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2001年7月31日、インドのチェンナイで、27日から公開されたばかりのこの映画をカマラ劇場で観てきました!
(2001年8月作成)
監督:プラヴィンカーント Pravinkanth
音楽:A.R.ラフマーン A.R.Rahman
(ラフマーンが久々にタミル映画で手掛けたという音楽、とてもいいです!
でも、5曲中、2曲がヒンディーのリメイクだったりする…)
俳優名 | どんな役 | 俳優のせつめい(ラジニ寄りです) | |
プラシャント Prashanth |
ヒーロー:ムールティ (当初、アジットが主役の予定だったとか…) |
日本では映画、”JEANS”の主役でおなじみ。さわやか系なんばるわん。別名「愛の貴公子」。 | |
ジョーティカ Jyothika |
ヒロイン:プリーティ (大学生) |
2000年、タミルで一番売れに売れまくった女優。姉ナグマを完全に喰ってます。親しみやすい笑顔が魅力。 でも、タミル語はできないので、いつも吹き替え。 |
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ラグヴァラン Raghuvaran |
敵役(プラシャントの命を狙う) | “バーシャ”のマーク・アントニーを彷佛とさせる、おまぬけな敵役を今回も演じてます。そこがまた、とってもチャーミング!(笑) 子供を失った父親の哀しみを漂わせた演技が光ります。 |
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ヴィジャイヤクマール Vijaya Kumar |
ヒロインの父の姉の夫=ヒロインのおじ(悪い人) | “バーシャ”でマニカムの父役だった彼は、今回は策略家。 というか、この方は悪役も多く演じてるみたいですね。 |
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ラメーシュ・カンナ Ramesh Kanna |
ヒーローのともだちで、エージェントをやっている | “パダヤッパ”で、センディルと共にパダヤッパの片腕を演じました。 “ムトゥ”でも、ムトゥを舞台に上げるシーンに出てます。 |
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アヌモーハン Anu Mohan |
? (笑わせる役) |
“パダヤッパ”で「ヘビ塚おやじ」として日本でも大ブレイク(?) この映画でも大笑いさせていただきましたが、今のところ、何の役だったのかさっぱりわかりません。 |
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マニバンナン Manivannan |
ヒロインの父 | “パダヤッパ”で、パダヤッパの父の弟で、前半は強欲だったのが、後半で改心してパダヤッパと和解する役を演じた人。 2000年度の映画出演本数が10数本で、他の俳優をおさえて第一位だったそうです。 |
※この作品は、プラシャーントとジョーティカの初共演作になります。
あらすじ |
かつて、ラグヴァランの目の前で、彼の幼いひとり息子が山賊に火あぶりにされて殺された。 この残忍な殺人を裏で糸を引いていた(というか黙認していた)のが、役人のヴィジャイヤクマール。 そして10数年後、ラグヴァランはヴィジャイヤクマールの息子を殺すことで息子の仇を打とうと、なりふりかまわぬ身なり(髪の毛を伸ばしっぱなし=長髪のヒッピー姿!)のヒットマンへと変貌を遂げていた。 ヴィジャイヤクマールは自分の息子に危険を感じ、息子をインド国外に送り、毎年息子を訪ねていた。 ヴィジャイヤクマールは一方で策略を思い付く。牢屋に入っているプラシャント(何故入ってるのかは不明。お金のために誰かの身替わりになっているらしい)を「自分の息子だ」と公表し、プラシャントをスケープゴートにする作戦。 なんとも身勝手な作戦、しかしプラシャントは自分の命が危ないことも知らずに、自分と恋仲になったジョーティカのおじの頼みだからと、ヴィジャイヤクマールの息子のふりをすることに。 こうして、ラグヴァランの数々のプラシャント暗殺作戦が展開されるが、偶然などが重なって、いつも未遂に終わる。 そうこうするうちに、ヴィジャイヤクマールの息子がインドに帰国。 さあ、プラシャントは助かるのか!? ジョーティカとは結ばれるのか!? |
←なぜか、牢屋の中で、神様ポスターを貼りまくり、お祈りグッズも完全装備のプラちゃん。 「バーシャ!」の中で、インドラン(アーナンダラージ)がこんなふうにお祈りしていましたねえ。 プラちゃんは、オーム、シャクティシャクティ…とは言ってなかったと思う。(笑) しかし、なんと優雅な牢屋!「バーシャ!」のマーク・アントニー(ラグ様)は、ボンベイの牢屋でボロ布のようになって暮らしていたのに、プラちゃんは牢屋の中でもさわやかです♪ちょっと精悍な顔つきしてるけどネ。 |
当初、一番のお目当ては、長髪のラグヴァラン様でした。
ポスターや看板で彼のそのすごいルックスに釘付けになり、プラちゃんも出ていることだし、もう観たくてみたくてたまらなかったのですう!
映画館で、プラちゃんやジョーティカの登場したときの歓声もすごかったけど、ラグ様が登場したときも観客の歓声があがり、感動しちゃいました…。
脇役だけど、こんなにラグ様って人気者だったのね。(うるうる)
ああ、チェンナイに来てよかった。
しかししかし、この長髪は強烈。一度見たら忘れられません。ラグ様のファンは要チェックだ!
強烈すぎるおかげで、映画評では、ラグ様のそのルックスはとっても不評。
すごくかわいそうな役なのに、彼の役はギャグになっちゃっているというか、評論家は
「みすぼらしい印象を与える。」
「かかしのようだ」
「ラグヴァランのようないい役者になぜこんなかつらをかぶせる必要があるのだ」
「ラグヴァランの上手い演技をかつらが殺している」
「演技のウマさを発揮できる機会を失っている」…
一理あります。そのルックスに気をとられて、演技を堪能できなかったかも。
でも、私はその長髪も気に入りました(笑)。
ルックスは酷評されていましたが、ラグ様の演技は評価しているサイトもありました。(Tamil Movie Reviews)←ココのレビュー、詳しいです。キツイことを書いてますけど…
ところで、プラちゃんもアクションとダンスがめちゃくちゃステキだった~(うっとり)。
この映画で、私はプラちゃんにかなり惚れました。
スタントなしで、自分で全部アクションをこなしてます。
足がよくあがるので、観ててキモチがいいです。
アクションの合間のコミカルな演技がこれまた絶品!
今後、どんな演技を見せてくれるようになるのか、先がとっても楽しみです。
ジョーティカにアタックするストーカー・プラちゃんがとってもキュート!
めでたく両思いになった後のジョーティカとのダンスもこれまたステキ~~~♪
(左の写真の衣装の袖はめちゃくちゃヘンだと思うけど、やっぱりステキだ!)
そして、気がつけば、ラジニ映画のファミリーも続々登場。
劇中、ラメーシュ・カンナが「パダヤッパ」を観るシーンまでありますっ!
ラジニファンの心もくすぐりまっせ。
なんか、Chennai Online やCinesouth などのサイトでのこの映画の評価は散々です。
正直言って、(字幕なしで意味が分からなかったこともありますが)ストーリー的には理解できないことが多かったです。(何故プラちゃんが牢屋に入っていて、それなのに何故出所するのかなど)
この映画、傑作!と声をあげるには苦しいものがあります。
けっこうごちゃごちゃしていて、キャラクター設定もきちんと掘り下げていないのかもしれません。
でも、プラちゃんの魅力に触れたり、ラグ様もよかったし、ラジニ映画ばかり見ている私にもおなじみの俳優さんがたくさん出てくることもあり、私はとても、楽しめました。
まだDVDを入手していないの(もう発売されているらしいんだけど)で、ラグ様たちの劇中の画像をアップできませんが、次のページでは、チェンナイでのこの映画のポスターと看板(ラグ様の長髪アリ!)を特集しまっす!
早くDVD欲しいなあ~♪
■この映画を観た次の日、プラシャントに再会。
実物のプラちゃんはほんとにまぶしくて、恥ずかしくって目を合わせられませんでした…キャッ(はあと)
※このページの写真は、主に”STAR”オフィシャルサイトから転載いたしました。
出演者、あらすじ、映画評等の情報は、 [Chennai Online] [Cinesouth] [Tamil Movie Reviews] を参考・引用させていただきました。
(2001年8月の文章をそのままにしています。2003年3月現在、DVD購入、鑑賞済みですが、画像キャプチャする気力なし…。
でも、いい作品だと思うので、ぜひ、みなさんの目で確かめてくださいませ♪)
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