Indian Movies / インド映画の話

4年ぶりのインド!(【Nanban】を観に♪)

2016/01/11

Nanban Cutout in Bengaluru
Vijay "Nanban" Cutout at Bengaluru Theatre
S.シャンカル監督×ヴィジャイの【Nanban】のカットアウト(看板)@バンガロールの映画館前

わなっかん!

2007年以来、4年ぶり(ほとんど5年?)にインドに行ってきました!

インドに行っていない間も、ヴィジャイ映画はマレーシアやシンガポールの映画館で(【Kavalan】をのぞいて)全部(!)鑑賞してました。

マレーシアやシンガポールで観るのも、その土地ならではの楽しみがたくさんあって、大好きですが、その映画の作られた国・インドの映画館で観るのは、また格別。

今回、この映画をバンガロール、チェンナイ、クアラ・ルンプール(KL)の3箇所で観ました。
日本でも映画祭で公開された、アーミル・カーン主演【3バカに乾杯!(3 idiots)】のタミルリメイク作品です。
【Nanban】は原作にほとんど忠実にリメイクされていて、タミル版ならではの大きな仕掛けとか驚きとかはありませんでした。
シャンカル監督ならではなタミルなひねりがあるのか、と期待してたんですけどネ。

ところが!
これが実に爽やかにナチュラルに撮られていて、何回観ても飽きなかった!
それどころか、何回観ても、どんどん味がでてきていい感じ!
わたし的には、原作の登場人物たちのそれぞれの不気味なまでの強烈なキャラクター作りよりもタミル版の方がツボに入りました。
(原作が名作であることは、言うまでもないですけどね!)

ヴィジャイの演技がめちゃくちゃナチュラル。
彼の近年の映画でいつも見られる、大げさなまでの目ヂカラとアクションとスーパーパワーぶりが、今回封印されてました。
これって、ヴィジャイ映画としてはとんでもない異色作だよ。
でも、アクションなしでも、目ヂカラなしでも、こんなに魅力的だなんてー!
(【Kaavalan】でもアクションや目ヂカラが控えめだったけど、【Nanban】はそれを大幅に上回る控えめぶり。
しかもそれが地味だとかに感じられるのではなく、見終わってみて、そーいやアクションがなかったなあとか思うほど、映画に吸引力があった!)

こんな風に、リメイクとはいえ、ヴィジャイの新境地をナチュラルに開拓し成功させてしまった、シャンカル監督に脱帽です。

ただし、アクションなしでも、目ヂカラなしでも、ダンスシーンは最高よ♪♪♪
3バカとして共演のシュリーカーント、ジーヴァーも素晴らしかった。
校長先生のサティヤラージ様は、事前の期待以上に、コミカルに大熱演。間の取り方とかうますぎ。
サイレンサー役のサティヤンも、特別出演のS.J.スーリヤも、ばっちり決まってました。

シュリーカーントもジーヴァーもサティヤラージもS.J.スーリヤも、みんな普段は主演映画にしか出てないのに、今回ヴィジャイのサブに回ってる。
オールスター映画だとか、こういう場合、インド映画だとそれぞれの持ち場を盛り上げようとするあまり、映画全体として冗長になりがちだったりするもんですが、この映画はとてもまとまってました。(原作より長い、3時間超の映画になってますが。)
いい撮影現場だったんだろうなあ。

リメイクとはいえ、シャンカル監督はすごいなあ。
シャンカルは若者のみずみずしい感性だとかを描く映画が実にうまい!
(【Kadhalan】や【Boys】、【Jeans】(ジーンズ 世界は2人のために)みたいな作品)
彼の本領は【Indian】(インドの仕置人)、【Mudhalvan】、【Anniyan】みたいな映画に代表されると思うけれども、そういう映画の間には、軽いタッチの若者映画をはさんできたりしますねえ。

ラジニカーント主演【Enthiran the Robot】(ロボット)の製作中に【3 idiots】を観て、自分でぜひこれを(初の)リメイクしたいと思った」、とシャンカル監督は語っていました。
根を詰めて心血注ぎまくって何年もかけて完成させた【ロボット】の後に、この軽いタッチで【Nanban】をさくっと作ってみたかったというのは、なんだか分かるような気もします。
(本作品は、シャンカル監督にしては、ものすごいスピードで作られて完成。たぶん1年かかってないもんね。)

●●●

。。。と、書きたいことはいくらでもあるのですが、またおいおい。

この写真は、今回のインド旅行でわたしが目撃することのできた、唯一のインド(タミル)映画のカットアウト(大きな切り抜きタイプの看板)です!
バンガロールのタミル映画専門映画館で撮影しました。
カーヴェリ川長治さん、ご案内ありがとうございました!彼の鑑賞記事はコチラ

今回、子連れ旅行なこともあって、看板探しにあまり出歩けなかったのもあるんだけど、4年ぶりのインドは様々なことが大きく変わっていて、チェンナイではほとんどカットアウトを拝めなくなっていました。
デジタル印刷で作成されたタイプの大きな映画看板も、かなり数が減っていたと思います。

10年前なら、「インド映画名物のカットアウト」を観にインドに行く、ぐらいの勢いだったんですけど、ちょいとサミシイ。
でも、バンガロールで拝めてよかった!

カットアウトは減ったけど、映画館の事情は格段によくなりましたね。
シネコンの居心地のよさといったら!
シネコンで観ても、指笛だったり、大歓声があがったりして、インドで映画を観てるんだなあ~、と実感しちゃいました。

わーい、やっぱり、インドはいいな!
インド映画はいいな!

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