【NAYAK 〜真実のヒーロー】の放送はどうでした?

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昨日、以前の日記でお知らせしたとおり、Tokyo MXで【NAYAK 〜真実のヒーロー】が放送されたようですね。

実は、うちの日記にいつもの10倍近くのアクセスがありました。
び、びっくり。

観た方々が、情報を求めて検索されていたのでしょうか?
やっぱ、【スラムドッグ$ミリオネア】の司会者役アニル・カプールが主演していることや、A.R.ラフマーンが音楽担当だったことで注目度がアップしてたのかしら?

観た方が、おもしろかった!と思って検索していてくれたなら、とてもうれしいのですけれども。

わたしが見た関西テレビの放送よりもTokyo MXの放送時間が短かったようなので、さらにカットシーンが増えてるだろうし、それでも楽しめたのかな?ソングシーンは何かしら放送されたのかしら?
...とMXが受信できなかったわたしはちょいとやきもきしています(笑)
誰かご親切な方、コメントでもなんでも、教えてくれるとうれしいです。

それから、おもしろかったならぜひ、カットされていない完全版のDVDを入手してちゃんと観てみてください♪ (輸入盤ならamazonでも買えます。→【Nayak: The Real Hero [DVD] [Import]】)
そしてそして、ぜひ、【NAYAK】より絶対もっとおもしろい、オリジナルの【Mudhalvan】(タミル語、1999年)も観てね。
今、タミル版の版元・Ayngaranで【Mudhalvan】、お安くなってますし!(笑)


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ところで、この数日のネット上のテレビガイド等で【NAYAK】のあらすじみたいな解説が更新されてるのを見たんですけれども、映画を観てない人が書いたんじゃないですかい?

この映画のストーリーはインドの実話をベースにしてる、とか書いてありましたけど、そんなこと聞いたことないぞ。
(インド州首相の話で実話をもとにしてる映画は、マニラトナムの【ザ・デュオ】ですよ。ごっちゃにしてない?)
もちろん、シャンカル監督は意味のない暴動などに常日頃怒りを感じて映画を作ってるわけで、参考にした暴動事件はあるかもしれない。でもそれって、実話をベースにしている、というのとは違うでしょう、ねえ。

wikipediaによると、1977年にニクソン米大統領がフロイト氏のインタビューに応じた英テレビ放送(ウォーターゲート事件について、この番組で初めてニクソンが自分の罪を認めアメリカ国民に謝罪したという、歴史的インタビュー)にインスパイアされて作られたものみたいです。これについては納得ですが。
→そしたら、このインタビューを題材にした、まさに【フロスト×ニクソン】って映画が昨年公開されてたんですね!
今知った。観たかったなあ。

TOKYO MXのテレビ番組表に書いてあった解説を備忘録として転記。

20:00〜22:00 映画「NAYAK〜真実のヒーロー」

【監督】シャンカル【出演】アニール・カプール,ラーニー・ムケルジー,アムリシュ・プリ,スシュミター・セーン【音楽】A.R.ラフマーン アカデミー賞受賞作品「スラムドッグ$ミリオネア」と同じ音楽監督(A.R.ラフマン)、同映画に出演したアニール・カプールが主演の話題作。インドの実話がベースであることや、インドのスラム街を描写しているところなどの共通点が多い。�(あらすじ)シバージ(アニール・カプール)はテレビ局のカメラマン。地方取材に出かけた際、州首相のバラジ(アムリシュ・プリ)に勇気を出して直訴する少女マンジャリ(ラーニー・ムケルジー)に、一目惚れ。彼女の美しい表情を盗み撮りしてしまい、それを知ったマンジャリは激怒するが、その映像の素晴らしさに魅せられ、ジバージに好意を持つようになる。�あるひ、チェンナイで起きた大暴動をスクープしたことで、シバージはテレビ局内でシニア・レポーターに昇進し、番組で首相と対談するインタビュアーに抜擢された。番組内で州首相に鋭い切り込みの質問を浴びせ、首相を窮地に追い込む。激怒した州首相は「それならお前も一日首相をやってみろ!」と啖呵を切る。

※あらすじを知りたくてこのページまでやってきた方へ:
【Mudhalvan】とストーリーは同じなので(役名は違いますが)、うちのサイトの【Mudhalvan】のページも確認してみてくださいな。