【カンナッティル・ムッタミッタール】

今日も小田急線でタミル語講座〜。
今日も贅沢してロマンスカー!と思ったけど、講座開始に間に合うロマンスカーは満席だった...ちっ。
しかし、急行に乗ったら、昨年からタミル語講座に急行に乗ってるけど、初めて座れた。すごくうれしい〜。ささやかな幸福とは、こういうことだわ(笑)

今日は講座の前半1時間強が、先々週から見ている【カンナッティル・ムッタミッタール】をインターミッション以降の後半全部鑑賞。

後半部分はスリランカでの戦闘シーンが炸裂。
マニラトナムが撮ると、ほんとに画面がキレイ。
ラストシーンはマニラトナムになんかありがちな説教くささがやや影をひそめていて、よかったです。
この映画は、子役(パルティヴァンの娘さん。パパと目もとがめちゃめちゃそっくりだぞ!)が主役のマダヴァンやシムランを喰っちゃった、という評判のようだけど、私個人としては、シムランの演技がすごくよかったです。

それから、チェンナイであっても、すぐ隣の国スリランカでのタミル人の内戦はあまり実感がないんだな、だからこそ、マニラトナムはこうやって映画の題材に使っているんだろうけど...。
(そう考えると、印パの緊張だとか、カシミール紛争もタミルではおっとりと構えて見ているというのも、分かる気がする。)

でも、見るべきところはたくさんあるし、おそらく今年のタミル映画のベスト3には入る映画なんだろうと思われるけど、戦争映画の視点から考えると、ちょっとマニラトナムにしてはリアリティが弱い感じがした。
(テロリストが潜伏する戦場のそばに泊まっているのに、ふらふら散歩しちゃうとか...)

次は日本語字幕付きで見たいです。東京ファンタスティック映画祭で上映が実現することを切に願います!
あ、ラジニの【Baba】もネ!