先週末は

先週、うちのAVアンプが不調になり、ダーリンが買い換えたもの(中古品だけど)が土曜日に届いた。
音がずいぶんよくなっててねえ、ポールのアナログミニアルバム【Amoeba Secret 12 [12 inch Analog]】を聴いたら、ぶっとびましたの!
(このLP,一般的なLPよりも重量感もあるし、12インチで4曲しか入ってないからいい音だと予想されるところだったけど、ここまでよい音とはっ。以前CDで聴いたときより全然感動した。)

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夜、じゃあLPの次はなんかDTSなものを再生してみよう、ということで、
昨年から観たいと思いつつ、やっと夏に通販購入した、カマルハーサンの【Dasavatharam】を観たのさ。

すげーおもしろかった!

どういう話だか理解はできなかったけど、さ(爆)

カマルハーサンが一人10役やる、ということで昨年の一番の話題作だったタミル映画。
しかも、冒頭に「一人10役を演じた世界初の映画」とくどくど表示された時点で、かなりツボ。
(ほんとに調べたのかー!?)

おもしろすぎたので、後で絶対サイトの方にも感想をあげるつもり!

カマルが一人何役やろうと、芸達者のカマルだからなー、できて当たり前じゃん、ってつい思いがちなんだけど(ヴィクラムも、【Anniyan】で3役やったけど、観る前はだから何?と彼ならそれぐらい普通にやれるでしょ、と思ってしまった。)、オープニングのクレジット見てびびったね。
原作も脚本も全部、カマル自身によるもの。
カマルが自分で10役やりたくて作ったのかー、へー、ってな感じで観始めて、見終わったときには、
「カマルの頭の中はどうなってんだ!すごすぎる!」

北野武監督の【監督・ばんざい!】を見たときの、訳わかんないけど圧倒された、おもしろかった、と思ったときの感激にかなり近い。
これは、カマルにしか作れない映画だ、って映画を観た感じ。
カマルのアイディアを映像化した、K.S.ラヴィクマール監督も天晴ですわ。

あと、ナーゲーシュがこの映画が遺作とのことでしたが、実に元気でファニーなおじいちゃん役でした。
死んじゃうおじいさん役とかも近年演じてたからね、(【Kadhal Kondain】とか...)そういう作品が遺作になるんじゃなくて、この元気な姿が最後、っていうことが、わたしはとてもうれしかった。

では、また感想は後ほど〜。

アンプの買い替え甲斐のある、よい映画を観たな!