスに住むように強要した上、故郷のインドを侮辱するような発言をする。激怒したヴィジャイは、スイスに進出しないと言うと即座にスイスを後にした。
 ヴィジャイとミーヌの幸せを願う、ミーヌの従兄(ラグヴァラン)は、ミーヌを連れてインドに戻ったヴィジャイを訪ねる。
そこで彼は、ヴィジャイの姉(バーヌプリヤー)と、ミーヌの兄の過去の関係を偶然知ってしまい...。

Songs

♪ Endrendrum Kadhal — Hariharan
 ヴィジャイ登場ソング。この頃のヴィジャイは、アイドルジャンプをいっぱいしていたのね。バラタナティヤムを照れながら踊るところがヒジョーにかわいい。
♪ Take It Easy - Anuradha Sriram
ランバー登場ソング。彼女の「黄金の太もも」が炸裂するダンス!  撮影地:Europa Park(ドイツ)など
♪ O Thendrale — SPB, Anuradha Sriram
♪ Nadodi Nanba — Unnikrishnan, Chithra
ランバーのインド古典舞踊的振り付けが堪能できる曲。こういう優美ながらキビキビした舞を踊れた女優さんって、今どきあんまりいないなあと昔が懐かしくなってしまう☆
♪ Jalakku - SN Surendar, Sujatha
♪ Kangala Minnala — SPB, Chithra

【Take It Easy】ダンスシーンのスチール写真

【Take It Easy】ダンスシーンのスチール写真

ところで本編のBGMが、マドンナ主演のミュージカル映画【エヴィータ】(1996年)の1曲"Another Suitcase in Another Hall"、そのまんま、なんですけど... ご愛嬌といえるレベルなのか、分かりません;;;
(大・大・大好きな映画なので、インド映画に取り入れてもらえて光栄!?ってことに、しておこ...う...)

2016.3.30 むんむん’s コメント

昔(※下の13年前のコメント参照。)観たときは、正直それほど感動しなかったのだけど、タミル語が端々くらいは聞き取れるようになって、南インド料理だとかタミル文化についての知識もちょっとふえてきた2016年の今、見直してみたら、1990年代のよさ、みたいなものがとても感じられるイイ映画でした!
【ムトゥ踊るマハラジャ】みたいに、何のインドに対する知識がなくても突き抜けて楽しめちゃうインド映画に較べると、ちょっとタミル映画に見慣れてからこの映画を見るのがおススメかな、という感じですけども。

ぜひ、【アルナーチャラム 踊るスーパースター】あたりを観た後で、観てみてほしいな、コレ。
ミーナ見てても思うことだけれど、ランバーも、ラジニカーントという大スターとの共演作が代表作になるんだろうけど、自身と世代が近いヒーローと共演したときの方が、圧倒的に弾けてる...!

↑これは、映画2曲目。ランバーの登場ソング。
この腰のキレ具合! 現代ものなダンスでも、インド古典舞踊をちゃんと修めた女優さんならではな、指先までがしなやかで優美な、身体の使い方!
ダンスじゃないシーンでも、ランバーの仕草や、サリーの着こなしが、いちいち優美でキレイなんです。しかもティーンエイジャーの溌剌さも出てて。これをキュートと言わないで何がキュートなんだ!?ってぐらい。 自分がインド映画を大好きになったきっかけが、【ムトゥ】でラジニにノックアウトされたこともさることながら、ミーナというインド古典舞踊を習得した人ならではな「様式美」みたいなものにも胸をキュンキュンさせられたから。
ランバーは【アルナーチャラム】でセカンドヒロインだったからか、持ち味を発揮する場面が少々少ないんだけども、この【Endrendrum Kadhal】では、ドッカーンときてますっ。

こういう感じの佇まいの美しい若い女優さん、2010年代の今、タミル映画界にあんまりいないんですよね。ナチュラル志向、といっちゃえばそれもありなんだけども、せっかくインド映画で活躍しようと思ってるなら、自国の文化であるインド古典舞踊をちゃんと習ってからデビューすればいいのになあ、と思っちゃう、身のこなしがあんまりキレイじゃない女優さんが、なんと多いことか。

ヴィジャイとランバーが一緒に踊るシーンがあんまりないんだけども、二人揃って山で踊ってるようなところでも、二人とも仕草がすごくキレイなんだなあ。(ちょっとキレイすぎてパンチがないのは、玉にキズ?)
ヴィジャイがランバーのサリーを着付けするシーンなんかも、優美でそれでいてエロくていいです。

●●●

Wikiでこの映画のページを見ると、これって「低予算映画」ならしい。映画の半分近くがスイスロケなのに!? スイスはロケ地誘致に積極的というけれど、スイスで撮った方が安かったのかしら??? 
でもステキですね。時期的に、シャールクの【DDLJ】(1995年)がヒットした後に製作してるから、同じスイスロケ映画として見比べて見るのも楽しいかも。

インドの方はお屋敷内のショット(=スタジオ内での撮影)が多くて、風景的な見どころはあんまり、ない、かも?

ジュネーブやスイスの西側を中心にロケしたんでしょうか。ネット上でこの映画のロケ地情報がほとんどヒットしないので、これからロケ地探求をライフワークにしたいと思いますw

●●●

ヴィジャイはタミル文化を大切にしてるおうちで育った、という設定です(そんなヴィジャイに「タミル人としての誇りはないのか?」と説教されてランバーは惚れちゃうのですが。ヴィジャイ映画の王道。笑)が、ランバーがインドにやってきたときに、ヴィジャイのパパ(M.N.ナンビアール)たちが「南インド料理作れる? サンバルは? ほら、ラッサムの前に食べる料理だよ」と言うシーンがあって。
そうかー、やっぱり、サンバルって、ラッサムの前(=ミールス等で、サンバルを一番最初に食べる)に食べるものなんだな、と妙に納得してしまいました☆

2003.7.31初稿時のコメント(注:ヴィジャイファンになる前です。笑)

見所)
●美しいスイスの風景がたくさん。ヴィジャイ達と一緒にスイス旅行気分♪
●珍しく?悪役じゃない、コミカルなラーダーラヴィの演技。
●ラグヴァランのプロポーズ。
●ランバーが説教臭いヴィジャイに惚れていくところ。(クサすぎ)

 前半は美しいスイスの風景をバックに、燃え上がる在外インド人(ランバー)と在印インド人(ヴィジャイ)の恋。後半は舞台をインドに移して二人のそれぞれの肉親の過去と相まって、いろいろな問題が持ち上がるけど、最後はやっぱり「愛は永遠さ~♪(endrendrum kadhal)」と、ハッピーエンドなお話。

 悪役があんまり強くないので、ヴィジャイのアクションシーンの必然性があんまり感じられなかったり、唐突すぎる展開が多い気のする映画でしたが、部分部分的にはおもしろいシーンが結構あったので、まあまあよかったかな。
 ヴィジャイもランバーもダンス上手いし、ランバーちゃんが太ももパワー炸裂でかわいかったし。 ヴィジャイが、若いのに、かなり説教臭いのには笑えた。その説教臭さにイチコロになってしまうランバーも。なんじゃそりゃ、それで恋に落ちちゃうもんかいぃ!と画面に向かってツッコミ入れちゃった。

 ...しかし、この映画の真の見所は別にある。 ラグヴァラン様よ、やっぱし♪ 地味ながらこの映画の鍵を握る役回りで、でも悪役やってるときのようなインパクトが全然ないのが、残念なところではありますが。
 映画の中で、ラグが誰かにプロポーズするのを、初めて観た!(笑) (しかも、最後に祝福されるんである。ラグ様、幸せになってネ、とつい祈ってしまった) ラグ様は悪役か、悪役じゃなくても、既に結婚してる役を演ずることが多いので、これはレアではないでしょうか? ラグが意を決してプロポーズするところは、息を呑んで見ました。 これを見ただけで、充分満足なのであります!

 ■2003.11.10 追記
 私のタミルダンスの師匠、バラさんが、アシスタント・ダンスマスターとして、最後の曲を振付しています。とはいえ、この曲は、物語の進行上、ヴィジャイが踊らないのでちょっと盛り上がりに欠けるのですが...。(ランバーちゃんはかわいいよ♪)

★ラグの役★
 ラグはランバーの従兄で、従妹とヴィジャイの幸せな結婚を手助けしようと心を配る役柄。地味ながら映画のクライマックスの鍵を握っている。珍しく、ラグがプロポーズするシーンもあり。

(2003.7.13、ピラミッド社DVDで鑑賞。2003.7.31記)

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